勇敢な女は、美しい。

Dr.norikoのブログ。自分らしく、楽しく、人生を生きる。一度きりの人生だもの。

痴漢防止は可能か?「それでもボクはやってない」の二の舞か?

2015-04-25 | 医療・社会
突然ですが皆さん、周防正行監督の映画@『それでもボクはやってない』(2007年)をご覧になったことがあるでしょうか?映画史に残る傑作、名作だと個人的に思っています。社会派映画の中でもひときわ考えさせられる映画です。テーマは痴漢冤罪。一言で内容を記すなら、痴漢に間違われて逮捕された青年が、示談を拒否し、起訴され裁判にかけられる話です。日本の司法制度って何だろう、と憤慨しました。ある時には被害者を守らないのも司法制度であり、ある時には真実を曲げてまで加害者とされた人を冷徹に断罪するのも司法制度。ああ、無常。
さて、なぜこの映画に触れたかと言いますと、メディアで話題になっている、埼玉県警が作成・無料で配布するという「チカン防止シール」に物申したかったからです。
はっきり言おう。
このシールは無駄だ!
というよりも、痴漢冤罪を増悪させるだけでしょう。こんなシールで痴漢がなくなるようだったら、もうすでに痴漢は絶滅しているに違いない。
 
痴漢は卑劣な犯罪の1つです。最低です。「痴漢」というと響きが軽く受け取られているのか、もしかしたら安易にこの犯罪に手を染める輩もいるのかもしれませんが、れっきとした性犯罪だと認識しています。レイプ、強制わいせつなどなどと合わせて、こんな卑劣な犯罪を犯す人間は去勢してしまえ、とか思うこともあります(言い過ぎ?)。
でも、痴漢冤罪もけっこう多いようです。多くの男性は電車内で緊張を強いられている模様。夫は「なるべく満員電車に乗りたくない」と言います。去年まで、使えるときは家の車で出勤することもありました。電車で通勤するときは、痴漢に間違われないように気を付けていたようです。
男性が女性にする痴漢だけではないと思うのですが、おそらく一般的に加害男性・被害女性という図式が多いと思うので、それを前提にお話ししています。私はひとりの女性として男性に申し訳なく思います。本物の痴漢は許せないですが、冤罪に怯える男性には本当に申し訳ないことをしていると思います。世の中には痴漢でなくとも少しバックや肌が触れただけで、まるで痴漢にあったかのような表情をする女性が多いのですよね。(私は男なら「お前なんて触らないよ!」と言ってしまいそうになる…。)女性同士でもそうですから、たまたま近くにいたのが男性なら痴漢冤罪にあうかもしれません。
痴漢など性犯罪から女性を守る目的で導入されたらしい女性専用車両は、逆差別以外の何物でもありません。女性専用車両を導入したなら、男性専用車両があってもいいのではないか、と思います。そうすれば、少なくても女性から痴漢に間違われる男性はいなくなるでしょう。痴漢冤罪を防ぐために男性専用車両があってしかるべきだと常々感じていました。
なのに、痴漢防止にシールって何だ…。シールなんて作っている場合じゃないだろう…。シールをはがすとバツ印のインクがついていて、痴漢と思しき人物にインクをつけることができて間接的な証拠になることが期待されているらしい。いい迷惑…。間違って近くにいる無関係の人物にそのインクがついてしまったら、痴漢冤罪が容易に生まれることでしょう。
 
「チカン防止シール」は絶対に痴漢防止にはならない。「それでもボクはやってない」になるよ…。 
 
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脱不妊ブルー

2015-04-20 | 妊婦生活
そんな病名も症状名もありません。が、最近の自分の様子を表すと、こんな感じになります。(そんな状態なのでブログ更新が滞る…。)
私たち夫婦は今年になって「不妊」(という単語は嫌いだけど、便宜上使用します)状態を、幸運にも(一時的に)脱出しました。今回の妊娠は今のところ順調に継続しているので、もはや「不妊」ではありません。高度生殖医療(体外受精)を利用して妊娠しても、基本的には通常の妊娠管理となります。多胎妊娠や高齢妊娠、その他持病があるなどすればハイリスク妊婦になりますが、誰がどう見ても単胎妊娠で、かつ妊娠適齢期の妊婦なので「どのように妊娠したのか」は全く問題にされないままにマタニティーライフを送っています。
しかし、私は今の状況に非常に居心地の悪さを感じています。約2年弱いわゆる不妊治療をしてきて、最終的にものすごい金額をつぎ込んでやっと妊娠した自分が、他の妊婦さんと同じだとは思えないのです。誤解のないように先に述べておきますが、それは、「私に配慮しなさいよ!」という思いではありません。もちろん周囲から見たら、ただの妊婦です。体外受精までしていたことを知らない多くの人々からすれば、ただの妊婦です。もしかしたら「幸せな妊婦」に見えることもあるかもしれません。

