『黒幕と言われた男』の著者の戯言

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諏訪観光 その2

2014-10-05 11:33:54 | 日記
 昨日アップしたブログを見直すとあんなに苦労して添付したはずの写真が出ていない。
写真を扱ったのは初めてなのでよくわからない。画像を小さくしたいのだがわからない。
挿入位置をミスしたので訂正したいと思ってもそれもわからない。
念のために諏訪湖から見えた富士の写真を再度添付してみる。(富士は見えない?)



 最初に訪れたのは宿から一番遠いハーモ美術館

 

 パンフレットに「アンリ・ルソーと素朴派の画家たち」とある。
ルソー ミロ ルオー マテイス シャガール ミレー ダリ ビュッフェ と著名な画家の
ほかに初対面のルイ・ヴィヴィアン カミーユ・ボンボワ グランマ・モーゼス アンドレ・ポーシャンが展示されていた。一部屋が貴族の館のようにしつらえられていて、肘掛け椅子にかけて鑑賞するルオーはまたいい気分である。ここは見応えがある。お薦めだ。


 次は諏訪湖博物館・赤彦記念館 ハーモから徒歩15分くらいと聞いていたのに、湖畔の道があまり気持ちよかったので通り越して、警察の車を止めて確かめて後戻り。



 建物が大きい割には赤彦の展示はそれほど多くはない。
島木赤彦は短歌に関心の深くない人でも、日本の代表的歌人でアララギ派の基礎を築いた人物として教科書に載っているので名前くらいはご存知だろう。
 面白いのは諏訪の小学校の校長として赴任していたとき、若い女性教師に心を寄せる。(塩尻の小学生は恋心を抱いたと説明)そしてアララギの仕事の重責のため校長を辞任して去るとき彼女宛に歌を詠んでいる。相聞といえるほどあからさまなものではないが、作品が残っているのでは夫人は面白くなかっただろう。

 その次は北沢美術館 アール・ヌーヴォーからアール・デコのガラス作品の世界屈指の
コレクションである。20年くらい昔、知人のご子息がこちらで結婚式を挙げられたときに
立ち寄ってひとつ花瓶を買って帰った。そのときはほとんどがガレの作品だったように
記憶している。
 ご存知のようにガレは自然を愛したので茸のほかに蛇 蛙 トンボなど私には苦手なものが
美しいガラス器にくっついているのだが、ドーム兄弟展を開催中だったので、もっとやさしい作品にたくさん出会えた。兄弟はガレに憧れガレを見習って精進したが、ガレが芸術家であったのに対し、工場を経営し兄が経営を、弟がデザインを担当し、大勢の職人を雇って分業制で繊細で華麗な製品を世に送り出し、ガレと並んでアール・ヌーボーの双璧といわれた。

 次は隣のサンリツ服部美術館 元セイコーエプソン社長の故服部一郎氏が妻と娘に残した
美術品を散逸されることのないように設立された。ルノワールの油彩などもあるが主に茶道具である。国宝の光悦作の茶碗や書(江戸時代) 重文の書(鎌倉時代)など。残念ながら
この分野は知識も感性も乏しいので申し訳ない。
 そういえば諏訪は精密機械が製糸と並んで産業の中心だったのだ。
どの美術館も湖に面していて2階の喫茶室にいると時間も忘れて眺めていたくなる。


 最後は産業の2本柱であった製糸業を興した片倉兼太郎の残した施設である。
服部美術館から徒歩2~30分で行けますよと教えられたが、さすが疲れたのでタクシーを。
 今は観光がウエイトを占めている町。地域が狭いこともあってどこにいてもタクシーは
10分ほどでやってくる。しかし都会のように流しはない。
諏訪観光はレンタカーもしくはレンタサイクルがいい。湖畔の道をサイクリングはそれだけでも楽しかろう。


 片倉館は大正末期にヨーロッパや北米などを視察した片倉兼太郎が、地域住民への福祉施設が充実していることに感銘し、片倉同族の有志から基金80万円(現在の数十億円)を集めて
温泉大浴場やサウナなどを備えた文化福祉施設を建設した。現在は昭和3年に完成したほぼそのままの姿で住民や観光客の公衆浴場として解放されている。
 当時としてはモダンな洋館で設計は森山松之助。彼は多くの官庁などを手がけ、現存代表作としては旧久爾宮邸(現聖心女子大学パレス)新宿御苑などがある。
 天然温泉をたたえる大浴場は大理石造りの浴槽で、100人風呂と呼ばれる広さで1.1メートルの深さがあり、底には玉砂利が敷かれて足裏に心地よい刺激がある。(私も体験入浴)
 周囲の装飾もステンドグラスや彫刻を配し、当時としては肝を抜くほどの豪華さであったと
思われる。

 この日の宿は「紅や」さん 表や玄関周りはこのごろ風の洋館だが中は和洋折衷
おそらく近辺での老舗と思われる。用意されていたのが1人の私にはもったいないような
広い豪華な部屋。ミニキッチンがあって食卓にも仕事用にもなる広いテーブル。湖を見下ろす応接セット 隣の和室は10畳か。最上階の露天風呂は高さと外の暗さで余分なものが見えないのでまるで諏訪湖が温泉になって漬かっているような快い錯覚。食事も品数だけでなく
1品1品が美しく美味。満足このうえない。帰りたくないような宿だった。

 長々と読んでいただいてありがとうございました。

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