ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

東横インの不正で建築士処分へ?

2006-01-31 15:45:13 | Weblog
この事件はホテルの経営者の資質が問題で、建築士の問題はその結果だ。テレビの会見を見ていても悪いことをしているといった自覚のかけらもない。ばれなければ不正ではないのだろうか。完成した次の日から改造を始めるなんて全く常軌を逸している。しかもそういった方が何百ものホテルを率いている。そういった人でないと厳しいホテル業界を生き抜いていけないというのだろうか。そのようなことは無いと思う。

国交省が建築士を処分すれば解決する問題ではない。彼等は命じられて、仕事として、せざるを得なかったという意味合いが非常に強い。先ずは建築士会等で彼等の倫理や仕事への取組みの有り様を検討すべきだ。処分はそれからのことにした方が良いと思う。

私が不思議に思うのは、大事な人の命を預かるホテルの部屋数の増加や構造の改造がいとも簡単に出来てしまうものなのでしょうか。もし無断でしていても、監督官庁のチェックが機能していれば、50個所もの不正が続くことは無かったのではないでしょうか。
きっと消防の査察だけで、不正を見抜けたのではないでしょうか。

不正を見つけながら、告発もせず、お座なりにしていた行政機関の責任も重大です。

あ〜あ〜見えない所では不正が闊歩しているのだろうか?
検察が一番強い国になっても恐いけれど・・・・・・・・


A・ジョリー世界経済フォーラム出席?

2006-01-31 10:38:08 | Weblog
米女優A・ジョリーさん、世界経済フォーラムに出席 (ロイター) - goo ニュース
写真と見出しを見て、女優が、どうしてダボスの世界経済フォーラムへ出席しているのと思った。彼女が二人ぐらい養子を育てていることは知っていたが経済とは結びつかなかった。しかし彼女が国連高等弁務官事務所の親善大使として世界の経済人に「ダルフルやネパール、アフガニスタンで起きていることを忘れないで下さい」と訴えかけるのを知って合点がいった。一人や二人の子供ならば愛で育てられるけれど、沢山の子供達を助け、育てるには“お金”(経済の力)がなければ出来ないと訴える為だったのだ。愛があれば出来るといった限られたエリアの時代は昔の事で、現在は何ごとも地球規模の問題になってしまっている。だからといっていきなり大きな花は咲かせる事は出来ない。
先ず初めに、A・ジョリ−のように、自分の周りに愛の小さな種をまいて育てはじめなければ・・・
それにしても、A・ジョリーのように自然な感じで養子を育てる人が外国には沢山いるけれど、私達からすると本当に不思議というか、なかなか理解出来ない。心が狭い?? 経済力にもよるのか? いや愛の問題? 
生まれて来る自分の子供と養子の違いは?? 取り留めもないことを考えてしまいました。

軍人墓を知っていますか?

2006-01-29 12:36:47 | Weblog
この写真は田舎の墓地にある軍人墓です。

私のまちの市営墓地の軍人墓の数の多さには驚かされる。
大きな墓地の一角を占めている。
60年を経た今は、生き残って終戦を迎えた肉親や戦友も
殆ど亡くなってしまって、花を手向ける人も余りいないと思われる。

戦争は風化して、歴史の1ページになってしまおうとしている。

だが韓国や中国が靖国神社を政治問題化しているから、毎年
終戦記念日が近付くと俄にマスコミが取り上げて、“先の大戦”
がクローズアップされる。
戦後はまだ終わっていないのでしょうか。

わたしは終わっていないと思う。

確かに靖国神社は日本の精神文化の一つの有り様ですから、外国から
云々されて、その精神を変えることはないでしょう。
しかし、戦争を主導したものとそれに従わざるを得なかった人たちを
合祀している場所へ総理大臣や国会議員が参拝するのは国益に沿わない
と思う。

戦争犠牲者全てを祀る国立の墓苑をつくらなければならない。
終戦記念日にはあらゆる宗教宗派を越えて、総理大臣をはじめ国民が
こぞって参拝出来て、新しい戦後が始まるのではないでしょうか。

