勇敢な女は、美しい。

Dr.norikoのブログ。自分らしく、楽しく、人生を生きる。一度きりの人生だもの。

子供の声は騒音?

2015-02-27 | 医療・社会
子供の声を「騒音」として訴訟を起こすケースもあるようです。保育園・幼稚園からの子供の声を騒音として近隣住民がクレームを言うことも多々あるそうです。驚くのは小学校の校庭で放課後子供たちが遊ぶ声が「騒音」、プールの授業や運動会での音や声も「騒音」としてクレームがくることもあるのだそう。
一方、最近では、東京都が騒音などを規制する環境確保条例の改正案を提出したばかり。子供の遊ぶ声などを「騒音」としないようにするための改正案のようです。
 
立場が違えば利害が異なりますし、ケースバイケースだと思うのですが、一言先にコメントするなら「子供に優しくない社会だな・・・」に尽きます。
 
住宅密集地の近隣の声や音などが聞こえやすい場所で、時間を気にせず子供がうるさく遊んでいるのを親が放置しているというような場合だったら、周囲の人々は「騒音」と感じてもおかしくないのかなぁ、と個人的に思いますが、昼間子供が遊んでいる声を皆「騒音」としてくくってしまうのはどうかと思います。
幼稚園や保育園は24時間開いているわけではないですし、住宅地にあるそういった施設なら、通常は常識の範囲内の時間で子供を外で遊ばせますよね。小学校も、早朝から夜中まで子供が騒いでいるわけではないですし、プールの授業だって夏限定、運動会に至っては年1回の行事でしょう。何をそんなに目くじら立てる必要があるのかなぁ。条例から子供の声を「騒音」から除外しようとする動き自体、そもそも違和感があります。
公園ではしゃいでいる声も「騒音」、球技も禁止。子供はどこで遊べばいいのでしょうね??
私が子供の頃は、家の近くで遊んだり、公園で遊んだりよくしていましたが、「騒音だ」「静かにしろ」なんて言う大人はいなかったと思うのですが…。今よりは住宅・住民が少なかったと思いますが、当時も今も下町の住宅街です。家の前の道路にチョークで落書きしてけんけんぱ(というのかな?地方によって名称が異なるかも?)して遊んだものです。小学校でも、昼休みに皆でサッカーをしたり鬼ごっこをしたり「騒いで」ましたよ。でもうるさくて怒られるなんて、一度もなかったと思います。周りに民家が少ない、比較的大きな公園で缶けりをして遊んだこともありました。うるさくはないと思いますが、今だったら「缶を蹴って遊ぶなんて危ない」とか「周りに迷惑だ」なんて言われて怒られてしまうのかしら…。公園で球技も禁止されるご時世ですものね…。
最近の「子供の声=騒音」図式は、核家族や地域の高齢化、地域社会の希薄さが生んだものなのかも、と思うことがあります。この前ご近所の奥様(世代としてはだいぶ高齢者。私からみるとおばあちゃまという年齢)と家の前でお会いしたときのこと。その方は昔から住んでいる方で、我が家も(夫の)祖父母の代から住んでいるので顔見知り。
「昔はこの通りは子供が遊んでいて賑やかだったのよ。みんなうちにおやつを食べに来たりもしてね~」と。
「でも最近は子供が外で遊ばないのね。塾とか習い事で忙しいんでしょうけど」なんて少し寂しそうでした。
この言葉を聞いて感じたのは、私も「子供の遊び声が聞こえないと寂しい」「子供の遊ぶ姿が見えないと寂しい」でした。当たり前のことですが、大人だって子供だったときがあるのです。生まれてすぐ、いきなり大人になるわけではないのです。子供がいない社会を想像してみて下さい。お先真っ暗ですよ!

