遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

浮世絵

2011-01-18 09:05:50 | 日本美術

KINU洋画会の江戸さんが亡くなった後

遺品の整理をしたとき

浮世絵の本を 分けていただいた

広重 英泉・国芳・国貞 春草 清親の4冊

日本人なのに浮世絵のことなんか恥ずかしながら実に知らない

わからないということはいいことだ

へえ!そうだったの!?ということが展開していくからね

ハイ 負け惜しみでござんす

当初浮世絵師は

やまと絵の伝統を引き継ごうという意欲があったんだそうだ

やまと絵!  またわからん

 

広重と北斎って対照的に感じる

どっち派?と聞かれると

ピカソ派 っていうみたいに北斎派

ミーハーな気分で

 

でももうちょっとよく知りたいと

広重の本を読み始めた

 

へえ

広重は定火消同心という幕府の公職についていたんだそうだ

おじいちゃんに後継ぎが生まれ家督を返して

その職を退くことになる

へえ

浮世絵師ってなんとなく町人職人という気分でいたが

下級武士だ

 

そういう出自の絵描き 江戸時代多いような気がする

Hiroshige2jpg この日本橋の絵に

変わりバージョンがあるとは知らなかった

Hiroshigejpg_2 はは

増殖する人々

 

しかもこれらの絵と

司馬江漢を巡る話もあるらしい

時代は近く江漢は広重より50歳年上

広重の遠近法を見て ちょっと年代を調べた

なるほど江漢を見てるんだなとは思った

http://www.geocities.jp/web_ukiyoe/kokan.html

ここにいくと

面白い話が書いてある

こうなると推理小説だ

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