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きょうかいを越えたきょうかい

2017-11-26 22:26:56 | 日記
 今日はI 司祭さまのミサの日だった。お話がわかりやすく大好きな司祭さまだ。大阪で行われていた難民・移民の問題勉強会に行かれていたという。キリスト教のカトリックもプロテスタントの関係者も一緒に学んでいたという。大阪生野区へ出かけて実際に外国籍の人々の話を聞いてきたという。生野区は住民の四分の一が外国籍住民という地域で、コリアンタウンは有名だ。在日コリアンのルーツは、当然南北朝鮮に分かれる前から移住してきている。政治は国境を越えられないが、ここではさまざまな問題が(たとえば学校などの問題)国を越えて解決されているという。

 今日の福音は小さきもの(弱きもの)を大事にすることの大切さを伝えている。私たちはついつい自分と違うものを排除(排除という言葉は強いが付き合わないというのか)をしてしまう。でも、本当は自分と違うものこそ近づいていかなくてはならないのでは とこの頃思う。教会で聖書の初歩講座に出ているとき、自分とは違う感想を聞くことが多かった。家庭のこと、仕事と子供の間での葛藤、私には体験しないことも多かった。講座の後のお茶会では私より年上の男性が奥さま以外の女性を愛しているという話も出る。これは神さまに許されないのに というとシスターは彼を責めない話をした。おかしな会だったが、今のこのときのメンバーは仲がいい教会の。講座という場で、安全にいろいろ話し合えたからかもしれない。「排除」はなかった。

 境界を越えた教会 と神父様は話された。この人にはわからないだろう と近づかずに自分のなかで「排除」していることが多いような気がした。それが今の私の課題かもしれない。

 
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