今住んでいる地域は完全に高齢社会ですが、まだ町内会がそれぞれの地区であって、季節ごとに盆踊りや餅つき大会をやっています。私たち夫婦は町会費を払っているだけで、そういう地域の行事には参加していませんが、子供が生まれたらぜひ参加したいなぁと思っています。そういえば私が生まれたところでも、町会だがこども会が主体となって盆踊りや餅つき大会がありましたね。子供の頃はよく参加したものです。こども神輿が練り歩いたり。
しかし、今の風潮に従えば、そういう地域の盆踊りや餅つき大会、こども神輿も、子供も参加できるような地域の空間は「騒音」になってしまうのでしょうか。確かに、騒がしい催し物ではあります。もし、これらも「子供の声がうるさい」「中止しろ!」なんて周囲の大人の声が大きくなってしまったら、開催できなくなるのかもしれませんね。
 
「騒音」だと騒ぎ立てれば、キリがないと思います。大人だって騒音を出す人はたくさんいるでしょう。音に対する感じ方は個人差があるので、あらゆる音が騒音になりえます。それなのに、「子供の声は騒音だ」とひと括りにして子供を糾弾するのはいかがなものかと思います。
もちろん、非常識な親には注意していいと思います。あまりにもうるさく騒がせる幼稚園や保育園には、控えてもらうよう言ってもいいと思います。「騒音」も限度があると思いますから。ご近所に対する配慮はあってしかるべきです。お互い気持ちよく生活したいですもんね。でも、本来子供は泣くし、騒がしいものです。何も子供を見て微笑ましいと思え、と強制するわけではありませんが、生活していれば「お互い様」の部分がたくさんあるはずです。もう少し、社会全体で子供を見守る、という意識を持ちませんか?昔から「よく遊び、よく学べ」って言いません?遊び方を知らない子供は健全に育たないと思いますよー。小学生の運動能力が低下しているというデータもあるようです。遊ぶ場所がなくなっている子供たちの未来が心配なのですが…私。
 
私も無事に出産できたら、子供の遊び場所確保が頭痛の種になるのかな…。本当に子育てしにくい社会ですね。


騒音についてのブログ記事見つけました。いろいろなケースがあるものです。「騒音」の判断は、本当にケースバイケースですね。ご参考に。
sanmarie*com


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久しぶりのつけ麺。ラーメン女子復活?

2015-02-23 | グルメ・お酒
私はラーメンが好き。でもつけ麺はもっと好き。

先週末、久しぶりに地元で大好きなラーメン屋さんに行きました!あ、ひとりで行きましたよー。知らないラーメン屋さんに女一人はかなり勇気がいるけど、1度行ったことのあるお店なら平気です。だってひとりでもラーメン・つけ麺食べたいもん。

どうやらつわりは軽いほうみたいですが、2週間ちょっとけっこう体調が悪かったです。だるい、眠い、いつも食べていたものが食べられない、食欲はあるけど食べる量が減る、たまに気持ち悪い・・・など。平日や週末家で過ごすことが多く、出かける元気もなく、だらだらとした時間を過ごしていました。
先週末くらいから、少しずつ元気に(?)なってきているようで、髪がぼさぼさになっていたので美容院に行き、その後ランチにお気に入りのつけ麺を食べに行きました。荒れ放題だった家のお掃除もしました。

自由に動けるって素晴らしい・・・!


久しぶりに食べたお気に入りのお店のつけ麺は本当に美味しくて美味しくて、すごい速さで完食。ああ、美味なり。

このお気に入りのお店は、もう何回行ったか覚えていないほど通ってます。15回以上は絶対に行っている!20回以上!?
私はこのお店の味や雰囲気が大好き。お気に入りのお店なので名前は出しませんが(笑)ほっとするというか。「あ、食べに行こう」と気軽にふらっと行きたくなるラーメン屋さんです。あまり特徴がない味なので、食べログでの評価が高くないのかもしれませんね。個人的にはそれがいいんですが。

ちなみに、私は基本的に食べログを信用していません。うちの地元のラーメン屋で1位のお店Aに以前夫と行きましたが、2人とも全く気に入りませんでした。「なぜココが1位なの?」とお店の雰囲気にしても、ラーメンの味にしても思いました。今でも1位にいるのが腹立たしいくらいのお店でしたね。ここも名前は出しませんが。

最初全然混んでいなかったのに、テレビで取り上げられたり、食べログの評価が上がったりしたせいか、最近やたら混んでいるかつてのお気に入りのお店Bもあります。特徴があるスープで、美味しいのだけどそんなに毎回食べる気もせず、さらにやたらと混んでいるのを見て最近足が遠のいたラーメン屋さん…。いろいろな意味で残念…。

もっといろいろ開拓したいのですが、ラーメン激戦区の地元で美味しいと評判のお店はだいぶ行ったかな~。新しいお店に行くより、つい馴染みのお気に入りに行ってしまう勇気がないラーメン女子(齢30)