ただただ不安なのです。1度目の体外受精(顕微授精)の際に妊娠したけれど流産した去年の記憶があるからかもしれません。この妊娠が無事に出産まで至らなかったら、それまでの苦労もお金も無駄になるという思いもあります。何より、この妊娠出産のチャンスを逃したら、私たち夫婦に次はないかもしれないという漠然とした不安が存在します。自然妊娠できるカップルと決定的に異なるのは、その点です。
 
経過的には「初めての妊娠」になるので、慣れない体調の変化が不安を増幅しているのかもしれません。自然妊娠した女性でも初めての妊娠は不安だらけだと思います。でも、私は思います。「あなたたちには次があるかもしれないではないか」と。(もちろん1人目が自然妊娠できても、2人目不妊の可能性もありますが。それでも自然妊娠が最初から絶望的な夫婦に比べたら、うらやましい状況ではないかな、と思ってしまう。)不妊カップルにとっては、「治せる不妊原因」の場合を除いては、不妊という状態は永遠に続くのです。無事に出産した後でも、続くのです。たとえ子供が生まれても、不妊が克服されたわけではないのです。「出口が見えないトンネル」をやっと抜け出したと思っても、また別のトンネルというか、霧がかかった森の中に迷いこむ感じがします。
 
初めての妊婦さんに共通することだと思いますが、本当にお腹(子宮)の中で胎児が無事に育っているのか、心配でなりません。時期的にはまだ感じなくても問題ないらしいのですが、胎動らしきもの頻繁に感じる日があったと思ったら、その後数日間全く何も感じないだけで不安で涙が出ます。次の健診まで、本当に一日一日が長く感じます。できれば健診の日までずっと寝ていたいくらいです!本当に胎児の心臓が動いているのか、元気なのか、心配すぎて何も集中できません・・・。

しかも夫は単身赴任中。この地方勤務は夫のキャリア形成にとってかなり重要なので、3月までは2人とも前向きな気持ちだったのですが、いざ新生活が始まると不安で不安で仕方がありません。「どうしてこの時期に地方になってしまったんだ・・・」と夫婦そろって若干落ち込んでいます。これがとどめの一撃でしょうか。

とりあえず最近の精神状態の不安定さが酷いです。母体がそんな精神状態で胎児に悪い影響はないのか、とまたさらに不安が掻き立てられます。そして分かるか分からないかの胎動(らしきもの)に一喜一憂する毎日。

うーん、これぞ負の連鎖・・・。



不妊カップルが無事に妊娠したら、その後も精神的にフォローできるようなサポートが必要なのではないか、と自分自身の状況を冷静にみて思いました。現状では妊娠すると不妊クリニックを強制卒業させられ、産院では通常の妊婦管理をされ、不妊を経験したカップル(特に女性・妊婦)の漠然とした不安をフォローしてもらえる機会は皆無です。不妊カップルの治療中の精神的サポートには最近少しずつ目が向けられてきているようですが、不妊と出産、その狭間にある脱不妊妊婦(?)の精神的なサポートもかなり重要だと感じている今日この頃。

さて、今週は1ヶ月ぶりの妊婦健診があります。それまで胃をキリキリさせながら一日一日を頑張って過ごしたいと思います。とほほ。
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妊婦さんも温泉に入れます!「妊婦は温泉禁忌」は医学的根拠なし。