私は今日、私のウォーキングコースにある墓地に林立する軍人墓の近くへ
はじめて寄って、碑文というか、戦死した時の様子が刻まれた文言を目を
凝らすようにして読んでみた。
「・・・にて戦死 享年二十九才」等々 皆若者ばかりです。
彼等の死の様子を思うと胸が締め付けられるようでした。悲しい。
それでも唯一の慰めは、60年を経ても、尚全ての軍人墓にお花が生けられて
いることです。一体誰が生けているのか。きっと地区の古くからの方々が生
けているのでしょう。頭が下がります。








ホリエモン効果はあった

2006-01-26 10:12:51 | Weblog
連日ライブドア関連のことで新聞、テレビ、政界、日本国中で大騒動になっている。確かに法を犯すことは法治国家ではまずい。しかし、一旦検察が動き出すと皆一斉にライブドアは違法だ、ホリエモンは悪い、と大合奏するのも何か割り切れないものがある。何故こう言った結果になる前に、政治家、監督官庁、証券業界人、評論家、偉い経済学者、法律の専門家、税の専門家などはハッキリとした自分達の考えを打ち出さなかったのか?恐らくマスコミなどの動きの模様眺めを続けていたのだ。皆してホリエモンは何か怪しい、と(聞こえないところでは)いっていたと言うだろう。時の流れに棹さすことは中々出来ないのだ。政治家然り、マスコミ然り!当然私も然り!

ライブドアのホリエモンは日本の証券市場や経済界にに大きな波紋を起こしたのではないでしょうか。多分有罪判決になるでしょうが、功罪半ばすると言うよりも功の方が断然大きかったと思う。

まずホリエモン効果の1番目は、時間外取り引きで、会社のM&Aに警鐘を鳴らし、アイデアや交渉力があれば年齢に関係なくビジネスはやっていけるという現実を世間に知らしめたことです。

そして2番目には株式の分割です。株を沢山に分割して安くして、誰でも売り買いできるようにしたことです。

ですがここに問題が潜んでいました。
100株を100分割して10000株にして株数を増やし、1株の価値を下げて安くし、買い易くして株主を増やしていくことは証券業界や資本市場にとってはお金の流通が大きく広がって大変よかった。爆発的にIT取り引きが増加したのは間違いない。
しかし、その背後で、分割によって下がったはずの株の価値が、我々には一寸分かりにくい“風説の流布”といったような犯罪が仕組まれて、実体のない価値を大きく膨らませて投資家を欺いたことは大問題です。さらにIT時代になって、専門知識を持った証券マンなどのアドバイスの無いままにチャートなどを見て、仮想世界でゲームをしているような感覚で秒単位に売買をくり返す投資家がさらに問題を大きくしている。取引き量の増大の発生です。取引量の35%がライブドア関係とは驚きです。

ホリエモン効果の3番目の効用は、東証のシステムのぜい弱さの暴露!
政治家、証券業の監督官庁、経済の専門家、税の専門家、評論家そしてジャーナリズムの力量不足の露呈!

東証は現在進行中の日本の変革を意識しているのだろうか。問題のある行政官庁のように旧態依然としていたとしか思えない。技術立国の日本で売買システムがストップするなんて、素人の我々が考えても笑えてしまう。地震津波のように突然大量の売買が発生して、どうしようもなかった、と言いたいところだろうが、世間は許さない。これは間違い無く東証の怠慢だ。普段の取引が300万件であるならば、素人が常識的に考えても3倍程度の1000万件の処理能力にしておくべきだ。個人でもコンピュータを動かす時は処理能力を可能な限り上げる。日本国内は勿論全世界を相手にしている東証ですから、システムのストプなどあってはいけない。米国や英国の実情など知っているのか聞いてみたい。
それと政治家や専門家やマスコミには不正や法律などの不備を早く見つけて改善するよう働きかけて欲しい。後追いなら誰にでも出来ます。世間を照らす灯台の役目を果たしてほしい。

確かにホリエモンは有罪かも知れませんが、大きな暴投を投げて、今までは見なかったバリヤーにひび割れを作って、そこにあるものを知らせた効用はあった。

コガモは何を話しているの?