今週また別のお気に入りのお店に行こうかとたくらんでいます。また大好きなつけ麺狙いで!
ラーメン・つけ麺を一緒に食べたい人はぜひお声をおかけください^^☆
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気がついたら妊婦事件[マタニティマーク編]

2015-02-13 | 妊婦生活
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前編 
後編 
母子手帳編 


念願の妊娠なのに、実はマタニティマークをつけることにものすごく抵抗がありました。
それは自分が大変な思いをしてきたときに、街中でマタニティマークを見るのが非常に辛かったからです。あの人はきっと自然に妊娠したのだろうな、とか、何の苦労もなく妊娠したんだろうからうらやましいな、とか。そんな風に思うこともしばしばありましたし、実際ただ見るのが拷問のようだと感じることも多々ありました。
自分にとってあまり良い思い出があるわけではないので、もしかしたら私と同じような経験をしている人に苦痛を与えることになるのかもしれないと、かなり抵抗がありました。つわりがものすごくひどいわけではないようなので(たぶん)、つけなくてもいいのかな、と最初は思いました。

しかし、まず夫に「何かあると心配だからちゃんと付けて」と言われ、また母子手帳をもらうとき職員さんにも言われて、1~2日はこっそり付けていたのですが、その後堂々と付けることにしました。

マタニティマークは別に見せびらかすものではない。何かあったときに妊婦として適切な処置を受けられるような目印だ、と当たり前のことに気づきました。
突然倒れたときや不慮の事故に巻き込まれたときに、妊婦だと周囲がすぐ認知できるようにするためのものです。

インターネット上でマタニティマークはよく議論になっているようです。例えば、妊婦ではないのに、つけている女性がいるとかいないとか。これは論外だと思いますが、マタニティマークをつけている妊婦さんを「攻撃」する人もいるという話を聞いたときはぞっとしました。本当なのでしょうか?

夫が言っていたことですが、「マタニティマークをつけていれば優先席に堂々と座れるでしょ?つけていないで座っていると絡んでくる人もいるかもしれないから、ちゃんと付けて」。確かに(比較的)若い私が優先席にただ座っていると、変に絡んでくる人がいないとも限りません。それを避ける意味でもマタニティマークをつけたほうがいいのかもしれません。

しかし、マークをつけていてもつけていなくても、女性(妊婦)は絡まれたり攻撃される不安と隣り合わせなのでしょうか?電車内やホームでどのように振舞うのが適切なのか、全くわかりません。誰か教えて下さい(切実)。


そういえば、「マタニティマークをつけているから席を譲られて当然」という態度を取る妊婦もいるようですね。人の善意は期待するものではありません。善意を受けたら、心から感謝の気持ちを表せばいいのです。妊婦だけではないと思いますが、「自分は○○だから、周囲は私に気を遣って当然だ」という態度はいただけません。

今のところ、私はマタニティマークで嫌な思いはしていません。むしろ、一度マークに気づいたお姉さまが席を譲ってくれましたよ!帰宅ラッシュより少し早い時間でしたが、けっこう混んでいるときだったので、譲ってもらえたときは本当に感謝しました~。やはりずっと立っていると辛いときがあるので・・・。素敵なお姉さまでした、本当にありがとうございました♪
 
まだまだ初期流産もありえる時期。全然お腹は大きくありません(というか変わりません)。見た目にも妊婦感は漂っていないと思います。でも大切な時期ではあるので、無理をしないためにも、何かあったときのためにも、何となく恥ずかしい気持ちはあるのですが今後もしばらくは(見た目で妊婦だとわからない時期は)堂々とマタニティマークをつけたいと思います。

それでもまだ妊婦の自覚がないことは内緒…。
 
*********
ネット上でのマタニティマーク議論をまとめたページを見つけました。ご参考までに。
「マタニティマークは危険!?」
 
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気がついたら妊婦事件[母子手帳編]

2015-02-13 | 妊婦生活
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A病院に駆け込んだ日は、どうしていいのかわからなかったので母子手帳はまだもらっていませんでした。そのため、お会計はほとんど自費で福沢諭吉先生が数人旅立って行かれました・・・
次回までに母子手帳をもらってくるように言われたので、その日の夕方ぎりぎりに区役所に滑り込む。

