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声優の小西克幸さんに萌える?サイト

小西さんの歌唱力

2009-01-11 15:02:02 | Weblog
全曲レビューをしたので、それを考察ー!

まず、私が音痴なので偉そうなことまったくいえないですが、小西さんは、中の上くらいの歌唱力だと思っています。ものすごく上手いかといわれれば微妙な感じしますけど、小西さんの場合そのキャラを大切に歌っているので、好印象です。
キャラソンは聴きやすさという意味でも上手いのは大事ですが、そのキャラクターが歌っていると意識させるということも重要だと思うんですよ。それでいけば、小西さんの歌いわけは、すごいとしか言えません。
小西さんは歌が苦手だと言ってらっしゃいますが、ファンとしてみれば、まったくそんなことはないですよ!といいたいですよね!

さて、私が知っている中で一番古いのがKYOのキャラソンです。低いバラードを最初に歌ったんですよね。小西さんの地声は比較的高いので、すごく苦労したんじゃないでしょうか。多分苦手意識はここでついたんじゃないかなあ。狂は豪胆な武士なので、声もキャラを意識して低く荒っぽさをだしています。
その後2年くらい歌いあげる役は回ってこなくて、ヘロQなどでコミックソングを歌ったりしています。そして、キャラソンがセットになるネオロマンスゲームの役が回ってきます。
小西さんが一番歌ったキャラクターは、まちがいなく王崎先輩でしょう。曲数も半端ないです。そして王崎先輩は高音(小西さんの中では)で、柔らかく癖がない歌声です。癖をいれないため歌唱力が試されますが、素直な気持ちでとりくめるいい曲が多く、これから小西さんの歌う仕事はぐんと多くなっていきます。
BLや乙女ゲームで人気がつきはじめ、学園へブンといった低音で歌う曲にも以前より余裕を感じられるようになってきました。歌による感情表現が上手くなってきている気がします。このころは高音~低音にかけてさまざまな曲にチャレンジしていますが、歌唱指導がおそらくしっかりしているコルダの影響があるのか、音にぶれが少なくなってきました。
そしてハジや草灯といった役をこなし、女子人気もかなり上がってきた頃、キャラソン商法が活発になります。そこで小西さんも1キャラのみ単発の曲を歌うことが多くなり、実験的に技巧を加えていきます。素直なキャラよりエロキャラを演じることが多くなってきたせいでもあると思いますが、語尾を巻き上げたり、かすれさせたり、流してうたったりです。
巻き上げのが顕著になりはじめるのがAlone。高音の切ない感じを、巻き上げることでカバーし始めてます。。滅ビノ約束では完全モノマネ風に歌ってます。巻くりあげを顕著にしまくって癖をだす。多分ここら辺で癖を出す楽しみを見出してる感じがします。歌ってこう演じればいいのねって、腑に落ちたような印象を受けます。かすれさせるように歌うのはREALが最初かな?それがDIVEではさらに進化して、すこし投げやりっぽく歌うことや裏声を入れることでかすれる色っぽさが全開になっています。それで、技巧の集大成がWish。全技巧をつぎ込んだ歌い方をしつつ、技巧のいやらしさを感じさせず、感情表現豊かに歌い上げます。
一方、癖のない歌い方であるコルダの曲はコンスタントに出していて、基礎歌唱力は上昇していきます。
そして最新曲。小西さんプロデュースのI'll never sayです。ここで小西さんは自分の歌の方向性を見出している気がします。つまり
・アップテンポよりも自身が歌いやすいバラードで歌う
・窓枠の世界等を歌うことによって見出した、まじめに見せて実はネタという歌の存在価値。歌の可能性。
・技巧を加えてきたことであがった歌唱力から技巧を目立たせなくして素直な歌い方をする挑戦

前回、私がI'll never sayを一押ししたのは、そんな小西さんの挑戦が見えるような気がしてうれしいのと、もちろん曲自体、歌い方自体が好きだといるのがあります。

これから、おそらくヘタリアのキャラソンがでるのかな。アメリカだからおばかな曲だと思うけど、小西さんは絶対キャラを意識しつつも進化した歌声を聞かせてくれるはずです。
小西さんのキャラソンをこれからも応援していきます!

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