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【ゆうゆうLife】認知症の運転中止 家族向けマニュアル作成(産経新聞)

2010-03-19 10:11:03 | 日記
 高齢の親の運転が心許ない。やめさせたいが説得できない-。介護経験のある家族には珍しくない悩みだ。国立長寿医療センターの荒井由美子医師らのグループが、こうした家族向けに「支援マニュアル」を作成した。認知症の原因となる疾患別に、運転で生じる問題点なども解説。患者と家族の側に立って、運転中止に向けたアドバイスをしている。インターネットで無料ダウンロードできる。(佐藤好美)

 「のんびりいこうよ」を連載中の漫画家、赤羽みちえさんは父親の生前、運転をやめさせようと苦労した一人だ。その思い出は、今も赤羽さんに一抹の痛みを引き起こす。

 最初に父親の運転が怪しいことに気付いたのは母親の入院中だった。赤羽さんを助手席に乗せて病院へ向かう途中、父親が道を忘れたり、間違えたりしたのだ。「最初は年のせいかなと思いました」と赤羽さん。だが、前日に話したことも覚えていないなどの症状が出て、母親のケアマネジャーから検査を勧められた。しかし、父親は病院に行こうとしない。「父に『健康だと確認するためにも脳ドックに入ってみない?』などと誘いましたが、だめでした。知るのがショックだったんだと思います」

 運転をやめさせたいが、車がなければ買い物もできない。一念発起した赤羽さんは自ら運転免許を取った。「田舎だから切実でした。私が運転できれば、やめてくれるかと思ったし、『買い物の都度、車を出すから』とも言いましたが、隠れて乗るんです。いっそ、年齢で区切って強制的に免許を取り上げてほしいとまで思いました」

 ある日、車を門柱にこすった事故を知った赤羽さんは、父親を懇々と説得。父親は「分かった」と答えた。しかし、その2日後に亡くなった。赤羽さんは「家族で旅行するときも、運転は大抵お父さんの役目。免許は父にとって本当に大切な物だったんだと思います」と話している。

                   ◇

 ■「車なしの生活」に道筋 運転に代わる楽しみを

 ドライバーが認知症の場合、公安委員会は免許を取り消すことができる。また、75歳以上の高齢者は免許更新時に認知機能検査を受けることが義務付けられている。しかし、運転継続は比較的若い認知症患者に見られることもあり、家族の悩みは切実だ。

 「認知症高齢者の自動車運転を考える 家族介護者のための支援マニュアル」を作ったのは、国立長寿医療センターの荒井由美子長寿政策・在宅医療研究部長ら5人。いずれも認知症などを専門とする医師や研究者らだ。

 作成の動機を、荒井部長は「認知症の症状が進行してくると、運転を継続することはご本人の安全の観点からも難しくなってくる。しかし、車がないと通院もできない地域もある中で、車なしでの(日常)生活の道筋をつけられなければ、運転を中止したくてもできない患者さんやご家族も多い。認知症という病気についても、よく理解されていない。ご家族だけではなく、自治体や運転免許センターなどが共通認識を持ち、患者さんやご家族を支援する環境を整える一助にしたかった」と言う。

 マニュアルでは、認知症の原因疾患別に運転行動を解説。本人と家族の第一歩に「正確な診断を受け、病気をよく理解すること」を挙げた。

 運転中止が難しいのは、本人に危険性の認識がないためとはかぎらない。地方では運転は暮らしの生命線だから、運転を中止するには通院や買い物の“足”を探すことも重要だ。

 マニュアルでは、代替案として、病院や福祉施設の送迎バス▽乗り合いバスや予約制乗り合いバス▽介護タクシーや福祉タクシー-などを挙げた。また、親族には週末の買い物に一緒に出かける工夫を求め、食材や生活用品の宅配サービスの利用検討も促した。

