☆待ってるよ☆

待ち望んだ我が子誕生、その日までの記録です。

花粉症

2006年03月20日 | 鼻のこと
今年の杉花粉の飛散量は、昨年の1/10だそうで…。

まぁ、「こんなに重症な人見たことない」と、
よく言われる私にとっては非常にツライ季節に変わりありません



が、


妊娠前に何かしらの花粉症対策を打っておきたいと考えてたところに、
良い先生に出会えて、昨年10月鼻中隔矯正術&鼻甲介切除術
という手術を受けました。


おかげで、




今年は十数年ぶりに、

薬ナシで過ごしています・:*:・( ̄∀ ̄ )。・:*:・









現状を少しご説明申し上げますと、


目が痒い  喉が痒い  耳が痒い


この三症状はどうにも出来ません

「耳鼻咽喉科」ってくらいで、しっかり繋がってんだな~って事を、
実感させられる、唯一の季節です。


私のくしゃみは一度出始めると、5連続はしないと気が済まないようで、
その時のエネルギー消費もハンパじゃありません

腹筋をとっても使います。たまに足も上がります。



しかしここからが今までと違うところ



鼻詰まりが全くありません! ワーイヽ(゜∀゜)メ(゜∀゜)メ(゜∀゜)ノワーイ


今まで何が辛かったって、くしゃみや目の痒みもさることながら、
「全く通らない鼻」に、猛烈なストレスを感じていました


夜寝る時、鼻呼吸出来ないので当然口がパックリ開いてます



すごいイビキです



朝起きると、喉痛いです



すぐに風邪引きます



花粉薬と風邪薬、それに生理痛なんて来た日にゃ鎮痛剤
薬漬けで頭も身体も最悪な状況になります


と、鼻詰まりが引き起こす「負の連鎖」の一例をご紹介しましたが、
とにかく、この「宿敵鼻詰まり」がないだけで、
この季節はこんなにもラクなのか( ̄▽ ̄)。o0○ という感じです。


手術を受けて、鼻の通りを良くした事が最大の勝因と思われますが、
他にもこの1年間、色々改善してきたので、最後にご紹介させていただきます。




【花粉症軽減のために私がしたこと】


1年間、ほぼ毎日ヨーグルトを食べました。

善玉菌が腸内環境を整え、アレルギー反応を出にくくする?らしい?
ヨーグルトって、菌が色々入ってますよね。
色んな種類のヨーグルトを食べた方が、腸内に色んな善玉菌が増えるので、
1銘柄を食べ続けるよりも、銘柄は日替わりの方が良いとか…
(義母から聞いたので、真相は定かではありません)
そんなわけで、ブルガリア ビフィダス ナチュレ この辺の500gパックを
代わる代わる買って、朝夕どっちかで食べるようにしています。


にがりを食生活に取り入れました。

何がキッカケだったか忘れましたが、手軽に出来るので始めました。
花粉症とは関係ないかもしれませんが、
我が家は、玄米と白米を50:50で炊いています。
玄米のビタミンとにがりは相乗効果があるそうです
お米を研いだ後に、にがり数滴と細切昆布(昆布をミキサーで砕いただけ)
を入れて炊いてます
あとは、味噌汁に数滴入れてます。


タバコをやめて1年半が経ちました。

花粉アレルギーを抑えるための体内環境改善にも大きく寄与したと思いますし、
妊娠を希望しているので、その前にキッパリやめられて良かったです

禁煙する前までは、「やめても、また吸いたくなっちゃうかも…」などと
意志の弱い事を思っていたんですが、日に日に嫌煙度は増すばかり
旦那さまが吸わない人なので、本当にキッパリやめる事が出来る環境でした

今は、禁煙席が空いてなかったらお店を変えるほどにまで成長しました
タバコは百害あって一利なし
初めから手を付けなければ良かったという後悔がありますが、
今は身体の調子も良く、本当にやめて良かったと思います


インスタント食品をやめました。

環境ホルモンの影響はまだまだ計り知れませんが、
取りあえず、カップ麺・コンビニ弁当は断っています。
本来ならば、冷凍食品もやめたいところですが、
お弁当のおかずが寂しい時に、彩りも兼ねて一品入れてしまいます。

これも、体内環境を良くするために始めたんですが、
それ以降、顔に吹き出物が滅多に出なくなりました
仕事が忙しい日などは、インスタント物でササっと済ませたい時もありますが、
週末に煮物やサラダ・マリネ類を作り貯めして、しのいでいます


