遊童子のひとり遊び

日々の生活の中で心を休ませる時間と趣味を独り言の中で話すブログです

簡単そうで難しい字だ

2017年11月07日 | 年中行事

おばんでがんす

今年は成り年なのか去年から見るととっても良い榠樝が沢山成った

 大して大きな樹ではない、樹高は4ⅿ位で枝張りは直径で3.5ⅿと言った塩梅だ

然し良く成る、写真でも判断できるように百樹園の東の端で杉の木の下にある、決して好条件の立地ではないが

勿論無農薬だから芯喰い虫に食われる、するとあの綺麗な透明感のある肌に茶色の沁みが出来る、、、が無農薬有機栽培を

心掛けているので自然に任せてある

そして榠樝酒に付けて夏の飲料に、或いは軽い風邪に使用し、砂糖漬けにしてお茶の供に、榠樝シロップにして喉薬に

最後は小さく割って沢庵の薫消しと甘さの隠し味にする、木は固い材で建築の細工物や大きく成れば床柱などにもなる

有能な樹だ

UPの実は半分から下の大面の処が本来の色で、上の少し黒く成っている部分は熟成に応じて中から滲み出る油に埃が付いた

物だ此の素肌美人が榠樝なのだ、そして芳香剤としての榠樝は段段水分が無くなり一月の終わり位迄香りを出している

、、、其の榠樝と言う字も簡単の様で難しい漢字だ

榠樝が成熟して来る頃に成ると花蕨が出てくる

百樹園の庭園の下生えは小熊笹だ、名前は小熊笹だが結構大きく成る、構わず置けば40cm程にも成る

毎年二回ずつ刈り込んで居るので此の状態だ。其の中に毎年冬の花蕨が生える、何時の間にか生える様に成ったが笹に肥料

を取られて仕舞う勢か小振りで有る

確かに花の役もして居るのだろうが花ではない、葉っぱの形だが何とも不思議な形の植物だ

小熊笹から抜き出て秋の柔らかな日差しを一身に浴びている

何でもそうだが最初の一株は、あれ!!こんな処に冬の花蕨が??と感動した物だが。最近は増えて来て何と無く疎ましく

成って来た、そしてこの蕨と言う字も難しい字だ、埼玉県に蕨市と言う場所があったが、書き難い字で有った

食べても美味しいし、昔は畳の芯に使用したりした

小熊笹の中の紅葉は、蕺である、口内炎や、耳だれの治療に、切り傷や摺り傷に、下痢止めや整腸薬に、胃薬として利用し

利尿剤としたり餘に色色に使えるので「十薬」となった

だから口、耳、を治す才能が有るので、蕺となったと何処かで見たことが有る、

郷の草紅葉にしては良い色になる、絶やしたいと思うが中々根性が有って絶えない

今年も今月の末には一度刈り込んでやり、混植してあるクロッカスが早春に花を咲かせ易い様にしてやらねばならぬ

先日本家本元の小布施に行って来たら30㎝にもなっている笹山に成っていた、少々残念な気もした

そんじゃあまたはなすべえ

遊童子

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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御礼 (佐久の鯉太郎)
2017-11-08 10:10:40
遊童子さま
日曜日にはお世話に成りました
有益な話で蜂友も大変参考になったと言っています
予算の都合もあり参加費を抑えることもあり宿泊がいまいちの安宿になってしまい心苦しく思っております
小布施ならではの珍しくも無い栗お強をしょうみしていただけましたか?
その後いろいろと話が盛り上がり一度ご迷惑でなかったら、百樹園のきんりょうへんの新芽がでるじきに数人でお邪魔させて戴きたいと思っています
が如何でしょうか
取り急ぎそんな気b峰が多く出たのでお伺いをして又蜂友に話したいと思います
ご迷惑ばかりをお掛けして申し訳ありません



kinnryouhenn ( 遊童子)
2017-11-13 18:24:02
佐久の鯉太郎様
こめんとありがとうございます
こちらこそお世話に成りました、大してお力になれなかったと反省しています
お申し越しの件了解しました、何時でおいでください
私も昨日軽い霜を見て霜除け室に取り込みました
私の物は温室と言うほどの物ではなくただの霜除けです
信州とは寒さが違うので参考にはならないでしょうが加温は微々たるもので良いようです
現場で見て参考に成ればよいのですが
遊びが絶えらおいでください

では又

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