夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2016年12月 2日(金)「小池都知事と無電柱化&電線地中下化」

2016年12月02日 22時02分30秒 | 「思うこと」
小池都知事が電柱をなくして地中に電線を埋めることに力を注ぐようですね。
小池都知事がどのような考え方でこれを行おうとしているのかはわかりませんが、いろいろな意味でこの政策は必要だと思います。
都心に行くと電線がありませんね。
しかし東京でもほとんどのところに電柱や高圧線鉄塔が立っています。
オリンピックに向けて景観からも電柱をなくそうとすることもよいのですが、電柱の問題はただ景観だけの問題ではありません。
歩道もない車の交通量が多い道路に電柱が立っていますが、細い道に歩行者や自転車車いすの方が通っています。車で底を通るたびに電信バイらがあるために歩行者や自転車が道路の真ん中に飛び出てきます。危ないと思います。逆にそこを歩いていると車が邪魔で一方通行にすればいいなどとも逆の立場で思ったりもします。危ないので行政は歩道にするためにオレンジと黒にペイントした鉄の柵を立てます。しかしその策で区切られたエセ歩道の真ん中に電信柱があるときがあります。車いすは通れませんし、人や自転車が飛び出てくるのも変わりありません。
無電柱化は都民の安全にもかかわる重要な政策です。
しかしこの無電柱化と言う政策はもっと政治全般の哲学とならなければなりません。
電柱には電気や電話の回線がついています。無電柱化というのはこの電線が邪魔だから電気も電話もなくせという政策ではない。こんなわかりきったことを本気で批判材料として言う人もいますが。
電線は地下に埋めれば電気も電話を使えるのです。
こういった論理が政治全般に必要だと思うのです。
オリンピックも僕が子供のころに東京で開催されました。また2度目のオリンピックを見ることができること自体に反対はしません。しかし現在の開催方法を見れば当初の予算よりもバカ高い金を使おうとしています。一方で国民生活は公助を捨てて自助共助でとなっています。社会保障が削られていく中の一方でとてつもない金を使うことに矛盾があると思うのです。ならば反対なのです。オリンピックという電線は良いが、国民生活を犠牲にしている電信柱は必要ないし邪魔なのです。
築地市場移転問題も同じでしょう。
築地市場という老朽化したものを改善しなければいけないことに反対はない。しかし安全面でも設備的欠陥でも行政のいい加減さにおいて反対なのです。市場の改善という電線は必要なのですが、先に書いた豊洲市場の矛盾という電信柱は邪魔なのです。
このような都政だけではない。
国政においてもたくさんの必要とする電線は必あるのですが、あらゆるところで国民の安心・安全そして安定した生活を邪魔する施策という電信柱が乱立しているのです。
この電線と電信柱の関係の思考からすると、どうも自民党という政党がこの電信柱になりつつあると言ことが見えてきました。
経済も政治も外交もその限界が見えてきていると思います。
どうも国民の犠牲において経済も政治も変な方向に向かっています。
野党4党の共闘は、この自民党とその政策という電信柱をなくそうとすることでしょう。
小池都知事もこの電信柱とぶつかりそうです。
カジノ法案の強行採決では公明党も自主判断を行いこの電信柱と小さなぶつかりがありました。自民党はもう公明党なしでも維新との共闘で強行採決できるというおごりを示しました。
改憲はこの路線で進むかもしれません。
小池都知事の思想信条はいろいろと報道されていますが、もし小池新党ができて電信柱をなくそうとするならば野党4党と共闘できますし、公明党もこのまま与党で電信柱に埋没するよりも野党4党と共闘すべきでしょう。
ここを国民はしっかりとみていかなければならない。
電信柱をなくした後電線をどのように国民の安全安心そして生活の安定に役立つように処理をするかを野党共闘は真摯に話し合うべきでしょう。

(追記)日にちを間違えましたので訂正して再度アップしました。



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