猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

小机城址公園竹灯籠まつり2009

2009年11月06日 03時48分23秒 | お出かけ

 

今年も行ってきました【小机城址公園竹灯籠まつり】
ゴンザは仕事だったので、エスパー妹と、その夫を誘って。

 

人が炎を見て落ち着くのは、
そこに、【1/fゆらぎ】が存在するからだといわれている。

1/fゆらぎとは、簡単にいえば、
『規則正しいものと、不規則なものが調和して生まれる、心地よい状態』
とでも表現すればいいのだろうか。

 

まずは入り口で協賛金500円を払って。
一歩踏み込めば、そこは夢の世界。

このイベントは、竹林を守るためのものでもあって。
詳しくは昨年の記事を参照いただけたら。

 

そういえば、たとえば電車の中で人が眠くなるのは、
この1/fゆらぎのせいでα波が出るからだと、何かの番組で聞いたことがあるし、
(えっと、確か規則正しいガタガタ音と、
 不規則な揺れがそれを生みだすのだったか...)
確か、人の声にもこの揺らぎの持ち主がいるという説もある。

または、モーツァルトの音楽にもそれが存在するとか、
自然界にもそれがあるとか。

 

たった500円の協賛金でこんなに美しいものが見られるのは、
ただひたすら、ボランティアの皆さんのご尽力のおかげ。
竹林の奥から、せせらぐ灯籠の川。

そこここから聞こえる感嘆の声とため息。
無数の炎のゆらめき。
どこからともなく降ってくる尺八の音色に、
ただひたすら、時間はゆっくり流れて。

 

私は学者でもないし、
ただ、見聞きしたことを、こうして頭の中でつなげて、
述べているに過ぎないけれど。

それでもなんとなく、1/fゆらぎというのが、
どれがそうで、どれがそうではないのか、
漠然とではあるが、わかるような気がする。

 

エスパー妹も夫も、とても楽しんでいた様子。

みんなが歩く順路には、透き通った瓶を灯籠に使うことで、
足元を照らす工夫も。
年々お客も多くなっているようだけど、温かな心づくしのイベントだから、
どうかそのことで荒れてしまうことのないように願う。

 

そして、それは、私だけではなく、
人にみな共通するもので。

いわゆる人間が「落ち着くー」と感じるものには、すべて、
もしかすればこの1/f揺らぎが、深く関係しているのかもしれない。

たとえばこの、竹灯籠まつりのように。

 

炭火の色も暖かく。
今年は飲まなかったカッポ酒(笑)



ちなみに焼きそば等の売店も、みな、ボランティアさんがされている様子なので、
数はそれほどないようだし、時間もかかるみたいだけど、
それがまた手作り感あふれて、とても和やか。
基本的に、静かに、穏やかに、楽しむイベントだもんね♪

 

ざわざわ風に揺れ、こすれあう葉の音。

ゆらゆらと、ゆらめく、無数の炎。

ああ、あそこがきれい、ここが素晴らしいと、ささやき合う人の声。

小さな子供がポコポコ歩く姿も。

.....規則的で不規則で、でも調和して。

夜は訪れ、やがて更ける。

 

小高い山ごと、竹灯籠で埋め尽くすお手間はどれほどのものかと思う。
ただひたすら、こういう時間と機会を下さる皆さんに感謝を。

本当に素晴らしかった。

 

そう.....

だから、もしかすれば、
私たちの毎日も、やはりそんな風に。

揺らいで、揺らいで、調和を求めているのかも、と。

 

来年もまた行きたいな。
今度は絶対ゴンザも一緒に。

* 大きな写真二枚はエスパー妹夫提供。
Aくん、ありがとー♪勝手に使ってみた(爆)

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「うがあっ!」な、お知らせ。 | トップ | 結局何が欲しかったの? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

お出かけ」カテゴリの最新記事