今年も行ってきました【小机城址公園竹灯籠まつり】
ゴンザは仕事だったので、エスパー妹と、その夫を誘って。
人が炎を見て落ち着くのは、
そこに、【1/fゆらぎ】が存在するからだといわれている。
1/fゆらぎとは、簡単にいえば、
『規則正しいものと、不規則なものが調和して生まれる、心地よい状態』
とでも表現すればいいのだろうか。
まずは入り口で協賛金500円を払って。
一歩踏み込めば、そこは夢の世界。
このイベントは、竹林を守るためのものでもあって。
詳しくは昨年の記事を参照いただけたら。
そういえば、たとえば電車の中で人が眠くなるのは、
この1/fゆらぎのせいでα波が出るからだと、何かの番組で聞いたことがあるし、
(えっと、確か規則正しいガタガタ音と、
不規則な揺れがそれを生みだすのだったか...)
確か、人の声にもこの揺らぎの持ち主がいるという説もある。
または、モーツァルトの音楽にもそれが存在するとか、
自然界にもそれがあるとか。
たった500円の協賛金でこんなに美しいものが見られるのは、
ただひたすら、ボランティアの皆さんのご尽力のおかげ。
竹林の奥から、せせらぐ灯籠の川。
そこここから聞こえる感嘆の声とため息。
無数の炎のゆらめき。
どこからともなく降ってくる尺八の音色に、
ただひたすら、時間はゆっくり流れて。
私は学者でもないし、
ただ、見聞きしたことを、こうして頭の中でつなげて、
述べているに過ぎないけれど。
それでもなんとなく、1/fゆらぎというのが、
どれがそうで、どれがそうではないのか、
漠然とではあるが、わかるような気がする。
エスパー妹も夫も、とても楽しんでいた様子。
みんなが歩く順路には、透き通った瓶を灯籠に使うことで、
足元を照らす工夫も。
年々お客も多くなっているようだけど、温かな心づくしのイベントだから、
どうかそのことで荒れてしまうことのないように願う。
そして、それは、私だけではなく、
人にみな共通するもので。
いわゆる人間が「落ち着くー」と感じるものには、すべて、
もしかすればこの1/f揺らぎが、深く関係しているのかもしれない。
たとえばこの、竹灯籠まつりのように。
炭火の色も暖かく。
今年は飲まなかったカッポ酒(笑)
ちなみに焼きそば等の売店も、みな、ボランティアさんがされている様子なので、
数はそれほどないようだし、時間もかかるみたいだけど、
それがまた手作り感あふれて、とても和やか。
基本的に、静かに、穏やかに、楽しむイベントだもんね♪
ざわざわ風に揺れ、こすれあう葉の音。
ゆらゆらと、ゆらめく、無数の炎。
ああ、あそこがきれい、ここが素晴らしいと、ささやき合う人の声。
小さな子供がポコポコ歩く姿も。
.....規則的で不規則で、でも調和して。
夜は訪れ、やがて更ける。
小高い山ごと、竹灯籠で埋め尽くすお手間はどれほどのものかと思う。
ただひたすら、こういう時間と機会を下さる皆さんに感謝を。
本当に素晴らしかった。
そう.....
だから、もしかすれば、
私たちの毎日も、やはりそんな風に。
揺らいで、揺らいで、調和を求めているのかも、と。
来年もまた行きたいな。
今度は絶対ゴンザも一緒に。
* 大きな写真二枚はエスパー妹夫提供。
Aくん、ありがとー♪勝手に使ってみた(爆)