遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

大規模サイバー攻撃 複数のIT企業が北朝鮮関与と指摘

2017-05-16 23:58:58 | 日本を護ろう
 大規模なサイバー攻撃が先週末に起き、英国を始めとして世界各地の企業や団体が被害を受け、日本でも被害が発生していますね。
 「ランサム(身代金)ウエア」と言われるマルウェアで、パソコンやサーバーに保存した情報を勝手に暗号化して使えなくして。元に戻すのと引き換えに仮想通貨「ビットコイン」での支払いを要求するというもので、その存在は以前から知られていたものですね。
 今回世界中に蔓延したものは、北朝鮮のハッカー集団「ラザルス」が2015年のサイバー攻撃で使ったソフトと同じ記述がプログラムに存在するとして、北朝鮮が関与している可能性を、米グーグルの研究者と米シマンテック、ロシアのカスペルスキー研究所がそれぞれ公表したのだそうです。
 

大規模サイバー攻撃、北朝鮮が関与か 複数社が分析  :日本経済新聞
 ソフトの技術的痕跡 2017/5/16 日本経済新聞

 【ワシントン=川合智之】複数のIT(情報技術)企業は15日、世界各地で起きた大規模サイバー攻撃に北朝鮮が関与している可能性がある
との分析結果を公表した。北朝鮮のハッカー集団が今回のサイバー攻撃ソフトを作成した技術的な痕跡を見つけたという。ボサート米大統領補佐官(国土安全保障・テロ対策担当)は同日の記者会見で「ソフトは犯罪集団か外国政府によって開発された可能性がある」として「緊密に状況を注視している」と述べた。

 
米グーグルの研究者と米シマンテック、ロシアのカスペルスキー研究所がそれぞれ公表した。カスペルスキーによると、北朝鮮のハッカー集団「ラザルス」が2015年のサイバー攻撃で使ったソフトと、今回の攻撃ソフト「ワナクライ」の初期版のプログラムに、同じ記述が存在することがわかった
。同一人物によって作成された可能性があるという。

 ラザルスは14年にソニー米映画子会社にサイバー攻撃を仕掛けたとされる。米政府は同攻撃に北朝鮮政府が関与したと断定し、15年に北朝鮮の対外工作活動機関である人民武力省偵察総局などに追加制裁を実施した。
 ラザルスは13年には韓国の放送局と金融機関の計6社を襲ったサイバー攻撃に関与したとされる。16年にはバングラデシュ中央銀行への決済システムに侵入し、8100万ドル(約92億円)を不正送金した事件にも関わったとの指摘もある。
 シマンテックは、北朝鮮のハッカー集団が31カ国(3月時点)でサイバー攻撃に関与しているとみている。ただ
IT各社は今回の攻撃が北朝鮮によるものとは断定していない


 ボサート氏は15日朝(日本時間同日深夜)時点で「150カ国の30万台以上が影響を受けた」と表明した。「週末が過ぎて感染速度は下がっている」という。米政府では被害は確認されていないとしている。

 今回のサイバー攻撃ソフトはデータ復旧の代わりに金銭を要求する「ランサム(身代金)ウエア」で、「これまでに支払われたのは7万ドル以下のようだ」(ボサート氏)。被害が大きかったのはロシアやウクライナ、台湾などという。


 ウィルスの進入は、Windowsの虚弱性をついたものとされていますが、既にマイクロソフトがパッチを3月に配布していたものとの事。
 
サイバー攻撃からの防御に基本の徹底を  :日本経済新聞
 身代金要求型の大規模サイバー攻撃、事態収束も警戒なお必要と専門家 - Bloomberg

 これだけ世界中に蔓延するということは、それだけ「Windows update」を実施しないで使われていたり、「Windows XP」(Win.Vista は、4月11日サポート終了)以前の、MSがサポートを終了したOSを搭載したパソコンが使用されていることでもあるのですね。

 北朝鮮のハッカー集団「ラザルス」が2015年のサイバー攻撃で使ったソフトと、今回の攻撃ソフト「ワナクライ」の初期版のプログラムに、同じ記述が存在することから、北朝鮮の関与が疑われています。
 北が国家ぐるみでハッキング行為をして、既に始まっているサイバー空間での世界戦争に参入し、それなりの技術力を発揮していることは、諸兄がご承知の通りです。
 貧困弱小国でありながら世界の強国に対抗している北朝鮮。核ミサイルや、ITへの集中投資で、互して闘う道を邁進しているのですね。

 北のミサイル攻撃への対抗手段として、防御システムの拡充があり、日本も強化策を検討していますが、飽和攻撃等には防御の限界があり、ミサイルの発射元を攻撃して発射を止める敵基地攻撃による防衛が、一連の北の実験頻度増で、ようやく話題とされる様になっているのは、好ましい傾向ですね。
 併せて注目されているのが、ミサイル発射やミサイルへのサイバー攻撃による発射や飛行への障害発生。連続した北の打ち上げ失敗には、米軍によるサイバー攻撃の可能性が話題になっていました。

 私が使用しているウイルス対策ソフトは、メーガから対処済とのことで、内容確認するメールが来ました。
 「Windows update」を行っているか、しかるべきウィルス対策ソフトを導入していれば防げるものが世界中に蔓延した現実は、サイバー戦争と比べるレベルの話ではありませんが、対策をしていれば、今の時期なら防げた被害。
 サイバー戦争が始まっている今日、日本でどこまでサイバー戦争対応軍が備えられているのか。重要インフラのサイバー攻撃対策がなされていることを、祈ってしまいます。この世界でも、防御だけでは追いつかず、攻撃が最大の防御(抑止力)となるのだそうですね。



 # 冒頭の画像は、ボサート大統領補佐官(安全保障担当)




  この花の名前は、ギボウシ


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