2006-01-25 17:24:49 | Weblog
両岸に桜が植えられた川幅30mほどの川にコガモと思われる鳥がよく来ている。普段は四五羽程度で群れている。今日は100羽程の大群だった。ちょっと飛び上がってはドボンと勢いよく水に飛び込んで、さっと飛び上がり羽をバタバタとして水を弾き飛ばしたり、頻りにくるくる廻っては嘴を水に突っ込んでいる。みんな同じように動き回っているようだけれど、何かそれぞれの意志で行動しているように思える。ピイピイ鳴きながら一体何を考えているのだろう。身体に付いた虫を払い除けたいと思っているのだろうか?夜の食べ物のことを考えてキョロキョロしているのだろうか?いや子供が遊ぶように水の掛けっこをして遊びを楽しんでいるのだろうか?鳴き声や動きを見ていると、何か我々人間と一脈合い通じる部分があるように思えてくる。だがその様子は羨ましい。昔はいざ知らず、動物愛護が声高に叫ばれている現在では鉄砲や弓矢で撃たれる心配もなく、猛禽類の攻撃もなく、安心に生きていける。一方我々は安心安全の世界に住んでいるようだけれど、一番危うい時代に生きているのかも知れません。

鳥達にも、そして私達の孫達にも水と緑の川辺が憩いの場であり続けていって欲しいものです。
春になると何百本もの桜が咲き、大勢の花見見物で賑う桜の名所です。

子供を守る「まもるくんのいえ」運動

2006-01-24 10:57:06 | Weblog
最近学校帰りの子供などの殺害や誘拐など悲惨な事件が頻発している。60過ぎの年代からするとチョットどうしてこのようなことが起こるのか不思議でならない。私達の子供のころは終戦直後で食べるものも着るものも住む所も充分でない、ないないずくめの時代でしたが、栄養失調で亡くなったり、治療が出来ずに死んで行く子は沢山いたと思いますが皆必死で生きていました。ガキ大将やいじめはあったけれど、それが原因で自殺を考えるようなことはなく、皆乗り越えて来た。知らず知らずに心を鍛えられて来た。しかし戦後はあらゆることのタガを外すことが自由であり、革新であり、民主主義だ、と緩めてはいけない日本伝統の精神風土まで壊してしまった。一番大きな誤りは学校教育での何でも平等主義だと思う。弱い子が強くなり、強い子は弱くなるように強制された。しかし社会は、守られた学校社会と違って、弱肉強食の世界だ。社会に一歩踏み出すと、守られてばかりいた人たちは、ある人は恐れをなして親の庇護を求めニートになったり、自分より弱い子供達への虐待に走ったりする。一方強制的に押さえ付けられていた人は、より反抗的になって社会からはみ出したり、思いやりを忘れた指導者になったりしている。子供時代に競争をさせて、反骨心や人を守る優しさ、そして傷つけた時の心の痛みなどを味わわせておけば幅の広い人になるのではないでしょうか。

愛媛県では街のあちこちに「まもるくんのいえ」のプレートが貼られています。子供達の緊急避難場所です。子供の登下校の道沿いは勿論色々な場所が指定されています。市役所の車、郵便屋さん、銀行の車などあらゆる媒体を利用して子供達の見守りをしている。安全が続くことを願っている。

65才夫婦のどたばたボーリング

2006-01-23 15:44:08 | Weblog
2年振りに家内と二人でボウリングをした。映画を見に行って、時間待ちに2ゲームを楽しんだ。この前は孫達と一緒で、お正月と云うこともあって、元気な子供達に負けまいと5ゲームも競った。得点は私の方が少し上だったように思うが、何せスタミナが中学生とは違っていた。右手が上がらなくなって2ヵ月以上悩まされた。その後は機会も無かったが、恐ろしくて出来なかった。今日は偶々1時間の待ち時間が出来て、時間つぶしに2ゲームしようと云うことになった。

私は先ずスペアをとった。家内はガータで始まった。私はレーンに刻まれている三角形のマークの真中を狙ってピンの中央付近へ玉を転がしていった。家内は指の入りかねるボールを選んでいたのか、投げるたびにガクンとなって右へ行ってしまった。孔の大きなボールに変えると、ぼとっと指から離れて真中をゴロッ、ゴロッと止まってしまいそうな勢いで転げて行き、ポツン、ガシャガシャとまぐれでストライクをとったりした。楽しかった。結果は私が111と154で家内が77と87でした。