 さらに、「運転が生きがい」というケースも少なくない。荒井部長らのアンケートでは、運転の目的を仕事や通勤、買い物などの「移動手段」とした人は7割。半面、「楽しみ」「生きがい」「自立を示すもの」などとした回答も3割に上り、特に高齢者にその傾向が強かった。

 このため、車に代わる楽しみを見いだすことも重要だ。マニュアルは、生きがいづくり活動▽老人クラブ▽介護予防教室▽生涯学習▽住民交流▽温泉施設への送迎付きサービス-などを示した。運転に代わる楽しみを探るだけでなく、運転中止による活動量低下を防ぐ効果もありそうだ。

 運転中止ができても、認知症の人は運転をやめたこと自体を忘れてしまうこともある。主治医に運転中止に関するメモを書いてもらい、冷蔵庫など目につくところに張っておくなどのヒントも示されている。

 マニュアルにも、運転中止の“切り札”はない。しかし、こうしたマニュアルが出たことについて、冒頭の赤羽さんは「父にとって免許がどれほど大事なものか、私は亡くなるまで気付かなかった。それが分かるだけでも、家族はきっと慰められると思います」と話している。

                   ◇

 「認知症高齢者の自動車運転を考える 家族介護者のための支援マニュアル」は次のURLからダウンロードできる。http://www.nils.go.jp/department/dgp/index-dgp-j.htm

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J-ALERT、6市で誤作動=チリ地震の津波注意報で-総務省消防庁(時事通信)

2010-03-17 19:02:34 | 日記
 チリ大地震による津波発生の際、ミサイル攻撃や災害などの情報を瞬時に伝える総務省消防庁の「全国瞬時警報システム」(J-ALERT)に、5県6市で誤作動があったことが9日、分かった。発令した津波注意報を解除するとき、誤って注意報を再度放送していたというもので、いずれもシステムの不具合が原因という。消防庁は今月中に改修する。
 誤作動があったのは千葉県勝浦市、神奈川県茅ケ崎市と小田原市、静岡県下田市、三重県鳥羽市、宮崎県串間市。正常時は、警報や注意報を解除するときは放送をしない仕組みになっている。
 消防庁は、J-ALERTを2010年度中に全地方自治体に整備し、災害時の情報伝達手段として積極活用する方針。今月1日現在、282市区町村で整備している。 

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首相の公邸入居費用、さらに清掃費など280万(読売新聞)

2010-03-16 12:44:18 | 日記
 鳩山首相が公邸に入居した際にかかった費用が、政府が公表した413万円ではなく、実際は約700万円にのぼっていたことが10日、政府関係者の話でわかった。

 清掃費など約280万円を含めなかったためで、「過少申告」との批判が出そうだ。

 政府は9日の閣議で、障子の張り替え、フローリングの床の補修などの「内装補修」に計約413万円を支出したとの答弁書を決定した。答弁書は、これまでも首相交代の際は「点検・清掃」や「内装補修」を行ってきたとして、安倍元首相の場合は約222万円、福田元首相は282万円、麻生前首相は382万円を支出したとした。

 鳩山首相の場合は「内装補修」だけを公表し、過去3代の首相の支出額には含めた「点検・清掃」費約280万円を外したことになる。「点検・清掃」費を除いた過去3代の首相の支出額は数十万~百数十万円にとどまっている。

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2010-03-11 17:11:28 | 日記
 ■失われた多様な文化を見ないと人間は傲慢さに征服されてしまう。

 --5年越しの調査でお墓を発見された瞬間は「ヤバイッ」と。その後はいかがでしたか

 関 そこからがまた大変。墓は直径1メートル、深さ2メートルの縦穴で、その底にある骨や副葬品を一つずつ引き上げたのですが、穴に入り込んで骨のすき間に足を置き、穴のくぼみに尻を置き、夜通し20時間くらい作業しました。足は震えてけいれんするし、ときどき学生に「肩もんでくれー」とお願いして。最終的に全部取り出すのにまる5日かかりました。

 --大変ですね。発掘では最新の機械などは使わないのですか

 関 レーザー光線を照射して距離を測ったり高さを出したりする機械はありますが、発掘の基本は手作業でなかなか機械化できないんです。

 --現場での必須アイテムはありますか?

