絵入り随筆 エッセィ・つぶやき

自作の油絵・水彩画、デジタル写真等を入れて、季節の移ろい、雑感などを書いていきます。

コッパ・デラ・ミチツィア      I

2007-10-22 02:01:15 | 海外旅行
街中の喫茶店に入ってエスプレッソのダブルを頼んだ。カウンターの中の棚に「コッパ・デラ・ミチツィア」(友情の杯)があったからオヤジさんに「出来るの?」と聞いたら、「飾りだよ、コッパ・デラ・ミチツィアなら、この上の土産物屋で売っているよ。」とのこと。
エスプレッソを飲んでから教えられた土産物屋で早速購入した。
コッパ・デラ・ミチツィアというのは急須のような木彫りの容器で注ぎ口が4から7個ぐらいついている。容器の中にコーヒーとグラッパなどの酒を入れ、更に薬草などを加えて火を点けてアルコール分を燃やした後、この注ぎ口に、口を付けて順番に廻し飲みをするものです。
寒いときに熱いコーヒー入りの酒を「コッパ・デラ・ミチツィア」で交互に飲み交わせば身体は温まり、友情は深まることでしょう。













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2 コメント

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友情の杯 (湖の騎士)
2007-10-24 23:19:21
こういうものを考え出すセンスというのがいいですね。してみれば日本の杯の応酬も、案外国際性があるのかも! 若いうちは、「ご返杯」というのを不潔と思って嫌う人が多いですがーー。それともやっぱり、それとこれは違うものでしょうか?
湖の騎士様 (悠々)
2007-10-25 11:05:50
コメント有り難うございます。
日本の杯の遣り取りは、友人同士ではしませんよね?
あれは上下の関係の確認儀式ではないでしょうか?
お流れ頂戴、と遜ってみたり、親分子分の固めの杯だったり、、、不潔と言うより陰湿な感じがして私は嫌いです。
友情の杯なら友人の関係で身分の上下はないですから。

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