遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

イラク軍 モスルを奪還

2017-07-10 23:58:58 | my notice
 イラク北部モスルのIS(自称イスラム国)からの奪還作戦で、アバディ首相が勝利を宣言しました。
 住民を盾にして立てこもるISの掃討には、時間がかかるかと素人推察していましたが、奪還成功には敬意を表します。
 成功には、イラク軍によるISとの戦闘を支援する米軍の関与拡大を進めてきたトランプ米政権の対IS戦略強化が大きく貢献したのだそうですね。
 

モスル奪還 対IS戦略、大きな成功 トランプ米政権が軍の関与拡大 (7/10 産経)

 【ワシントン=黒瀬悦成】イラク政府が9日、同国北部モスルを「イスラム国」(IS)から奪還したことは、イラク軍によるISとの戦闘を支援する米軍の関与拡大を進めてきたトランプ米政権の対IS戦略の大きな成功
を意味する。
 トランプ大統領は1月に就任後、マティス国防長官にIS掃討に関して大きな裁量を付与し、
国防総省に対IS戦略の全面的な見直しを指示
した。
 これを受け、米軍が主導する有志連合は、オバマ前政権下の2014年から展開している
イラクとシリアでのIS拠点に対する空爆の規模を大幅に拡大。昨年10月からトランプ氏が就任した今年1月20日までの米軍の1日当たりの平均空爆回数は20回を下回ったのに対し、トランプ氏が就任以降は1日に40回以上をしばしば突破
している。

 バグダッドで有志連合の空爆作戦を指揮する米空軍のクロフト副司令官はモスル陥落前、米メディアに「モスルが陥落しても、現在は軍事戦闘を続行する段階だ」と指摘。
 バグダッドとモスルの中間に位置するハウィジャや、モスルからシリア国境に通じる地域など、
IS支配地域に対する空爆をこれまで通りの規模で展開
すると表明した。
 マティス長官はまた、現在イラク国内に駐留する6千人規模の米軍部隊を「軍事顧問」として前線のイラク軍部隊にこれまで以上に密着させ、ISの動向に関する情報の提供や戦術指導などを行ったことも、戦局の好転に大きく寄与した。


 イラクとシリアでのIS拠点に対する空爆の規模を大幅に拡大させたことと、イラク国内に駐留する6千人規模の米軍部隊を「軍事顧問」として前線のイラク軍部隊にこれまで以上に密着させ、ISの動向に関する情報の提供や戦術指導などを行ったことも、戦局の好転に大きく寄与したのだそうですね。
 ハウィジャや、モスルからシリア国境に通じる地域など、IS支配地域に対する空爆はこれまで通りの規模で展開されるとも。

 一方、戦いは、ISが「首都」だと宣言したシリア北部ラッカへと焦点が移るのだそうですね。
 

モスル奪還 IS掃討は新局面、焦点はラッカへ (7/10 産経)

 【アルビル(イラク北部)=佐藤貴生】イラク北部モスルの奪還作戦でアバディ首相が勝利を宣言したことで、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)との戦いは、ISが「首都」だと宣言したシリア北部ラッカへと焦点が移る
。シリアをめぐっては米露主導の停戦合意が一部地域で発効したものの、順守されるかは不透明だ。
 ラッカをめぐっては、
米軍などが支援するシリア民主軍(SDF)が旧市街に進入し、着実にISから支配地域を奪っているもよう
だ。ただ、奪還が実現したとしても、どのような勢力が現地を統治するかという受け皿に関する議論はほとんど行われていない。
 また、停戦が発効したのは南西部のヨルダンやイスラエルとの境界近くの3地区にすぎない。過去にも停戦合意は破綻している上、
米露はアサド政権の存続に関して正反対の立場を取っている。この点がイラク情勢との大きな違い
だ。

 
懸念材料はほかにもある。SDFはアラブ人とクルド人の民兵が混在しており、シリアの隣国トルコは自国内の非合法クルド人組織の「分派」を米国が支援しているとして、強く反発している。米国が敵視するイラン
も6月中旬、首都テヘランの同時テロへの「報復」として、シリア東部デリゾールのISの拠点に中距離ミサイルを発射した。

 米露に加えて
中東の大国もそれぞれの思惑で行動しており、調整に相当な困難を伴う
ことは必至だ。

 欧米ではISの組織的支援を受けず、インターネットを通じて共鳴した単独あるいは小人数のテロが横行している。この状態はモスルやラッカの情勢とは別に今後も続く公算が大きいばかりか、ISが劣勢に立たされていることへの反発から、激化する可能性さえありそうだ。


 ラッカをめぐっては、米軍などが支援するシリア民主軍(SDF)が旧市街に進入し、着実にISから支配地域を奪っているもようだそうですが、米露はアサド政権の存続に関して正反対の立場を取っていて、この点がイラク情勢との大きな違いなのだと。
 また、トルコは自国内の非合法クルド人組織の「分派」を米国が支援しているとして、強く反発。米国が敵視するイラン、中東の大国もそれぞれの思惑で行動しており、調整に相当な困難を伴うことは必至なのだそうですね。

 敗走するISの兵士の世界各国への分散潜入、欧米各国や、東南アジアにも居るISに共鳴した単独あるいは小人数のテロの、ISが劣勢に立たされていることへの反発による活動の激化が予測されています。

 ISの撲滅にはまだまだ時間がかかりそうですし、オサマ・ビン・ラディンが率いたアルカイダが崩壊してもISが産まれた様に、テロ集団の撲滅への道は楽観は出来ませんね。
 サッダーム・フセインのイラク軍残党が居たとされるIS。その残党や、新たな亜流の台頭が懸念されますし、シリアのアサド政権の行動も懸念されますが、ISの崩壊へ向けた情勢の進展には、関係国の尽力に感謝です。



 # 冒頭の画像は、イラク北部モスルを訪れたアバディ首相




  この花の名前は、ノコンギク


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