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【ネタバレ注意】3分でわかる『第3艦橋より』、その1(1~17話)

2015-08-27 22:43:40 | 漫画いろいろ

comico、城谷間間さん作の『第3艦橋より』のあらすじです。
序盤の1話から17話くらいまで。



(2015年8月末現在、最新93話)





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【配属先は第3艦橋】


<1~8話くらい>
・ポピー、スッチ登場
・マリーゴールド、マリナ登場
・ことみ登場



舞台は恒星間航行巨大都市型宇宙船・QWERTY。
ある日、言語学者であるポピー・アジェナ(冒頭画像参照)に『第三艦橋高速言語処理班』への配属辞令が出されます。
第三艦橋へやってきたポピーが出会ったのは、スッチ・アベリアライトでした。(第1話)
このときポピーは「お母さんみたいな人」という第一印象を抱きます

「いらっしゃいませ」と出迎えられたポピーは、自分がなぜ第三艦橋に配属されたのかもわからないまま、スッチからの歓迎を受けます。
スッチは艦内の『地球ブーム』に便乗して、紅茶などにはまっており、第三艦橋で『地球屋』を開いていました。(第2話)

艦内の地球ブーム、それはQWERTYが地球を観測しはじめていから艦内全体に巻き起こっています。
そもそものQWERTYの目的は主に情報収集。
遺伝子・哲学・文化など文明惑星の情報を収集し、それを糧として生存し続けることで宇宙に対する理解を深めていく
、といったものです。

配属の件に疑問を抱いたポピーとスッチが歓談をしている矢先、2人の頭上にまた新たな人物が現れます。
「地球人と全面戦争だ」
少女は唐突にそう言い切りました。(第3話)



ポピーはマリーゴールド艦長と衝突した際にポピーは失神してしまい、ある夢をみました。(第4話)
海中のようなところでポピーはスッチに導かれるように泳いでいくのですが、そこに大きな鯨が現れます。

目が覚めたポピーは、少女がQWERTYの艦長・マリーゴールド・ポテであることに気が付きます。
勘違いながら艦長を子ども扱いしたことを謝りながら、ポピーは「地球と全面戦争」のことを尋ねます。(第5話)

艦長は、研究・観測のための走査ポッドが撃墜対象となったことに憤慨していました。
そんな話の中で自分の配属と業務について尋ねたポピーでしたが、艦長は「地球屋で働けばいい」と促しました(第6話)

地球屋で働くことになったものの立地的に閑古鳥が鳴いているような場所で、スッチとおしゃべりをするくらいしかすることはありません。
一方で艦長は第一艦橋にてQWERTY統合参謀本部議長・マリナ・メインから、帰還中の走査ポッドが軌道を外れてQWERTY本艦に衝突する可能性があるとの報告を受けていました(第7話)

制御を失った走査ポッドは艦の船底部にある第三艦橋に衝突、外壁などが著しく破壊され、艦長は慌ててかけつけますが、地球屋にいたスッチとポピーは無事だった様子。
しかしその走査ポッドの中に一人の地球人・茂原ことみがいたことから物語は大きく動き始めます。(第8話)




【ことみ地球帰還計画】


<9~17話くらい>
・ことみ、マリナから説明を受ける
・複製体計画、はじまる
・元老院、シルエットで登場
・マリーゴールド、更迭



目が覚めたことみは当然ながら目の前のスッチ、ポピー、艦長の姿に混乱します(第9話)
マリナも合流し危険を察知するのですが、スッチはことみが偶然持っていたトマトに喜びます。

和気藹々としている4人ですが、他方で元老院は地球人であることみに興味を抱き、艦長、マリナに元老院へ出頭するよう命じます。
元老院がことみを利用していることに感づいた艦長は、ことみをポピーに託し元老院へ向かいました。

ポピーはことみにQWERTYの概要を説明しますが、ことみはそれが信じられない様子。(第10話)

ただの女子高生であることみの来訪が偶然のものであると察した艦長でしたが、元老院が「(ことみを)地球に還さない」という決定を下した旨を伝えます。
そのあと、「地球に還りたいのなら、私に協力しろ」と付け加えました。(第11話)

ことみがマリナによって説明を受ける一方、艦長はポピーに先ほどの元老院の動向を伝えます。
それはことみを人質として扱い、その身柄を引き換えにして、正式に地球での観測の許可を得るというものでした。



脅迫めいた行動に納得のいかない艦長は、元老院内での地球支配の目論見について言及します。
このとき、元老院の動向は平和主義に反するのではとポピーは反論をします


逆に艦長は「目の前で暴行されそうになっている者がいたら、相手を殺してでも助けるか?」と問いかけます。
ポピーをはじめQWERTY民には強力な思考制御がかけられており、ポピーは答えに窮します。
そして艦長自身は元老院に従ったふりをして内部に潜入することを告げました。
ポピーにことみを託し、元老院に引き渡される前に地球に還してやるように頼みました。(第12話)

マリナから記憶デバイスの転送を受けたことみは泣きじゃくりながらも、ポピーからことみが地球支配のために利用されることの説明を受けます。
このときポピーは地球の環境が人類に与えた時間は長くはないこと、早いうちに地球の恒星系を脱出しなければ生存が危ぶまれることにも言及しています。

当然ながらことみは混乱します。
泣きじゃくりながらも、ポピーに涙を拭われ、言葉をかけられ、自身の地球帰還に向けて前向きに動き出しました(第13話)

しかし元老院はことみの身柄を欲しています。
艦長はことみを元老院に引き渡すなと言う、ことみ自身も帰還を望んでいる、という状況にポピーは頭を抱えます。
そんなときにスッチが、ことみからもらったトマトを複製している様子を見てひらめきました(第14話)

ポピーはことみに地球帰還作戦を説明しようとします。
その矢先、第三艦橋に元老院直轄の実働部隊がことみの身柄を確保するべくやってきます。
ポピーの脳裏に不安がよぎりますが、とりあえずことみを一刻も早く帰還させるべく、ことみとポピーはとある施設へ向かいます。(第15話)
2人を送り出した後の第三艦橋では、スッチが謎の言動を見せていました。

移動をしながらポピーはことみに「複製を生成し、複製体をQWERTYに残しことみ本人は地球に帰還する」という作戦を説明します。
そんな折にスッチからの通信が入り、艦長が元老院による査問委員会にかけられたことを2人は知ります。
このとき元老院では、艦長は更迭との採決がとられ、すべての艦長権限を剥奪されていました。
(第16話)


艦長は元老院の面々と対峙おり、「代償は高くつくぞ」という艦長。
元老院は「我らに仇なす子供の考え捨て置け」と艦長とマリナを幽閉とします。(第17話)
(このときの採決は賛成5票、反対1票、棄権1票でした)






・本編を読む→comico『第3艦橋より』

・もうちょっと続きを読む→【ネタバレ注意】3分でわかる『第3艦橋より』、その2


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