みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

また市販の糸で綾織りしました

2017-03-24 09:44:52 | 日記

市販の糸というか、我が協会の指定糸・ウール100という糸です。

私が本部講師をしている協会は、よい品質の糸を使っていますが値段が高いのです。

その点が教室では使いにくいのですが、1玉の長さも長くて私は重宝して使っています。

某糸会社の提供を受けていて、この会社は品質のいい糸を売っていますが、

なにしろ、全体に高めで、これを見ているのか、他の会社で同じアイディアを使って

すぐに ナイロンなどを合成して安く提供するので、品質などどうでもいい人々は

この安めの糸を買います。

名前を挙げてしまいますが、ハ〇ナ〇は企画も営業も”いい商売”をする

イマイマしい会社です。

私の教室では『見本』を織るので、この”安めの糸”でもいいのですが、

やはり織り上りがグッと違うので、品質も考えてしまいます。

 

というわけで

 1:1整経の変則綾織りという技法です。 30×190 ウール100%

 1:1というのは緑と赤の糸を交互に経糸として整経するということです。

 横糸も緑と赤を交互に入れます。

 

  織り目を拡大しました

  これは『緑・赤』の順番で経糸を掛けています。

  『赤・緑』の順番で糸を掛けると、色の出方が逆になります。

 

構想としては≪深紅のバラ何千本≫ですが、拡大版の写真ではダイダイに近い色になっています。

実物は上のトルソーに巻かれている色に近いです。

糸の細さが、いわゆる中細タイプなので、50羽という筬で織りました。

1cmに5本の糸が経糸、横糸は5本というゲージに織ります。

私にとっては普通の細さの筬なのですが、教室では「キャ~細すぎぃ」と騒がれています。

 

春がそこまでやってきているのに、まだ毛糸のマフラーかとも思いますが、

あと1本市販のウール糸で織ります。

 

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今日、猫が1歳になりました | トップ | 人生の師 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
またまた素晴らしい! (やっほ)
2017-03-24 18:16:23
マネキンに着せたものと、(下)の折り目拡大の写真は別物のようですが、
光の当たり方によって変化するのすね(^^
見惚れてしまうほどの職人技ですね。

「良い品質商品は(職人の技)プラス(素材の品質)」ってことですね。
えへへ、算数の式を書いてしまった。誰でも分かることでした |д゚)
やはり良いものは見た目と肌触りで誰もが分かりますよね。

さすがです!
やっほさま (みっく・じゃが)
2017-03-24 19:54:14
早々のコメントありがとうございます。
フラッシュの使いかたでしょうか?
どうも写真が思うようにいきません。

そうなんですよ。
織り上りがどうというより、肌触りが全然違うし、
なにより、織っているときに織りやすいのです。
これは織手としてはらくですからね。

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事