『黒幕と言われた男』の著者の戯言

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参院平和安全法制特別委員会

2015-08-01 14:50:49 | 日記
 28日の特別委員会の中継をゆっくり観た。京都選出の民主党福山哲郎が質問に立っていたか

ら。福山より一歩先んじて衆議院議員になっていた派手好きパフォーマーの前原誠司とは対

照的に地味でまじめな印象で弁舌もさほど目立つものではなかったので、かえって好感を持っ

ている。当選後15年を超えてTVで見る彼は恰幅もついて政界の浮沈も経験し、安定感のある大

人に成長している。

 この日の質問も資料を整えよく勉強してのそれであった。礒崎首相補佐官が自分の講演会で

この法案に関して「法的安定性は関係ない」と発言したことを捉え、法的安定性を蔑ろにする

補佐官の更迭と参考人招致を求めたが、首相は「誤解を与える発言は遺憾だ」としながらも

補佐官を擁護する弁解に終始した。参考人招致については委員長が理事会で協議すると引き

取りそのようになった。首相は今回に限らないが質問に正面から答えないで枝葉のことを延々

と説明して時間を奪うので質問者の不興・不信を募らせる。結果、福山は審議を6回中断させ

健闘。

 続いて民主の小林敏夫。彼は首相がTV番組にてこの法案を説明するのに米国と日本を隣家

に例え「母屋が燃えても消火に行けないが離れに延焼してそれが日本に危険が迫れば消火に行

く」と言ったが、武力行使と消火とではたとえ話にもならないと批判。ほかにも「菅さんの家

に強盗が入ったら」とか「麻生さんが殴られたら」というたとえ話もあるそうだが子供騙しだ

首相は国民に丁寧にわかりやすく説明すると言いながら本質をそらすから理解が深まらない

また、「存立危機の3要件に該当する場合は戦争するんですね」と念押されると「武力行使」

と答える。何度もこの押し問答が繰り返されて漫才みたい。日本語はどうなったんだろう。

広辞苑でもしっかり読んで答えてほしいものだ。

 次は民主の大塚耕平。米国を攻撃した国に日本が先に攻撃すれば先制攻撃として国際法違反

になる。対して3要件に該当する場合は集団的自衛権の行使だと。米国を攻撃する国の意思は

推測することになるが能力などを総合的に判断すると。それならば、場合によっては日本が先

制攻撃することになると畳み掛けられたが、武力攻撃していない国をいきなり攻撃するわけで

はない、日本の存立が脅かされることを排除するために集団的自衛権を行使すると答える。

 首相はテープレコーダーを回すように同じことを何度も繰り返すが、それが丁寧な説明だと

思っているなら大きな誤解だ。国民は聞き飽きて疲れているが理解したとは言えまい。




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