 関 いつも「マイ道具」を布袋に入れて持ち歩いています。まず焼き鳥のくし。ほどよい弾力があって、細かい作業にはあれが一番いいんです。昼ごはんの後はつまようじに使えるし。

 --それは意外(笑)

 関 カニの身をほじくるやつとか、先が二またになっている雑草抜きもいい。木のはしをナイフで好きな角度に削った“マイはし”もあります。あとは大小の絵筆、ほこりをとばすブロワー、移植ごてなどです。ひまなときにホームセンターに行って使えそうなものを選びます。

 --そんな愉快な道具たちを使って取り出して…

 関 はい。取り出した後にもいろいろあります。今や考古学は墓が出ました、骨が出ました、金が出ました、はい終わりじゃない。調査チームには土を調べる地質学者や、骨を調べる形質人類学者、食べ物を調べる専門家などがいて、出土品や骨を詳しく分析します。

 --例えばどんなことがわかりますか

 関 人間の骨を調べれば、その人が何を食べていたかが分かります。骨のコラーゲンなんかに“記憶”が残っているんです。さらに自然死か、病死か、殺されたかも骨を調べればだいたい分かる。『貴婦人』はどうかなあ。殺されて埋葬されたか、死んだ人を別の場所から連れてきてまつったか…。詳しい調査はこれからです。

 --古代のミステリーですね

 関 ええ。今回面白かったのは、地質学者の先生と神殿を構成する石がどこから運ばれてきたかを調べたら、毎日歩いて通っている場所が石材所で、目からウロコでした。

 --楽しい発見ですね

 関 トンカチで石を割って、ルーペで見たり成分分析したりして調べるのですが、先生がいきなり神殿の石壁を割ろうとするから「ちょっと待って!」って(笑)。「ここ割らないと分かんないなあ。割りたい割りたい」「いやいや、割れてるところ探しますから」なんていいながら。

 --漫才みたい(笑)

 関 古代人にインタビューできたら手っ取り早いんですけれど。それができない変わりに、こうやって少しずつ彼らの生活を解明していくんです。

 --ずばり、そのこころは?

 関 私たちの仕事は、文化の多様性をみることだと思います。現在だけが人間の営みのすべてではなくて、歴史のなかで失われてしまった過去にも人間の活動の多様性がある。それを一つひとつみていかないと、人間はいつか傲慢(ごうまん)さに征服されてしまうと思うんです。ほら、生物も多様性がなくなると滅びるでしょう。同じことです。(聞き手 杉村奈々子)

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<自殺サイト>「見届け役」被告に有罪判決 福岡地裁支部(毎日新聞)

2010-03-10 05:22:23 | 日記
 インターネットの自殺サイトを巡る保護責任者遺棄事件で「見届け役」として集団自殺を手助けし、未遂に終わった男性を放置したとして自殺ほう助未遂と保護責任者遺棄罪に問われた福岡市東区、大学生、清水孝被告(24)に対し、福岡地裁久留米支部は5日、懲役2年、執行猶予4年(求刑・懲役2年)を言い渡した。

 竹尾信道裁判官は「4人もの人間の命を危険にさらし、男性1人に重い後遺症を招いた結果は重大だが、反省の気持ちを表している」と述べた。

 判決によると、清水被告は昨年9月18日夜から19日未明にかけ、福岡県八女市矢部村で、自殺サイトで知り合った広島県の男性(31)ら4人が乗った乗用車内で練炭を燃やし、自殺をほう助。未遂に終わったが、意識が戻らない男性を福岡県久留米市のマンション駐車場に放置した。【丸山宗一郎】

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