母子手帳を交付している部署へ行き、「母子手帳をいただきたいのですが・・・」とドキドキしながら言ってみると、感じのよい近所のおばさま風の職員さんがにこやかに対応してくれました。妊娠すると、妙に優しく扱われることがある気がします。嬉しいのだけど、実は少し複雑。私が妊娠したという事実しか知らない人は純粋に「おめでとう」「楽しみね~」と言ってくださると思うのですが、体外受精や流産などで心身共に苦しい経験をしているので、うまく表現できないのですが複雑な思いがあります。

それにしても、母子手帳をもらうとき、それ以外に渡される書類やら案内やらが多くてびっくりしました。母子手帳と検診時に使えるクーポンくらいだと思っていたのですが、甘かった。ただでさえ、置いてけぼり感を味わっている私には戸惑うことばかりで、職員さんが丁寧に説明してくれているのに全然頭に入ってこない(笑)
まだ妊娠がちゃんと継続するかもわからなくて不安いっぱいの私には、可愛い母子手帳をもらってからも「自分は本当に妊婦なのか?」と頭の中はハテナだらけです。

「区が推奨しているわけではないけど」と前置きがあって、協賛企業からの試供品も頂く。新生児用のオムツ…うーん…。マタニティマークも。
不妊治療専門クリニックから投げ出されたあと、何かあったときに妊娠中だと分かるようにマタニティーマーク(雑誌の付録として手に入れたもの)をこっそりつけていました。
それに気づいたおばさま職員さん、「あら!そっちのマタニティマークの方が大きくていいじゃない!ちゃんと見えるところにつけるのよ~!」と。「最近はスマホをいじって周りを見ていない人が多いから気をつけてね!そういう人はマタニティマークなんて見ていないけどね…。」

「何か質問ありますか?」とにっこり最後に聞かれましたが、何が何だかわからなくて、今の私の状況を教えてもらいたかったです!
 
「赤ちゃんが生まれるとしばらく大変だから、今のうちにマタニティライフを楽しんでね
 
というおばさま職員さんの言葉に見送られながら、交付終了。いや、まだ妊婦の実感もないのに、マタニティライフとか言われても…。なにそれって感じです。


とりあえず、こんな感じで初の母子手帳を手に入れました。前回の妊娠(流産)では決して手にすることはできなかったものなので、念願のアイテム!
のはずなのですが、やはり置いてきぼり感が…。
今の気分は回送電車からようやく鈍行列車に乗り換えたのに、実は特急だった、という感じです。

自分の気持ち以外は特急列車並みの勢いで動いているんですよねぇ。早くて早くて追いつけません。

次回はマタニティマークについて。
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気がついたら妊婦事件[後編]

2015-02-10 | 妊婦生活
突然胎児心拍が確認され、再び出血するハプニングもあり、唐突に不妊治療専門クリニックを「卒業」させられた私は、次に何をしていいのかもわからないほどの状態に追い込まれました。念願の妊娠だったはずなのに、それを喜ぶ余裕もなく、途方に暮れました。 少し冷静になると、厳しい状況だということを自覚し始めます。多少の出血も残っているし、まだ初期流産の可能性(恐怖!)がある時期なので胎児の状態も心配ですが、社会的な困難に直面する、ということに気づいたのです。

お産難民(出産難民)問題です。
分娩予約は、早いところでは妊娠5~6週には受付を締め切ってしまうようです(ビックリ!)。妊娠5~6週だと、もともと生理不順だとまだ妊娠に気づいていない女性もいるような時期。生理周期が正常な女性でも5週目だとやっと妊娠に気づくくらいの時期だと思うのですけどね…。妊娠5週で大体胎嚢が確認され、臨床的に妊娠が確定する時期のはず。6週では、まだ胎児心拍が確認できない場合もあります。妊娠5週とまでは言わなくても、妊娠6~7週で分娩予約がいっぱいになってしまうところも東京には多いようです。
そんなとても不安定な時期に分娩(予約)のことを考えなくてはいけないなんて。分娩予約を取るのって大変なのね。噂には聞いていましたが、出産というのは何て社会的にシビアな出来事なのでしょうか。個人的には妊娠12週を越えてから出産場所を考えたい。心拍確認できると初期流産の確率はぐんと下がるといわれていますが、心拍確認後の流産がゼロになるわけではありません。12週頃までは私も毎日がドキドキなのです…。
ところで、お気づきの方はいますか?私はずっと流産と言われてきました。突然心拍確認できたときにはすでに7週を越えていたのです。6週なんて「胎嚢が大きくならないし、それ以外に何も見えないねぇ…流産の可能性が高い」なんて言われていた頃。先週不妊治療専門クリニックを「卒業」した時には、すでに9週目前。これはまずい!どーしよー!!

