共同通信杯の裏読み予想

　このレースは、1984年に重賞に格付けされ、クラシックへの登竜門として多くのダービー馬を輩出しています。
　古くは、三冠馬のミスターシービーやナリタブライアン、凱旋門賞２着のエルコンドルパサーがこのレースを制して出世街道を上り詰めました。
　また、記憶に新しいところでは、ダービー２着馬のイスラボニータやスワーヴリチャード、ダノンキングリー、エフフォーリアがいます。

　さて、今年の出走予定馬に該当する馬がいるのでしょうか？

　第１条件…芝の新馬戦で４着以内の馬
　　　

　　　登録馬からは、
　　　　[地]レリッシュ　門別・ダ1100　１着
　　が条件外でした。

　第２条件…１勝Ｃ以上で４着以内経験馬
　　　　　…未経験馬は前走１着馬
　　　

　　　この条件では、
　　　　シューマンフリート　（0-0-0-1）シンザン記念（GⅢ）５着
　　　　ミスタージーティー　（0-0-0-1）ホープフルＳ（GⅠ）５着
　　が消えました。

　第３条件…東京で連対経験馬
　　　　　…未出走馬は前走が１勝Ｃ以上で４着以内か新馬・未勝利で１着馬
　　　

　　　この条件では、
　　　　エンヤラヴィフェイス（未経験）前走が朝日杯ＦＳで13着
　　　　パワーホール　　　　（未経験）前走が京都２歳Ｓで12着
　　が条件外です。

　第４条件…連対馬は、前走が、
　　　　　　　　・ＧⅠで９着以内（５番人気以内）
　　　　　　　　・ＧⅡ、Ⅲで４着以内（４番人気以内）
　　　　　　　　・オープン（Ｌ）で２着以内（１番人気）
　　　　　　　　・１勝Ｃで３着以内（７番人気以内）
　　　　　　　　・未勝利で１着（１番人気）
　　　　　　　　・新馬で１着（１番人気）
　　　

　　　残る各馬の前走は、
　　　　エコロヴァルツ　　　朝日杯ＦＳ（ＧⅠ）４番人気-２着
　　　　ジャスティンミラノ　新馬　2番人気-１着
　　　　ジャンタルマンタル　朝日杯ＦＳ（ＧⅠ）１番人気-１着
　　　　ディマイザキッド　　未勝利　２番人気-１着
　　　　フォスターボンド　　未勝利　１番人気-１着
　　　　ベラジオボンド　　　新馬　１番人気-１着
　　で、連対候補からジャスティンミラノとディマイザキッドが消えました。

　第５条件…勝馬は重賞で４着以内経験馬
　　　　　…未出走馬は前走１着馬
　　　

　　　残る４頭の重賞成績は、
　　　　エコロヴァルツ　　　（0-1-0-0）朝日杯ＦＳ（ＧⅠ）２着
　　　　ジャンタルマンタル　（2-0-0-0）朝日杯ＦＳ（ＧⅠ）１着
　　　　フォスターボンド　　（未出走）前走が未勝利で１着
　　　　ベラジオボンド　　　（未出走）前走が新馬で１着
　　で、４頭とも勝馬候補になりました。

　■人気別連対傾向
　　　

　■枠番別連対傾向
　　　
　　　３枠が2012年以降死に目です。
　　　

【結論】
　朝日杯ＦＳの１着、２着馬が勝馬候補が残りました。
　過去の連対馬の前走距離を見ると
　　　芝1600　１着-１頭　２着-３頭　
　　　芝1800　１着-３頭　２着-５頭
　　　芝2000　１着-６頭　２着-２頭
で、圧倒的に距離短縮の馬が有利に見えます。特に、朝日杯ＦＳ組は、人気になっても２着まででした。
　
　これらのデータから前走が芝2000の馬も考慮しながら当日人気（６番人気以内）を参考に馬券を組み立てます。