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糖尿病(2型)治療におけるヘモグロビンA1c目標は7台で

2013-08-27 18:09:10 | Weblog

調査結果(Currie, Lancet 2010 375 p481)

 イギリスで2型糖尿病(自己免疫によるものは1型、よらないものは2型と分類されるがこの場合の「2型」はインスリンは出ているけど食べすぎでおこる糖尿病と考えてよいと思う)で50歳以上3万人の治療データベースを調査。ヘモグロビンA1cを平均7.5あたりで管理している人の死亡率が最も低いことがわかった。

 

なぜだろう?

 血糖を薬やインスリン注射で下げすぎると、体が防衛反応をおこし、ストレスホルモンであるアドレナリンや副腎ステロイドなどが分泌される(腹が減ってイライラした状態)。すると前者は血圧上昇や不整脈、後者は血中脂質上昇による動脈硬化の進行を起こすだろう。インスリンの作用で糖とカリウムがセットで細胞にとりこまれる。過剰だと血中のカリウム濃度が下がり、不整脈の原因となる。

 

合併症の発症を予防するのも7台で十分

 網膜症や腎不全による透析などの恐い合併症が7以下にすることでと明らかに減るという報告は今のところない。(Boussageon BMJ 343 d4169, Hemmingsen BMJ 343 d6898)

 

治療方法の選択

 メトホルミン(商品名メトグルコなど)が第一選択。WHOの必須治療薬のリストにものっている。低血糖を起こしにくい。糖尿病の人はガン発生リスクが高いとされるが、メトホルミンはガン予防効果がある可能性が指摘されている。逆にインスリンはガン促進効果が疑われているので使用はなるべく遅らせたい(Currie Diabetelogia 2009 52 p1766)。Pioglitazone(アクトス,武田)は膀胱ガンリスクを増やす(Hillaire-Buys, Faillie. Lancet 2011, 378 p1543; Dormandy. Lancet. 2005 366 p1279より)。

 

私のよいと考える食事療法

 加工度のひくい食品。工場を通らないもの。自然に近い状態の食品は肉の丸焼きをふくめ、食べ応えがあってかさがあるので満腹感、腹持ちがよい。もちろん玄米は優等生。脂こいものばかり食べてきたひとには入門として受け入れやすいと思われる。慣れてきたら5分米などへの移行をした方が続けやすいかと思われる。低インスリンダイエット、糖化インデックスなどのキーワードも参考にできる。

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