さくらのワルツでお散歩

まだまだ知らないことがいっぱい!
いろいろ経験したことを残していきたいです。
美味しいお店楽しいお店も見つけます  

ミシュラン三ツ星の店

2016年06月20日 01時42分56秒 | その他
梅雨に入っても 今年は雨の日が少ない気がします。
でも ご近所の家々にはその家 その家の紫陽花が美しく色をつけています。
我が家の7本の紫陽花も各々に色を競って美しく咲いています。

今月の俳句
寝はぐれてジャズ聞く八十八夜かな

箸置も雛の形の祝膳

ちょっと季節がずれていますが、先生にお褒めいただいた句をのせました。

        
       

先週 奈良県で唯一のミシュラン三つ星のお店「和はやまむら」に行って来ました。
四月の私の誕生日にと 夫が予約をとろうとしてくれたのですが、ずっと満席で予約をとれたのが六月になりました。
ので とても 楽しみにこの日を待ちました。
お店は 奈良市の近鉄奈良線新大宮駅から歩いて五分位の所にあるビルの一階にありました。
雑誌などで見ていたイメージから 格式張ったお店を想像していました。
が ドアを開けて入ったところから イメージが崩れました。
入って直ぐにカウンターがあり、私たちはその席に案内されました。
なんだかざわざわしています。 回りを見ると客層が若いです。
私の左側は20才台の女性二人、夫の右側には20才台の男性が四人。皆さん中国の人でした。
他にお部屋が二部屋ありましたが そこは 家族連れが。
お店が少し準備不足でバタバタしているようでした。それで 騒がしい感じがしたんです。
私は 和食の三つ星のお店なので 侘び寂びの世界を想像して行きました。
が 期待外れ。 お店のしつらえは 明るく洋風な色合いの感じでした。
使われている器も 渋いものでなく、八寸にガラスの器が使われていたり、
それに金彩の模様があるような華やかな器や 大振りな目を引くような器に盛り付けがされていました。
お味は 普通に美味しいでしたが、「これ美味しい!」と思わず呟くような美味しさではありませんでした。
盛り付けは 色々目を引くようなような工夫がありました。
お造りを かき氷を深鉢の形に作られた器に盛られていたり、それに山葵の葉を被せたり、
銀の大皿に金彩のガラスの器をのせ、八寸にした美しい盛り付けだったり、と
たぶん外人向けに盛り付けたような華やかさを感じました。
もしかしてミシュランは 和食でも 外人好みを選んでいるのかな~?と思いました。
ミシュラン三つ星は どんな基準で選ばれるのかはわかりませんが、
三つ星と気合いを入れて行ったものの とても気楽に過ごせたのは
店主さんの何でも質問に気軽に答えて下さる気取らない人柄なのかな~?と思いました。
私たちは お昼のミニ懐石8000円のコースを戴きましたが、
右隣の青年達は 本懐石10000円、左隣の若い女性達は 特別懐石12000円のコースでした。
出てくるお料理は 基本的には一緒だったようですが お値段によって品数が増え、
お造りでは 私たちはホタテ貝が使われていましたが 10000円コースはアワビが、
12000円コースは伊勢海老が追加されていました。
   付出し    八寸

夫が 英会話の練習にと 隣のロスアンゼルスから来たという中国人に話しかけました。
大阪に泊まるそうですが、奈良は半日いるだけとか。
法隆寺は知っているかと聞きましたが あまり知らない様子でした。
「和やまむら」 が奈良でメインのようでした。
其の男性が お笑いの「笑い飯 哲夫君」に似ていたので 知っているかと聞きましたが首を横にふられました。残念!!

行った感想としては 三つ星にしては 気楽に行けるお店でした。 
盛り付けはとてもきれいで奇抜な感じもありましたが、お味はやっぱり桜井の「にしむら」が 私たちには合っていました。

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