2015-04-06 | 医療・社会

温泉宿に宿泊するときに、多少頭をよぎったのは「妊娠中に温泉は本当に大丈夫なのか?」ということでした。しかし、長年「妊婦は温泉禁忌」とされてきたことに医学的根拠は全くなく、環境省も基準を見直したという話を知っていたので、不安は一瞬でした。そもそも温泉地の女性は昔から妊娠していても普通に温泉に入っていたはずですよね(笑)

温泉そのものが妊娠(母体と胎児)に悪影響を及ぼすということは全くなく、「妊婦は温泉NG」は何の根拠もないのに長年言われてきたデマだと思って、妊婦さんは安心して温泉に浸かって良いのではないでしょうか

まだ温泉施設の表示には、禁忌欄に「妊娠中、特に初期と後期」などと書かれているところもありますが、無視して大丈夫のようです。私もラジウム温泉のときに、堂々と無視しました。

ただし、妊娠初期は流産の可能性が高いこと、後期はお腹が大きくなり足元が見えにくくなる、滑って転倒する危険もある、破水するかもしれない、などがあるために妊婦本人というよりも温泉施設側が無用なトラブルを避けたいという意図があるような気がします。また妊娠中は貧血になりやすいですし、突然倒れてしまうこともあるかもしれません。妊婦さん自身が、そういった自分の身に起こるリスクを十分に理解していれば問題ないでしょう。できれば誰かと一緒に入る、長くお湯に浸からないなど、ある程度対策はとれると思います。(温泉入浴に限りませんが、妊娠初期の流産は約15%ほどあり、何をしても流産するときはしてしまいます。悲しいことではありますが、自然淘汰なので仕方のないことです。初期の流産は母体が何をしても避けられないので、自分や人のせいにしないようにしたいですね。)

妊娠中は肌が敏感になる人が多いようなので、長く浸かり過ぎない、お肌に異常を感じたらすぐに出る、などすればいいと思われます。最初から刺激の少ない単純温泉を選択するのもありですね。

貸切温泉付きの宿は特におすすめです。ご夫婦で温泉に行く場合、当たり前ですがお風呂は別になってしまうので、一人で入らなければなりません。一緒ならば、何かあった時も安心ですね!実際、私が大浴場に行ったとき、女湯はほぼ貸切状態で気楽だったのですが、ある意味でとても不安でした。もし倒れても、しばらく発見されなそうで…。夫と貸切露天風呂に入ったときは、安心でした。

全く知らなかったのですが、最近はマタニティプランや赤ちゃん歓迎のプランを提供しているお宿が増えてきているようです。妊娠中も、子供が生まれてからも温泉を楽しめるのは女性にとってもかなり嬉しく心強いですね。

妊娠中で温泉に行けないと嘆いていた方は、これからは安心して温泉を楽しみましょう☆

 

********

妊婦の温泉入浴について書かれたページを見つけましたので、載せておきます。

岩永レディスクリニック 妊婦と温泉

妊娠中の温泉NGは根拠なし!

妊婦の「温泉OK」了承 環境省有識者委、32年ぶり(日本経済新聞)

 

おまけ:温泉の入り方や泉質についてわかりやすく書かれています!妊婦さんだけでなく、温泉に入る前にぜひ一読を。

環境省「あんしん・あんぜんな温泉利用のいろは」

 

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風雅の宿・長生館@新潟・村杉温泉

2015-04-06 | 新潟

3月の引っ越しの日に新潟入りしました。引っ越しといっても、東京の自宅から、荷物を出すだけだったのですが(次の日にその荷物を新潟のアパートに入れる)、繁忙期のせいか業者さんの到着が遅れ、新潟の宿についたのは夜7時過ぎ…。ああ、もっと早く着いて、ゆっくり温泉に入る予定だったのに…。

 

泊まったのは、新潟・杉村温泉の風雅の宿・長生館

この杉村温泉は、ラジウム温泉で有名だそうです。天然放射能温泉といえばいいのでしょうか。近くに硫黄泉で有名な温泉もあるようですが、「norikoは(妊娠中で)匂いに敏感だろうから硫黄はやめておいた」とこちらの温泉を夫が予約してくれました(妊娠してからますます夫が優しいなー)。

 

