遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

辺野古、護岸工事始まる

2017-04-26 23:58:58 | 東シナ海尖閣諸島
 政府は25日、名護市辺野古移設で埋め立ての最初の作業にあたる護岸工事に着手しました。日米両政府が平成 8年 4月に普天間飛行場の返還で合意してから21年を経て本格工事に入ったことになるのだそうです。
 訴訟合戦となったものを、双方ともに裁定に従うとして行われた裁定が、仲井真前知事の「工事承認の取り消し」を行う翁長氏側の敗訴となりましたが、裁定に従わないとして、翁長知事は「承認撤回」をすると明言し、「工事差し止め訴訟」を検討する姿勢を表明していることは、諸兄がご承知の通りです。

 
辺野古埋め立て、翁長雄志知事「承認撤回を必ずやる」初明言 政府は効力停止へ 準備作業、最終局面に - 産経ニュース

 「承認撤回」をしても政府に執行停止で効力をなくされるため翁長氏にとっては切りにくいカードだが、いつまでも先延ばししていれば移設反対派の不満を抑え切れなくなるとのことで、追い込まれている情勢の翁長知事。法律無視の翁長知事の抵抗を、ここまでに遵法に封じ込めたのは、菅官房長官が全体を指揮する、官邸主導と政府一丸となった態勢があるのださうです。
 

辺野古移設 政府、周到な構え 知事選前には土砂投入 (4/26 産経)

 
政府が米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設で埋め立てにこぎつけたのは、同県の翁長雄志知事の抵抗を封じたことが大きい。政治決戦となる来年1月の名護市長選までに護岸を約130メートル造成し、同年11月の県知事選までには土砂の投入も進める。政治日程をにらみつつ、政府は新たな法廷闘争を仕掛ける時期も見極める周到な構えだ。
 政府は今年2月から海上工事に入り、護岸造成に向け汚濁防止膜を設置した。ただ、防止膜を固定するためコンクリートや鋼製の重りを投下する際には、サンゴを傷つける恐れがあった。
 サンゴ移植には翁長氏の許可が必要だが、それは望めない。政府は無人潜水機で調査を重ね、サンゴを避けて重りを置く場所をピンポイントで定めた。
 政府高官は「サンゴの多い地点では重りとの隙間は親指1本の太さしかなかった」と振り返る。知事の妨害をかわした岩礁破砕に加え、サンゴ移植でも妨害を封じ込めた。

 政府は今回、北側の埋め立て海域で護岸造成を始めたのに続き、南側でも造成に入る。陸から海に向かって両手を伸ばしていくように護岸を造成する。
 来年1月までに北側では約100メートル、南側では約30メートルの護岸造成が進むと見込む。政府がその時期の造成規模を目標とするのは、移設反対派が現職の名護市長選を見据えているためだ。130メートルも護岸造成が進んでいれば移設問題は市長選の争点にならないと踏む。
 護岸造成が順調に進めば来春にも埋め立て海域を暫定的に囲うことができ、護岸内側に土砂を入れる本格的な埋め立てにも着手できる。護岸造成と土砂投入が加速する中で迎える次の政治決戦が11月の知事選だ。
 それまでに
翁長氏が対抗手段として講じられるのは、埋め立て承認の撤回だけだとみられる。撤回をしても政府に執行停止で効力をなくされるため翁長氏にとっては切りにくいカードだが、いつまでも先延ばししていれば移設反対派の不満を抑え切れなくなる


 埋め立てが進めば
サンゴの移植を避けて通れず、もう一つの知事権限である設計変更承認も、軟弱な海底地盤の改良に伴い不可欠となる。政府としては、翁長氏に不許可や不承認とされれば司法決着を選ばざるを得ない。法廷闘争が翁長氏に政治的に逆利用されないよう、慎重な判断が求められる


 辺野古移設は何度も頓挫しかけてきたが、
安倍晋三政権が着実に前進させている要因は、官邸主導と政府一丸となった態勢
だ。
 菅義偉官房長官が全体を指揮しており、その下で関係省庁を統括しているのは国土交通省OBの和泉洋人首相補佐官だ。和泉氏は毎週、防衛省や法務省、国交省などの担当局長を集め、課題の整理や移設工事に関する交通整理をしている。この場では、例えば沖縄県との法廷闘争は法務省が主導権を握り、防衛省に関連資料の作成を求めるような調整が行われてきた。 (半沢尚久)


 世界一危険と、誰もが認める普天間基地の、キャンプシュアブへの統廃合(翁長氏が口にする新基地建設は間違い)での安全確保と、基地削減。
 中国領事館の主導で誕生出来たとの説(青山繁晴参議院議員説)がある翁長知事。自民党沖縄県連の幹部であったにも関わらず、共産党他に担いでもらって、キャンプシュアブへの基地統廃合に反対とのワンイシューで知事の座についているのですから、統廃合反対活動を止めることは、知事を止めることにつながるのですから、なんとしても反対活動を続けねばならないのですね。
 反対活動で飯をたべているプロ市民の輩も、反対活動が終息すると失職、路頭に迷うこととなるので、活動を継続させるしかない。

 朝鮮半島情勢は、朝鮮戦争が休戦になって以来、かつてない緊張がたかまり、また、尖閣諸島近海では、中国が実効支配をめざし、「海監」や海軍艦船、戦闘機での、領海・領空への攻勢を強めています。
 沖縄県民の生活の安全、ひいては日本国民の安全と、領海・領土の保全を護るのは国が第一義に行わねばならない責務ですが、ここに異を唱え、利敵行為に繋がる活動に専念し、海外で効果があがるとは思えない浪費も重ねる翁長氏や、オール沖縄と自称する輩。
 来年は、1月に名護市長選、11月に県知事選がまた巡ってくるのですが、現状の市政や県政が、いつまでも反対活動で国からの補助金獲得を維持するこをメイン政策とする市長や知事で良いのか。市民、県民の方々が判断を下していただくことになります。
 中国の属国になるのが良いのか、是非一考をお願いします。



 # 冒頭の画像は、李克強に媚びる翁長知事




  この花の名前は、ウコン


↓よろしかったら、お願いします。



写真素材のピクスタ


Fotolia







コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 4月25日(火)のつぶやき | トップ | 4月26日(水)のつぶやき »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

東シナ海尖閣諸島」カテゴリの最新記事