ボーリングは何か人生ゲームみたい。行き着く先が前に見えていて、道もそこにあるのだけれど、これで決まりと思っても少しそれると全然ダメだったり、又これでは全然ダメだと思っていても、ズルズルズル〜と核心を捕らえてストライクになったりする。人生も思い通リにはならず、意外な展開があって面白いのでしょう。

久し振りの映画“Mr.&Mrs.スミス”を見る

2006-01-22 20:39:50 | Weblog
1年ぶりに映画館へ行って洋画を見た。視野一杯に画面が拡がって、画面の中にはまり込んでしまったようだつた。音も後ろから聞こえて来るようで臨場感があつた。わざわざ映画館へ行くのを億劫がっていたけれど終わって出掛けに家内が“次はあの飛行機の中の・・・”を見に来ましょうと云った。テレビ大好き人間も映画館で見る映画の迫力には参ってしまっていた。BSをつければ何時でも映画を見ることが出来るがそれとは違った楽しみがある。六十才を過ぎるとどの時間帯でも何曜日でも1800円の料金が1000円になる。なんだか悪いようだけれど有り難い。こう云った時だけはお年寄りで普段は無理して若さを装っている。

今日の映画は「Mr.&Mrs.スミス」でした。ストーリーは現実離れした他愛もない物でしたが動きの速さやコミカルさに鬱憤も吹き飛ばされて気分がスッキリした。これが映画の効用です。キャスティングも素晴らしかった。

フェリーVS大橋の通行料バットル

2006-01-20 17:26:12 | Weblog
寒い冬の海を競合する大橋を正面に見据えながらフェリーは目的地へ向かっている。かなりの数の車が車輌甲板に並んでいる。橋を往来する車はあまり見えない。約1兆円もの巨費を投じてつくられた橋に2隻の4~5百トンのフェリーが合理化をして料金を下げながら顧客獲得競争を繰り広げている。
近くに住む私にとっては恰好のウォーキングコースで、素晴らしい景観のなかを悠々と闊歩出来る無料の歩道のある橋は有り難い。恐らく歩道が併設されているこのような自動車専用道路橋は世界にもあまり例がないと思う。歩きにこられた方はきっと素晴らしさに感動されるでしょう。ですが生活道路として日々利用したい島の住民の方々も通行料を払わなければなりません。観光にこられた人は1度か2度の通行ですから差程高いとは思わないでしょう。景色や建設技術の素晴らしさを体験するだけで通行料以上の価値があります。しかし生活道路として利用したい人々には合点がいきません。国が作ったものですから無料とはいかなくても1万円で1ヵ月何回でも利用出来るとか、5千円で10往復出来るとか?そのような利用方法があってはじめて大橋を架けた意義があるのではないでしょうか。政治家や技術者の自己満足の為の物ではありません。

フェリーと橋の料金は便利さや時間の違いはありますが普通車で次のようになっています。

フェリー:往復 1920円  大橋:往復 3400円






建築確認済?構造計算書?

2006-01-19 19:50:03 | Weblog
ニュースを見ると姉歯が悪い、小嶋が悪い、木村建設が悪い、総研が悪い、イーホームズが悪いなど等うんざりするぐらいマンションやホテルの構造計算書の偽装問題ガ取り上げられている。確かに誰が一番の悪者かを洗い出すのも大切だ。しかし一番大切なのは何故このようなことが起きたのかを洗い出して、繰り返されないようにすることが大切だ。先ず確認審査を2社で行なうようにする。そして必ず建物の建設中の検査を5回程度行なう。この二つのことをするだけでこのような事態は起こらなくなると思う。しかし行政側は人手がない、予算がないと云うでしょう。だがロスアンゼルスなどでは現場での徹底的な検査が行なわれていると聞きました。何はさておき始めなければなりません。今回の偽装は本来は防げたはずの物です。見る能力のある人が見れば的確に指摘出来たはずです。係数の値を誤魔化すなんて、ばればれじゃないですか。それを見落とすなんて信じられない。

一番心配なのは確認申請の書類には全然偽装がなくて、施工中に鉄筋のサイズや本数の不正をされる場合です。そうなると実際に大地震が起きて倒壊するまで分りません。これは本当に恐ろしい!だから現場の検査が重要なのです。公正建設委員会みたいな機関が必要だ!時代に逆行するかも知れませんが、正義の味方は必要だ。