新加入選手発表③～阿部選手～＋新ヘッドコーチ就任

ヴァンフォーレは新加入選手として、J2ジェフ千葉からDF阿部選手の完全移籍での獲得を発表しました。



◇阿部翔平選手◇



阿部選手は神奈川県出身1983年生まれの現在34歳。2006年に名古屋に入団すると、在籍8シーズンで226試合に出場するなど試合経験を多く積み重ねます。2013年シーズン終了後名古屋を契約満了となると、2014年にヴァンフォーレ加入が決まります。ヴァンフォーレでは2シーズン在籍し、左ウイングバックとして大活躍。リーグ戦通算67試合出場に出場し、J1出場247試合目で初ゴールを記録するなど阿部選手にとって記憶に残る2シーズンになったと思いますね。2016年からはジェフ千葉に完全移籍加入。1年目は33試合に出場するものの、監督が交代し攻撃的なチームに変わった2年目は全く出番が訪れず、この年の3月にヴァンフォーレへ期限付き移籍を果たします。

チームに加入するとすぐさま左ウイングバックのレギュラーを獲得し24試合に出場。シーズン終盤戦はポジションを高野選手に奪われますが、それまでは安定感のあるプレーでヴァンフォーレの左サイドを支えました。契約は期限付きということで保有権は千葉にありましたが、新シーズン（2018年）ヴァンフォーレで完全移籍でプレーすることが決まりました。阿部選手のような左利きのウイングバック（サイドバック）が今シーズンもチームにいてくれることはとても心強いですね。ヴァンフォーレは高野選手の慰留に努めており、もし彼が残留するなら阿部選手にとって手強いライバルと再びポジション争いを行うことになります。阿部選手は攻守のバランスと豊富な経験を活かした‘読み’や‘ポジショニング’の良さなど大人なプレーで勝負してほしいですね。

阿部選手！これからもヴァンフォーレをよろしくお願いします！



ヴァンフォーレはJFLラインメール青森の監督に就任した望月コーチの後任に、昨シーズン大宮アルディージャの指揮官を務めていた伊藤彰氏のヘッドコーチ就任を発表しました。


◇伊藤彰コーチ◇
伊藤コーチは埼玉県出身1972年生まれの現在45歳。選手時代は主にMFとして川崎や大宮などでプレーし、2006年シーズン終了後に徳島で現役引退。2007年からは大宮アルディージャU-12コーチに就任し、指導者として第一歩を踏み出します。その後ジュニアユースコーチ→監督→ユースチーム監督という大宮下部組織の階段を昇っていき経験を積み、2016年にトップチームのコーチに就任します。渋谷監督のもとでコーチ業をこなしていきますが、2017年5月に渋谷監督と黒崎コーチが解任されると、急遽伊藤コーチが大宮の指揮官に昇格。低迷するチームの立て直しを図るボスになります。しかし一旦下降線を描いたチーム状態はなかなか改善せず、伊藤監督の努力むなしく終盤まで降格圏を抜け出せず。その責任をとって11月に解任されていました。

昨シーズンは結果を残せませんでしたが、約半年間トップチームで監督を務めたことは伊藤コーチにとって大きな財産になったと思います。大宮の下部組織で順に指導してきた経験をヴァンフォーレでも存分に活かし、若手育成の中心的な存在になってほしいと思います。また吉田監督の右腕となってヴァンフォーレの勝利やクラブの発展に貢献してくれることを期待しています。これからよろしくお願いします。




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