東京大学大学経営政策研究センターが平成21年7月31日に
「高校生の進路と親の年収の関連について」
と題した調査結果を発表し、
一部メディアは図表２の「両親年収別の高校卒業後の進路?」を
もって、年収による教育格差が広がりつつあると報じているものが
見られます。
これはあまりにも一側性で、偏った見方なのではないかな～と、
思います。
私見ですが、収入が高い家庭ほど子どもの教育にかけられる費用が
高いというのは事実であり、それだけ機会が増えることは、間違い
ないとは思いますが、それだけではないのではないでしょうか。
もうひとつ踏み込んで考えるてみると、高収入な親を持つ家庭ほど、
社会性が高く、受験教育というよりはむしろ「躾（しつけ）」が
しっかりしているために、子どもの学力、ひいては「人間力」が
高まってるいるのではないかと…
我が家にも娘が一人おりますが、もちろん世帯収入は低いほうです。
「親の年収＝子供の学歴」と短絡的にとらえるのではなく、親の
躾（しつけ）如何で子どもは如何様にも伸びると考えて、厳しく
躾（しつけ）つつも、いろいろなモノに接する機会を出来る限り
もたせてあげたいと思う今日この頃です。
たまには真面目な話をば…
