遊童子のひとり遊び

日々の生活の中で心を休ませる時間と趣味を独り言の中で話すブログです

銅版画の長野順子画伯の作品があちこちに出てきた

2017年12月05日 | 年中行事

おばんでがんす

銅版画の長野順子氏は私の娘の同級生で親友だ、実家の仕事もたくさんさせていただいている

永い付き合いでもう半世紀にもなる

真坂あの子供が銅版画の作家になるとは想像もしていなかったが、努力と研鑽と天性のものが相まって

開花している

東京芸術大学美学部卒。同大学院卒、一級建築士であるが、数年建築設計の仕事をしたがその後銅版画に

目覚めて繊細な絵を描く、想像上の動物と若い娘の融合の様な絵が多いが独特の世界観だ

国内でも国外でも数々の賞を取り、本の挿絵や、表紙や絵本なども数々手掛けている

そして今年、、イナックス、とトステムとサンウエーブと言う日本屈指の大会社の三社が合併してでき

た、リクシルと言う大手会社のカレンダーの絵を担当した

凄い事だ、本当の一流人に成った、偶偶子供のころから知っているので、名前で呼んでいるが知人として

誇らしい、、これは彼女が私的に出して毎年下さるカレンダーでことしのもだ

此れがことしのかれんだーで最後の頁だ

来年のカレンダーも届いた

一寸可愛い色付きのものだ、多分初めての明るさを持った絵柄だ

当初は少し暗い感じの絵が多かったが最近はとても明るい感じに成って来た、業績が順調な証拠だろうし

若しかしたら頼れる人ができあのかもしれない

来年の一月は郷土の風習である繭玉を焼きに行く凛々しい狸君とのツーショットである

 そしてこれが問題の「リクシルのカレンダー」だ、全国に二十万枚配布されているそうだ

作者はその枚数を把握していないらしいがリクシルの営業に調べさせたらそういう答えが返って来た

えらい宣伝になる、おそらく今迄の苦労が報われて来年は良い年になるであろう

 イタリヤトスカーナ地方の街の絵だと言う、こんなところで建築士の腕が生きたと言っていた

 

 所蔵している画伯の過去作の幾つ化を紹介しよう

 

 巨大なパイナップルフラワーの絵だ

 

 背中に花を咲かせている羊の霊獣であるモデルの少女ももう成人になる

 

 芥川賞作家の,石田衣良氏の。「ぼくとひかりと園庭で」と言う本の表紙を飾ったものである

少しずつ名前が売れて、多くの作品が世に出て問われるのは知人の娘であるが嬉しい事だ

毎年一作ずつ購入しているが生きているうちは続けたいものだ

 

そんじゃあまたはなすべえ

遊童子

 

 

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2 コメント

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根気 (チョキ・チョキ)
2017-12-07 09:58:13
長野順子さんの版画展にも足を運んだことがありますが、銅版画作成時の、あの根気強さ、繊細さ、センスには、ただただ驚きの世界でした
大作を仕上げるまで、私だったら気が振れそうです

やっぱり一流になる人は違いますね
髪の毛一本一本、大木の幹の肌の細かさ、桜の花びらに一枚一枚、、、、
すごい人です

イチョウの葉をおおざっぱに描いて、疲れたなどと言うのは恥ずかしいわ~
銅版画 ( 遊童子)
2017-12-11 23:23:28
ちょきちょきさんへ
こめんとありがとうございます

彼女の銅版画お説の通りです
見ている方が頭が変に成るくらい繊細です
小中学校の同級生、高校の同級生、そして大学の同級生、が其其語ってくれましたが、やはり別格で有ったと言います
人柄そのものは穏やかで酒を愛し話し方も静かで激高することなど決してなくて
何時も周りの事を一番先に考えていると言った人です
それでも日本を代表する銅版画家に成れると言うのは、やはり素質が違うのでしょうね
我が娘と同じように話しているがそれでもよいのかなと最近疑いを持っています
子供はどんなに偉くなっても子供ですから

では又

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