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史的唯物論 マルクスの6つのテーゼ(定式)第1は「生産関係」とはなにか?

2017-03-20 04:28:46 | 日記
マルクスの「経済学批判・序言」の学習に入って、これまでは、史的唯物論が日本で果たしてきた役割をみました。私たちが普通に考えいる社会を見る場合に「経済を土台としてみる」など、広くマルクスの考えだしたことが現在社会に定着していることを見ました。

 今朝からは、「経済学批判・序言」に書かれている内容について、学習します。第1は、人間社会の経済的な諸関係についての説明です。

 まずは、マルクスのややこしい文章をそのまま打ち込みます。「人間は、彼らの生活の社会的な生産において、一定の、必然的な、彼らの意志から独立した諸関係を取り結ぶ、すなわち、彼らの物質的生産諸力の一定の発展段階に対応する生産関係を取り結ぶ」

 このテーゼのなかには、マルクスの歴史観を読む時に大事な基礎概念がいくつも盛り込まれています。いつものように不破さんの解説で学習します。
 「人間は彼らの生活の社会的な生産において」というところが大事です。人間が生活していくためには、食べなければ生活を続けられません。また、ある段階まですすむと、裸ではいられなくなって、着るもの、住みかが必要になります。人間の生活に必要な基本的なものを「衣・食・住」と言いますが、これらはすべて人間の集団的な協力によって、社会的に生産されてきました。
 人間は、その物質的な生産を中心に、人間の集団、すなわち社会のなかで生活を営んできました。
 このことをマルクスは、人間の「生活の社会的な生産」と呼びます。人間は、社会のなかで生活を営む。そういう存在だということが大事です。
 
 では、経済生活の中心をなす物質的生産、衣食住の生産の仕方はどんなものか。歴史をみるといろいろな仕方、発展方法がありますが、どういう型の生産の仕方をするかを人間一人一人の個人の好みで選べることはできるものではありません。どういう時代、どういう社会にうまれたかによって大きく決まってきます。

 私たちは、利潤第一主義で動く資本主義社会の在り方が結構だと思って生まれてきたわけではありませんが、必然的に資本主義社会での暮らしになります。
 その意味では、人間が経済生活のなかで持つ諸関係というのは、自分で選んだものではなく、自分の意識から独立して、いわば与えられた関係だ、そのことを、人間の「意思から独立した諸関係」と説明しているのです。
 
 第1のテーゼの解説の学習は、明日につづく。
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