東海地震に対する意識を高めるブログ

東海地震への防災・減災意識を高めるため東海・東南海・神奈川周辺で発生したM3以上の有感地震を眺めるシンプルなブログです。

今週のまとめ - 『東海地域の週間地震活動概況(No.43)』など

2016年10月21日 | 今週のまとめ
     


東海地域でここ1週間に発生した地震をまとめた 『 東海地域の週間地震活動概況(No.43)』が
21日、気象庁から発表されました。

具体的には、次のように述べられています。(※抜粋。下線は管理人)

<概 況>
「 16日以降、想定震源域より西側の愛知県西部のプレート境界深部において「短期的ゆっくりすべり」が発生している。
なお、平成25年はじめ頃から浜名湖付近のプレート境界で発生している「長期的ゆっくりすべり」は、
平成27年半ば頃からは、やや緩やかになっている*。
 」
 *平成28年10月地震防災対策強化地域判定会会長会見資料 (PDF) 参照

【東海地域】
 [地震活動]
「・ 16日19時59分に、静岡県西部の深さ18kmでM2.8の地震(最大震度1)が発生した。
この地震は、発震機構が西北西-東南東方向に圧力軸を持つ横ずれ断層型で、地殻内で発生した。」(上図参照 - 概況より)

 [深部低周波地震(微動)活動]
「・ 16日以降、愛知県西部(領域a)を震央とする深部低周波地震(微動)を観測し、東海地方に設置されている複数のひずみ観測点で地殻変動を観測している。(別紙参照)」
<以下別紙より抜粋>
「 10月16日以降、愛知県西部を震央とする深部低周波地震(微動)を観測している。
また、これに同期して、東海地方に設置されている複数のひずみ観測点で地殻変動を観測している。
これらの現象は、東海地震の想定震源域より西側の愛知県のプレート境界深部において発生した「短期的ゆっくりすべり」に起因すると考えられる。
 今回の活動域でまとまった深部低周波地震(微動)活動が見られ、短期的ゆっくりすべりが観測されたのは、2016年1月以来である。」

この発表は、気象庁HP 『 東海地域の週間地震活動概況 』 にPDF形式で掲載されています。





コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。