大山レンゲ

花の歳時記

いつの頃からか?

2016-11-19 16:58:38 | Weblog

外を歩く時、いつも右手に杖、左手は夫のベルトを持って歩いていた。夫のベルトは左手で持ちやすい位置にある。誰かが動くテスリと言ったが、まさしくその通りだ。

 

いつの頃からかベルトが手に変わった。車から降りて、歩きだすと夫はさっと右手を出す。今、その右手は私の命綱。夫の手は温かい日もあり、冷たい日もある。私の体調の悪い日は引っ張ってもらって歩いている。その様子を夫は「嫌がる牛を引っ張っているようだ」と笑う。

 

外で私達の様子を見た人は「仲がいいね」と言われる。「いえいえ、危険防止のためです」とは言わないが転ばぬ先の杖である。時には手をつないでいても急に足の力が抜けてしゃがみこむこともある。夫に元気でいて欲しいと願いながら、右手を頼りに日々歩いている。

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2 コメント

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不覚にも・・・涙が出ました。 (ととろ)
2016-11-21 09:45:18
ゆうさん、とってもとってもあたたかい素敵な内容でしたよ。お二人に九博でお会いしただけに、その情景が
目の前に浮かんで、思わずじ~~んと胸が熱くなり、
涙が!!
 
 >いつの間にか、ベルトが手に変わって

ご主人様、ゆうさんの為にも、どうぞどうぞお元気で
いて下さいませと心から申し上げたい気持ちで
いっぱいです。
 素敵な暖かいものが身体に流れ込んだ
 初冬の朝でした。有難う!
 
お二人様、寄り添いあって、どうぞ平穏な日々を
お過ごし下さいませ。
 我が家も二人三脚で、与えられた残りの人生を
 心だけは豊かに、過ごして参りたいと願って
 おります。
ありがとうございます。 (ゆう)
2016-11-21 23:00:42
ととろさんこんばんは。
ありがとうございます。
私達は二人で一人前だと思っています。
物忘れも酷くなり、寄り添い、支え合って
暮らしています。時には口げんかもしますが・・・。
今のままの生活がいつまで出来るか
神のみぞ知る。・・・ですね。
いつもあたたかい言葉に感謝しています。
御隠居さんもととろさんもお元気で
お健やかな日々でありますように。

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