遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

ガス田での中国の日本無視は続いている

2009-12-09 23:32:43 | 東シナ海ガス田
 東シナ海のガス田関連ニュースを久しぶりに見ました。
 日中合意は両国トップの往来の中でなされたもので、重いものであると理解しています。これを無視して合意違反を止めないのは、胡錦濤主席、温家宝首相の首脳陣の意向が徹底されないのか、黙認されているのか。日本国政府は厳しく抗議し、故中川氏が講じようとした日本側での開発行為の着手を促進せねばなりませんが...。
 
中国 「白樺」に掘削施設完成 「日本と開発」合音よそに (12/9 読売朝刊)

 日中両政府が共同開発で合意した東シナ海のガス田「白樺」(中国名・春暁)で、中国が天然ガスの掘削施設を完成させていたことが、海上自衛隊のP3C哨戒機の監視活動で、8日までに確認された。防衛省では「いつでも採掘できる状態」としている。
 中国は今年7月、突然、白樺施設に建設資材などを搬入した。日本政府の問い合わせに対し、中国は「施設の維持管理のため」などと回答したが、その後も施設建設を続けていた。
 防衛省は連日、P3C哨戒機で監視しているが、すでに高さ100メートルを超す掘削櫓などが造られている。
 建設は10月末に終了、食料など物資の搬入も済ませ、12月からは、それまでの倍以上の十数人の作業員の活動が確認されている。
 白樺は東シナ海の大陸棚の境界として日本が主張する「日中中間線」に隣接するガス田で、昨夏、中国が開発中の白樺に、日本が出資し、共同開発することで合意した。しかし、具体策は協議されておらず、中国は今年5月、大陸棚の延伸を「沖縄トラフ(海溝)」まで求める文書を国連に提出、日本の主張を拒否する姿勢を明確にしている。
 白樺で進む施設建設に対し、鳩山首相は就任直後、中国の温家宝首相に「憂慮している」と懸念を示したが、抗議はしていない。
 防衛大学校の村井友秀教授(国際政治)は「中国は日米関係の悪化をにらみながら、掘削を始める可能性もある。日本はガス田に加え、尖閣諸島のパトロール活動など実効支配を強化する必要がある」と話す



 ずっと続けられている開発行為は、海上自衛隊では常に監視されているのですから、もっと報道されるべきですが、読売でようやく取り上げられたということでしょうか?
 日本の政権交代での基盤の弱体化を見透かしての火事場泥棒的行為ですが、中国がそのような動きをすることは分かり切っていることなのですから、日本国民や日本国のことを口先ではなく、本心で思うのでしたら、政府はもとより与野党を問わず議員さんはとりあげて、国民と国を護るべく、中川氏のように行動をすべきです。中川氏が経産省の時に動き、中国のやりたい放題はとまり、世の中の注目を集めるようになりました。そんな、国の将来を考える政治家がいなくなったということでしょうか?
 
 新政権では、恐る恐る懸念を表明するのが精一杯。行動どころか、合意違反に対する厳重抗議も、前政権の事だから関係ない、政権が変わったのだから何事も変わるという意識を持てと、最近とみに目立つ議席数の奢り(民主党の政策を支持したのではなく、チェンジの風の議席なのに)で、厳重抗議さえ仕分けて止めちゃうのでしょうか?
 両国の高官レベルの協議は、なされているのでしょうか?
 記事で指摘されている通りで、国境の島嶼の警備・警戒は削減されてはいないでしょうか?
 各マスコミで、情報をひろく国民に知らしめていただきたいものです。何故日米同盟が重要なのか、自前の国防力が一部の反日国民のために整えられない我が国は、好むと好まざるとにかかわらず、日米安保条約が必要なことを知る解りやすい事例ですので、この事実は知っている人にとってはまたかと新鮮味がないのかもしれませんが、国民に知らしめるのが、マスコミの義務です。
 沖縄には直ぐそこまで、魔手が迫っているのです。


 
 



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