東海地震に対する意識を高めるブログ

東海地震への防災・減災意識を高めるため東海・東南海・神奈川周辺で発生したM3以上の有感地震を眺めるシンプルなブログです。

今週のまとめ - 『南海トラフ周辺の週間地震活動概況(No.01)』など

2017年11月06日 | 今週のまとめ
     
                (気象庁HP「南海トラフ周辺の週間地震活動概況 No.01」より)


東海地域を含む南海トラフ周辺で、ここ1週間に発生した地震をまとめた 『 南海トラフ周辺の週間地震活動概況(No.01)』が
3日、気象庁から発表されました。

具体的には、次のように述べられています。(※抜粋。下線は管理人。上図参照)

<概 況>
 特に目立った活動はなかった。

[主な地震活動]
・ 10月30日20時56分に、和歌山県南部の深さ43kmで、M3.5の地震(最大震度2)が発生した。この地震はフィリピン海プレート内部で発生した。

[主な深部低周波地震(微動)活動と地殻変動]
・ 10月27日から28日にかけて豊後水道(領域a)を震央とする深部低周波地震(微動)を観測した。


この発表は、気象庁HP 『 南海トラフ周辺の週間地震活動概況 』 にPDF形式で掲載されています。



なお、 気象庁は、従前の『 東海地域の週間地震活動概況』は10月27日発行のNo.43をもって終了とし、
11月から新たに 『 南海トラフ周辺の週間地震活動概況』を発表することにしました。

国の検討会が9月26日、「警戒宣言を出すような東海地震の確度の高い予測はできないのが実情だ」という報告書をまとめたことを受けて、
政府が、東海地震の予知を前提とした従来の防災体制を見直すことを決めたためです。

この変更に伴い、本ブログも11月からは『 南海トラフ周辺の週間地震活動概況』を見ていきたいと思います。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。






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