Love is all

ニューヨークからのつれづれ日記

I Need 経験

2005-08-06 | Weblog
ウルフルズみたいなタイトルになっちゃった。

いろいろと考えさせられた日だった。いろんな人に会ったから長い一日。

空の青い太陽ギラギラのニューヨーク。Dr.Tのショッピングにつきあう。車でNJ(ニュージャージー)へ。
いいドクターに共通する、懐の広さ・人間性の豊かさ・アンバランスさ、が彼にもあった。
どんなに自分とちがう人でも、こころをオープンにして前向きにはなしてみれば、わかりあえることはあるものだ。
脳みそを守る頭蓋骨は大切だけど、自分を守る殻はいらないね。いつもひらいてたい。まっさらでふにゃふにゃでありたいな。自分をひらけば、可能性がついてくる。

Broadway Dance Centerのスタッフから不当な扱いを受け、その理不尽さに腹が立つ。こういうのを人種差別っていうんだ。
がんばって主張するが、聞き入れられず・・・。英語がおぼつかないばかりに、ズバリと指摘できずくやしい思いをした。できるだけ冷静に、道筋立てて主張できなくてはだめだ。

Ahamedとの、人種のちがい・考え方の根本的なちがいに、衝撃を受けた。ヒューマンショック。アハメッショック!一体、彼は・・・。勘ぐってしまいそうなほど、腑に落ちない。
さらにいつもに増してsubwayは止まりたい放題で、乗り換えを繰り返したあげく、結局目的地まではひたすら歩いた。土曜の夜に3時間もさまよう理由はただひとつ!彼がlazyだから。

しかしこれで、コミュニケーションにおいてのわたしの問題点がまたひとつあきらかになったのも事実。
この街で生きていくには、相手がどんな人であろうと、どんな習慣を持っていようと、やっていかなければならないのだ。
こんなに多くの違った民族が同じ場所に暮らすとき、人間らしく・なめられず・すくすくと暮らすためにはルールがある。相手の顔を正面からしっかりと見据えること。決してまどわされず、圧倒されず、ちゃんと相手の「ほんとう」を見抜くことだ。
英語を聞くために耳にほぼすべての意識が集中していて、表情の裏にある感情をみる・目の中をみるという基本的なことを忘れていた。すっかり。
 
でも、くるしかったり、くやしかったり、そんなネガティブな経験はムダじゃない。
原因を前向きに考察すると、それはちゃんと生きる知恵になってくれる。
そして、新たなチカラになってくれるのさ。

からだもあたまもよーく使った。ああ、刺激的。

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