あとは、

仕事面でストレスを感じる事が殆どないこと

ジムで週に2回程度は大汗かいて代謝を良くしてること

旦那さまと毎日仲良く楽しい生活を送ってること


これらも、大きな要因だと思います



花粉症が根本的に完治する事はまず不可能で、
遺伝子を操作出来るレベルまで行けば(100年後くらい)
完治の道も開けるとか…。

私は毎年しんどい思いをしているけど、でも杉を大量に伐採したり、
神の領域である「遺伝子」を操作したりすることには抵抗があります。
杉にだって生息する権利がありますよね

花粉は、杉にとっては立派な生殖行為花粉自体が悪いのではなく、
これまで花粉が土着していた路面をコンクリート化したり、
石油や排ガスの影響も大きいですよね

かと言って、経済成長を支える上ではこれらも必要不可欠でした。
考え出すと結論の出ない難しい問題ですが
今後日本の「杉花粉症対策」はどうなっていくのか、非常に関心があります。



鼻の調子

2006年01月15日 | 鼻のこと
周期10日目
体温【35.91】度



鼻の手術をしてから、早くも3ヶ月が経ちました


手術前は、鏡に思いっきり鼻の穴を映して見てみると、
確かに両鼻の中の空間の大きさが違っていました

病院で先生に言われるまで気付かなかったんですが、
どうやら凄まじく大きさが違っていたようで…


それが手術後は、しっかり左右対称で鼻通りもスッキリ



ただ、鼻中隔(鼻の軟骨)を削ったであろう箇所は、
3ヵ月経った今でも触るのに少し抵抗があります


顔を洗う時などは、細心の注意を払って優しく洗わないと、
グっと触ってしまうと、「うぉっ」という感じです


でも、日常生活には何ら問題ないので耳鼻科にはその後行ってません
花粉シーズンになったら行けば良いかな~という感じです。


そうそう、今春の花粉は少ないそうですね


今周期にベビちゃん来てくれると、花粉シーズンのピークは9週~13週くらい。
「つわり」もモロにピークの頃みたいです…


そう考えると、4~7週の安静期間に花粉ピークが来る次周期の方が、
私の身体にとっては良いのかなぁ…


なんて、そう簡単に計算づくで行かないのがベビちゃん
母ちゃん頑張るしいつでも良いから早くおいで~

鼻中隔矯正術&鼻甲介切除術

2005年10月29日 | 鼻のこと
色々悩んだ末、10月初めに鼻中隔矯正術&鼻甲介切除術を受けました。
全身麻酔で行われることから、麻酔のリスクもあり、旦那さまも不安でいっぱい。
義両親からも「何も花粉症でそこまでしなくったって…」と言われたりして、
かなり悩みました。

10人に1人以上の花粉症患者がいる現状からすれば、
義両親の「たかが花粉症発言」も分からなくもありません。

しかし、現実としてアレルギーを理由に子供を諦める人も少なくはありません。
そして何より、本人にとっては本当に一大事なのです。
毎年毎年、本当に苦しい思いをしています。


S先生に出会えて、「花粉症のこと」でも書きましたが、
「初めての妊娠はそれだけでも不安でいっぱいでしょうから、
取り除ける不安は、前もって取り除いた方が良いと思いますよ
という優しい一言に、「やっと分かってもらえた」という思いが強かったのです。



さて、本題。
アレルギー反応の場である粘膜を切除してしまう事によって、
スギ花粉から鼻を守るのが私の場合、目的でした。
(症状がまったく出ないわけではないです。
今までが100だったとしたら、20くらいに抑える効果があります。)

もちろん粘膜は再生してくるのですが、5年~10年程度効果が期待できるとか。
でも、稀に2年で再生してしまう人もいるそうです。
自分がそうならない事を祈ります( ̄人 ̄)

手術、今となっては「やって良かった~(^。^)」と思えます。
ヨガで深呼吸をする時「おぉぉぉぉっ!こんなに吸い込めるんだ!」と
驚いたくらいです(^▽^;)

しかし…術後は本当に辛かったです(>_<")
術後の発熱と、止血のために片鼻9枚も詰められてパンパンのガーゼ。
(鼻の中にこんなに入るんだ…と驚きw)

このガーゼを日々少しずつ抜いていくのですが、
抜き取る時は、脳みそ引きずり出されてるようで、
この世のものとは思えぬ痛さと不快感(>o<")

で、鼻の痛みもさることながら、喉も激痛。
2日間点滴のみで、3日目から点滴+普通食。
噛むのも痛い、飲み込むのも痛い…で、食べられず4キロ痩せました。

毎朝の診察時間が恐怖でしたが、それも先生のお人柄に随分助けられました。
身体に起きた異変や、喉の痛み、食事が摂れないことなど、
痛み+疑問で不安に思うこともあったのですが、
優しく丁寧に答えてくれることですっごく和らぎました。