*******

詳細は省きますが、私たち夫婦と関係が深いA病院のS先生に診てもらえることになって、次の日の朝に急いで病院に駆け込みました。S先生は周囲の評判も素晴らしく、優しく素敵な先生です。
しかし、大きな病院に通ったのは子供の頃が最後で、とても緊張しました。しかも突然の妊婦宣言により、産科の門をくぐるわけです。ただでさえ不安で困惑し、緊張している私には、重大なミッションでした。まだ母子手帳ももらっていなかったので、妊婦の実感はあまりなく、妊婦検診?というのでしょうか、妊婦は産科でまず何をすればいいのかすらわかりませんでした。うーん、私本当に妊婦なの?

先生は本当に優しくて丁寧に診察や説明をして下さいました。今までの事情をお話したら、「ここまで放っておかれる妊婦さんはなかなかいない」と苦笑していました。やはり私は放っておかれたのか!(笑)
出血の原因もしっかり診てくれました。今後も出血する可能性はあるらしいけど、何をしても出血するときはするからそんなに神経質になる必要はなさそう。ほっ。一安心。でもアルゼンチンタンゴは控えるよう指導が…。せっかく始めたのに~、すごく楽しんでいたのに~。

実は、妊娠することしか考えていなかった私は、分娩施設・出産方法など全く情報を集めていませんでした。なんとなくA病院で分娩できたらいいなあ、と思っていたくらい。NICU(新生児集中治療室)もあるし、緊急時に適切な対応を取ってもらえるのではないか、という考えからです。
「病院では出産したくない。助産院がいい」とか「帝王切開なんて自然じゃないからありえない」なんて考える妊婦さんも世の中にはいるようですが、私たち夫婦の考えは違います。カイザー(帝王切開)どんと来い。だって母子共に危険な状況になる可能性があるのが出産です。もちろん、経膣分娩で無事に出産できればより良いとは思いますが、何かあれば遠慮なくおなかを切ってもらう覚悟です、私(たち)。母子共に生命を救えるかもしれないなら、カイザーもやむを得ない。また、もしかしたら早産で産まれてしまうかもしれない。何か病気を持って生まれるかもしれない。そんな場合も考慮しています。
という感じで、最悪の状況にも迅速に対応できるであろう、私たち夫婦が一番身近なA病院をなんとなく分娩施設として希望していました。S先生に診てもらたことで、ここで出産できそうです。といっても、まだまだ無事に育ってくれるかわからない時期なんですけどね…。先にも言及したように、まだ初期流産もないとはいえない時期です。かなり複雑。
なお母子手帳や検診クーポンを持っていないので、この日のお会計はほとんど自費になりました。妊婦が最初に行う血液検査のための採血もしたので…。不妊治療専門クリニックで麻痺した医療費の感覚の私でもびっくりのお会計!「妊娠は病気ではない」から自費診療になるわけですが、こんなにお金がかかると経済的に苦しい家庭や予期せぬ妊娠をした女性などには、かなりの負担になると思います。「お金がないから」という理由の未受診妊婦の気持ちがちょっとわかりました。妊娠しただけでこんなにお金がかかると、産みたくても産めない人もたくさんいると思いますね。それだけが少子化の原因ではないとは思いますが。

お会計が終わっても、私にはまだ状況から取り残されたような感覚が残りました。先週(心拍確認)からの急展開に全くついていけない自分がいます。

回送電車に乗っていて車庫に行くはずだったのに、何のアナウンスもなく、気が付いたらその電車が目的地行きの特急電車になっていた感じです。

「体外受精→流産宣告→妊娠継続」の環境の変化・ギャップにかなりついていけません。おいてけぼり感がものすごい…。

こうして、実感が伴わないまま、突然の妊婦生活に突入しました。
 
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