柚木結羽のブログ

ゆずき ゆう  小説と柴犬二匹と日々思う事を書いていきたいと思います。

珍味「さめたれ」 さめたれってなあに?

2017年03月06日 12時09分09秒 | 伊勢志摩
伊勢の珍味「さめたれ」ってご存じですか?
読んで字の如く、鮫の干物です。
こちらでは昔から食べられていて、スーパーで普通に売られています。
味は、たれと塩がありそれぞれ好みが分かれます。



焼くとこんな感じになります。
お酒のおつまみに、またご飯のおともにもいいですよ。
 


大切なのは焼きすぎないこと。
焼きすぎると身が固くなってしまいますのでご注意を。

たれは薄く開いてあるので、軽く炙ってから手でさきます。
塩味は肉厚なのであらかじめ包丁で切ってから焼きました。
私はどちらもオーブントースターで焼いたんですが、焼き過ぎちゃダメ
ずっとトースターの前に張り付き、焼け具合をチェックしていましたよ

鮫ってきくと食べるのに勇気がいるかもしれませんが、味はどちらかというと淡泊で癖もなく、多少身に弾力がありますがおいしいです。
鮫からでるアンモニア臭も、食べる段階では全く感じられません。



以下さめたれについての説明は、伊勢おはらい町にある魚春さんのHP記事より引用、抜粋させていただきました。
魚春さんHP


名前の由来

「さめのたれ」の語源は確かではありませんが一説では、この「たれ」の名はヒラヒラと垂らして干したことから、干している時の垂れ下がった姿が由来と伝えられています。

また地元の人は 「さめんたれ」と呼ぶこともあります。



さめのたれの歴史

鮫は古名(こめい)を「鰐(わに)」とも言い、「古事記」などの神話にも登場するなど、神代の時代から日本人にとって身近な存在でした。

鮫の干物「さめのたれ」には、古代そのままの「塩干し」と、大正時代からの「味醂干し」とがあり、昔からごく日常的な伊勢地方の郷土食でした。

全国的にはサメを食べるのは珍しく、鮫の干物が伊勢神宮に神饌(しんせんとは、日本の神社や神棚に供える供物の事)として供えられることから、この地方に広まったのではないかと伝えられています。

神宮では今日でも神饌として供えられているだけでなく、古くには朝廷への貢納物として、皇室また伊勢・斎王様の御膳にも進められた御料でした。



さめたれの作り方

さめのたれに使うサメは地元でイラギと呼ばれるアオザメ、山椒魚のようなドチザメ、尾が長いヨシキリザメ、、金槌のような頭のシュモクザメなどがあります。

サメは普通の魚とは違い、小骨がなく軟骨だけなので比較的さばきやすい魚です。先ずは頭を落とし、はらわたを取り出します。その時にサメ特有の匂いが広がります。

サメは肉の中に尿素が多量に含まれており、これが化学反応を起こしてアンモニア臭になるのです。この臭みを防ぐのはとにかく手早くさばくことが大切なのです。(工場長談)

鮫を干す際は手際よく切り分けた身をよく水洗いし、味醂と醤油、砂糖を合わせて作った特性のタレに漬け込みます。

程よい飴色になってきたら一切れづつセイロに並べ風で乾燥させます。最後は天日に干して仕上げできあがりです。


そして昨日の私の夕食 
さめたれ&冷蔵庫にある野菜で作った煮物



やっぱりビールは欠かせませんねぇ~



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2 コメント

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つまみによさそう! (izukun)
2017-03-06 18:54:40
「さめたれ」は知りませんでした。
ちょっとしたつまみにもってこいのようですね。
伊豆や関東には、同じようなものはありませんね。
でも、さめはカマボコやらハンペンなんかによく使われています。

それからちょっとばかり似ていると言えば似ているのは…。
おらはいつも「bakaたれ」「ahoたれ」「 akanたれ」とは言われておるのですが…。

ついでにお尋ね。結羽さん煮物画像のげんこつのようなものは何でしょうか?
ひりょうずです。 (柚木結羽)
2017-03-07 01:32:54
クンちゃん様

さめたれ、珍しいですよね。
私も、こちらに越してくるまで知りませんでした。

煮物の中のげんこつみたいなものは「ひりょうず」です。中にうずらの卵が入っていますよ。
伊勢では有名な蒲鉾屋さん「伊勢若松屋」さんのものです。蒲鉾づくりの体験もできるようです。

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