退院後も週2のペースでカサブタ取りに通院しますが、約3週間の通院で済みました。

取りあえずの通院最後の日、
「早く、赤ちゃん来てくれるといいですね(^^)」と、笑顔で言ってくれました。

このS先生は、12月から開業されるので市立病院をお辞めになります。
自宅からは遠くなってしまいますが、今後も絶対S先生にかかるつもりです。
S先生、本当にありがとうございました。
来春の花粉シーズンにまた会いに行きます(^^)

【追記】
入院日数 12日間
(入退院日に日曜日や祝日が重なったので長いのですが、
外泊扱いで4日は自宅にいましたから、実質8日間の入院です。)

費用   約12万円
健康保険の高額医療還付で約8万円戻る予定
某生保の医療保険 日額5,000円で6万円戻る予定

あれ?…この手術・入院で、儲けた???(^^;)


【追記】
某生保から、即給付金がおりました
し・か・も手術給付金5万円が加算され、
合計11万円( ̄m ̄* )ムフッ♪
事前の生保の説明では「手術給付金は出ません」って散々言われてたのに♪
7万円も儲けてしまいましたぁラッキー











花粉症のこと

2005年10月29日 | 鼻のこと
花粉症で妊娠を乗り切れるのか?結婚後ずっと思ってました。
花粉症の妊婦さんってどうしてるんだろう???

私は毎年薬を飲まなきゃ耐えられず(飲んでも効いてるのか?ってくらいヒドイ)
くしゃみは10連発くらい朝飯前(`ヘ´)
口呼吸になるので、この時期はよく風邪もひき、
花粉症+風邪+生理痛なんて日はもう人間やめたいと思うほどツライのです

なので、花粉症の薬が飲めないとなれば、イコール「一歩たりとも外に出ない
という事になります。


ということはつまり、この花粉シーズンは避けなきゃいけないので、

2月後半から5月始めの期間、妊娠してないようにするのがベスト!

ということになります。



…そんなうまくタイミング取れないよ
しかも、仮にタイミングが取れても授乳期間がその後やってくる…結局は薬飲めない

それじゃ妊娠出来ないじゃーん( ̄Д ̄;)


そこで、外科的治療に目をむけ、レーザー治療に注目しました。
レーザーで鼻の粘膜を焼いて花粉をブロックする方法、
今はかなり主流になってきましたよね

職場の女性が「レーザーやって良かった!」と言っていたので、私も♪と思い、
2005年6月に市立病院の耳鼻咽喉科を受診しました。

(レーザー治療…
花粉などの物質が反応する場所を焼いてツルツルにしてしまう事により、
花粉反応を減らします。アレルギー体質が根本的に治るものではありません。
人により様々ですが、だいたい2年くらいは効果が持続。健保対象・日帰り手術)


非常に感じの良い耳鼻咽喉科部長のS先生が診察してくれました
問診表に「子供がほしいけど、花粉症が心配」と書いていた私に気を遣ってくれたのか、
カーテンの外で待つ患者さんに聞こえないよう声のトーンを落としてくれた事が、
まず第一印象ニジュウマルヾ(@⌒▽⌒@)ノでした

まず、妊婦さんに対しては局所麻酔とは言えどレーザー手術はしないのが先生の方針。
なので、やるなら今のうちにやりましょう、となって鼻の中を先生が見ました。

「・・・・・・・残念ながらレーザー出来ません

( ̄▽ ̄;)!!ガーン

「誰でも鼻の中の仕切り(鼻中隔)は曲がってるものなんですが、
スズカさんの場合はその曲がりがヒドイので、レーザーでは焼き切れない箇所が
出来てしまいます。」

「さらに、鼻の粘膜なんですけどね…結論から言ってレーザーで焼く程度じゃ無理です。
焼いたところで、いいとこ3ヵ月から半年しか効果ないです。」

何ですと ( ̄▽ ̄;)!!

私の鼻粘膜は、私に自覚症状がないのがおかしいくらいボロボロだったそうです。
このまま放置すれば蓄膿症になると聞いて「( ̄△ ̄;)エッ・・?」って感じでした。

そこで先生が勧めてくれたのが
「鼻中隔矯正術(鼻の仕切りの軟骨を削り、鼻の曲がりを矯正)
 鼻甲介切除術(アレルギー反応の場である粘膜を切り取ってしまう)」

という、全身麻酔下で行われる手術でした。

手術名を紙に書いて渡してくれ、
「無理強いはしません。ご主人ともよく話し合った上で決めてください。
ただ、初めての妊娠はそれだけでも不安だらけですよね。
ですから、前もって取り除ける不安は取り除いておいた方が良いと僕は思います

混んでる耳鼻咽喉科なのに、産婦人科の先生さながらに「妊娠と花粉」について
リスクなどを色々説明してくれました。
手術とは思いもよらぬ診断でしたが、良い先生に会えて良かったと思いながら病院を後にしました