宿に着いて何とも慌ただしく、さっそく夕食。本当は一度温泉に入ってから夕食にしたかったけれど、時間がないので仕方ない。お部屋は本館の一室。建物は古めです。お部屋は想像よりも古めかしい感じでした。老舗感が出ているというと聞こえはいいかもしれない。古い感じはありますが、清潔なので私には問題なし。夫はもう少し綺麗で豪華なお部屋を想像していたらしく、少しがっかりしていた様子。

なお、お部屋で喫煙可でした。私も夫ももともとタバコを吸わないので関係ないですが、最近お部屋でタバコを吸っていい宿があるのか、と地味に驚きました。愛煙家には嬉しいかもしれませんね。正直、嫌煙家には迷惑な話ですが。(お部屋が臭くなるのが嫌です。泊まったお部屋はタバコの匂いは残っていませんでした。良かったー)

夕食も朝食もお部屋で頂けるプランにしました。気楽でいいですね。全体的に写真を撮るのを忘れてしまったのですが、お料理の量は十分すぎるほどでした。普段大食いの夫も私も、全部食べられず少し残してしまうくらいです。満腹になりました。

夕食後、さっそく温泉へ!ウキウキ。

ラジウム温泉は初めてですが、すごく良い!疲労回復効果があるらしく、お湯に浸かった瞬間にそれまでの引っ越しの疲れが吹っ飛びました!

また、妊娠中は肌が敏感になるので刺激の強い源泉は避けたほうがいい、との説を聞きましたが、このラジウム泉は敏感な私のお肌にも大変合うものでした。もともと乾燥肌で、特に冬や季節の変わり目にお肌がかゆくなってしまうタイプ。妊娠してからは特に敏感肌がひどくなり、自宅のお風呂に入るたびに肌がかゆくてかゆくて毎日ひどい目に遇っていました…。しかし、このラジウム温泉は湯に浸かった瞬間から、全然違うことを実感します。お肌がかゆくならない!!信じられない!すごい!!

長く温泉に浸かっていても、全然かゆくならない…♪♪最近本当にお風呂での肌のかゆさに悩まされていただけあって、ラジウム温泉は感動ものでした。


ただ、ラジウム温泉(放射能泉)には乾燥肌やアトピーなどのお肌に対する効能はなさそうなんですよね(笑)単に泉質が私のお肌に合っていただけなのでしょうか?
まあ、気持ちよかったから、良し!

こちらの宿の温泉は大浴場には内湯と露天風呂があります。内湯から露天風呂に行くときには、けっこう勇気が必要かもしれませんが、頑張って露天風呂に向かってください!お湯の温度は全体的にぬるめ。ぬるいのですが、不思議と体が温まります。長く浸かっていられるので、低めの温度もいいかも、と思いました。

 

予約プランに貸切露天風呂を無料で使用できました。宿に着いた日は時間に余裕がなく利用できなかったので、次の日(チェックアウトする日)の朝に予約を入れておきました。3つの異なる趣の貸切風呂から選択できます。周囲には緑が溢れ、お湯に浸かりながら森林浴をしているような気分を味わえました。大変満足しました。

スタッフの皆さんの接客は程よい距離感で、好感が持てました。本館のお部屋の古さが気にならない方には、温泉も素晴らしいでのおすすめです。

同じ宿に泊まるかはわかりませんが、またラジウム温泉に浸かりたいので新潟・杉村温泉には来るぞー。新潟にいる間に日帰りもできるかも。病後回復期にもラジウム温泉は良いらしく、気が早いですが無事に出産できたときには、産後回復を兼ねてまた浸かりたい源泉でした。

 

 

 

 

 

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新生活

2015-04-04 | 日記

新年度が始まりましたね。実はこっそりわたくしも新しい生活に突入しています。

夫が4月から(1年間限定ですが)新潟で勤務することになったので、その準備で3月末は大忙しでした。一応夫の単身赴任という形になるので、引っ越しの荷物はそれほど多くはなかったのですが、3月は引っ越しの繁忙期でいろいろトラブルも…。とほほ。

東京の自宅を守る大事な役目があるので、私はしばらく東京と新潟の二重生活を送ることになります!一応身重なのに(笑)夫も仕事などで東京に戻ることも意外と多いと思うので、二人そろって頻繁に東京~新潟の往復をしていると思います。

 

新潟の美味しいものや温泉など、気になったものは記事にしていきたいと思います^^

 

 

 

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