とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

所沢ミューズに「小菅優の室内楽」を聴きに

2017年06月15日 | 所沢ミューズ

 昨日、2泊3日の高校時代のクラス会旅行で、夜の11時に帰宅。さすがに家に着くと、風呂に入りかみさんとの会話も「京都はお天気どうだったの?」「晴れていたよ」「楽しかった?」「楽しかったよ」「お料理どうだった?」「おいしかったよ」の三言の会話でバッターン、キューで爆睡した。

 朝生きると、それこそ旅行決定はるか前に、前売り購入し記憶が遠ざかったいた、コンサートを思い出し、慌ててチケット探しをした。好きな曲でいながら、生演奏を聴いた記憶は、思い出せないくらい昔に聴いた1回だけだ。そのため今日は、旅の疲れが残る中、途中居眠りするのではと危惧しながらモーッアルトのピアノと管楽のための5重奏曲を聴きに所沢ミューズに行った。

 途中所沢駅の立ち食い蕎麦「狭山」で冷やしわかめ蕎麦410円(なぜか冷やし蕎麦は50円増し)で腹ごしらえして、ミューズに向かった。

 着くと、楽器を抱えた数多くの学生=高校生の姿が目に入った。吹奏楽の発表会のようだった。

 

 

 しかし私は中ホールのマーキーホールに向かう。会員予約受付の初日に申し込んだため、自動的に座席は指定された。前から5列目中央だが、席選びは失敗した。確かに演奏者の表情、大げさではなく息づかいまで伝わる近さではあるがわたしの好みではなかった。あまりにも音がダイレクトで、私の好みの溶け合った音ではなかった。でも演奏は素晴らしかった。

 最初のベートーヴェンから、終始小菅さんのピアノが、リードして、迫力のある演奏だった。ベートーヴェンのこの曲は、習作的な曲作りだが、小菅さんの作り出した演奏は、若きベートーヴェンのモーツアルトへの挑戦状的なエネルギッシュな曲に仕上げていた。

 私が小菅さんの生演奏を初めて聞いたのは2014年に、レナート・スラットキン、リヨン管弦楽団でラベルのピアノ協奏曲が最初だが、その時の印象がそのままに、スケール感が大きくなったエネルギッシュで切れ味鋭い演奏だった。

 2番目の演目は藤倉大の小菅優本人の委嘱作「Go」だった。既成概念では表現できない、ある種の「変奏組曲的」な曲だが、奏者5人がそれぞれにソロパートを持ち競争的な技くらべをしながら協奏的に終了する曲で、面白かった。またこの曲はピアノと管楽器の分野での、定番メニューになりえる曲だと思う。休憩後この日のプログラム最後はお目当ての好きなモーツアルトの五重奏曲だ。この曲の魅力の一つは縁の下の力持ち的なホルンの響きが私は好きだ。この日の演奏ではホルンの幾分くすんだ響きがたまらない魅力を放っていた。またファゴットもホルンに劣らず、この曲の魅力を引き出して、その上をピアノと、オーボエ、クラリネットが縦横に飛び交いこの曲のリズムの心地よさを出した演奏で素晴らしかった。演奏の素晴らしさが、眠気を吹き飛ばし、演奏に引き付けられた。また聴きたいと思った。

 

サラリーマンになりたての頃、モーツアルトにのめりこみ、値段の安さでケッヘル番号つぶしに買い求めたK.452のLPレコード。当時の東ドイツ製のLPで

今もって、ドイツ語ゆえに解説書が理解できないでいる。また演奏者も、知らない名前であるが、演奏は悪くはなく、LP時代はこの1枚だけを聴いてきた。

CD時代に、ベルリンフィルのトップ奏者とコンタルスキーのピアノのビックネームに魅かれ購入したもの。まとまりの良い演奏だが、何か物足りなさを感じる。

私の推薦盤:とにかくブレンデルのピアノが素晴らしいく管楽奏者も個性的で、そのぶつかり合いがとても聴いていて楽しい。

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