ヴァンフォーレはチームに所属する兵働選手のJ1清水エスパルスへの完全移籍を発表しました。
◇兵働昭弘選手◇
兵働選手は千葉県出身1982年生まれの現在35歳。2005年に筑波大学から清水エスパルスに入団するとシーズンごと徐々に出場数を伸ばしていき、在籍6シーズン目となる2010年には33試合に出場し4得点を挙げる活躍を残します。その活躍から2011年に柏レイソルに移籍。柏では16試合出場とレギュラーの存在にはなれませんでしたが、チームの一員としてリーグ戦優勝に貢献しました。2012年からはJ2ジェフ千葉に移籍。始めは期限付きでしたが、2013年から完全移籍に移行。背番号10番を背負い在籍2シーズンでリーグ戦30試合以上に出場しチームの中心的な選手として活躍しました。しかしJ1昇格を逃していた千葉がチームの世代交代を図った影響で33歳の兵働選手は退団。2015年はJ2大分トリニータに新天地を求めることになります。大分では主力選手として33試合に出場するものの健闘むなしくチームはJ3に降格。兵働選手は2016年にJ2水戸ホーリーホックに渡ります。水戸ではチームの精神的支柱として41試合に出場し7アシストという好成績をマーク。その活躍が目に止まったヴァンフォーレが2017年に兵働選手を獲得。6年ぶりにJ1の舞台にやってきました。
ヴァンフォーレに加入した兵働選手は開幕戦から先発出場の座を掴み、3ボランチの中央‘アンカー’のポジションで主にDFとMFを結ぶパスの供給者としての存在感を発揮。豊富な経験を活かして巧みに味方選手を操り、広い視野を有効に活用していましたね。兵働選手の技術の高さが際立ったのはやはりこのシーン。
【公式】ゴール動画：兵働 昭弘（甲府）42分 ヴァンフォーレ甲府vs北海道コンサドーレ札幌 明治安田生命Ｊ１リーグ 第5節 2017/4/2
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昨年末このブログでお届けした『2017年印象的なゴールベスト5』の3位に選出したスーパーゴール。相手のクリアボールをそのままダイレクトでボレーシュートを決める技は、兵働選手の能力の高さを感じさせますね。
それから先発出場を続けていた兵働選手でしたが、シーズン中盤戦でヴァンフォーレが不調のトンネルに突入し勝てずにもがき苦しんだ中でチームが決断したのが、彼を外してアンカーに島川選手を起用することでした。島川選手の台頭によって先発の座を追われた兵働選手は終盤戦にかけてベンチを温める時間が長くなっていきます。そして第26節の鳥栖戦を最後に結局最後まで出番は訪れず。チームのJ2降格の瞬間をベンチで迎えることになりました。昨シーズンはリーグ戦23試合出場とそれなりの成績を残しましたが、やはりシーズン途中でポジションを奪われ、最後までポジションを奪回できなかった印象が強いと思います。
今年の5月で36歳となる兵働選手は新シーズンJ1清水エスパルスへの移籍が決まっています。古巣清水には8年ぶりの復帰となるので、長年慣れ親しんだ地でもう一花咲かせることができるかが注目ポイントだと思います。昨シーズンヴァンフォーレでの彼のプレーを見ていると志高く持っていることが感じ取れたので、清水に移ってもその気持ちがあればまだまだ十分やっていけると思います。若い選手の模範となれるようにベテランの味を存分に出して兵働選手にはこれから頑張ってほしいですね。清水に行っても応援していますよ。
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◇兵働昭弘選手◇
兵働選手は千葉県出身1982年生まれの現在35歳。2005年に筑波大学から清水エスパルスに入団するとシーズンごと徐々に出場数を伸ばしていき、在籍6シーズン目となる2010年には33試合に出場し4得点を挙げる活躍を残します。その活躍から2011年に柏レイソルに移籍。柏では16試合出場とレギュラーの存在にはなれませんでしたが、チームの一員としてリーグ戦優勝に貢献しました。2012年からはJ2ジェフ千葉に移籍。始めは期限付きでしたが、2013年から完全移籍に移行。背番号10番を背負い在籍2シーズンでリーグ戦30試合以上に出場しチームの中心的な選手として活躍しました。しかしJ1昇格を逃していた千葉がチームの世代交代を図った影響で33歳の兵働選手は退団。2015年はJ2大分トリニータに新天地を求めることになります。大分では主力選手として33試合に出場するものの健闘むなしくチームはJ3に降格。兵働選手は2016年にJ2水戸ホーリーホックに渡ります。水戸ではチームの精神的支柱として41試合に出場し7アシストという好成績をマーク。その活躍が目に止まったヴァンフォーレが2017年に兵働選手を獲得。6年ぶりにJ1の舞台にやってきました。
ヴァンフォーレに加入した兵働選手は開幕戦から先発出場の座を掴み、3ボランチの中央‘アンカー’のポジションで主にDFとMFを結ぶパスの供給者としての存在感を発揮。豊富な経験を活かして巧みに味方選手を操り、広い視野を有効に活用していましたね。兵働選手の技術の高さが際立ったのはやはりこのシーン。
【公式】ゴール動画：兵働 昭弘（甲府）42分 ヴァンフォーレ甲府vs北海道コンサドーレ札幌 明治安田生命Ｊ１リーグ 第5節 2017/4/2
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昨年末このブログでお届けした『2017年印象的なゴールベスト5』の3位に選出したスーパーゴール。相手のクリアボールをそのままダイレクトでボレーシュートを決める技は、兵働選手の能力の高さを感じさせますね。
それから先発出場を続けていた兵働選手でしたが、シーズン中盤戦でヴァンフォーレが不調のトンネルに突入し勝てずにもがき苦しんだ中でチームが決断したのが、彼を外してアンカーに島川選手を起用することでした。島川選手の台頭によって先発の座を追われた兵働選手は終盤戦にかけてベンチを温める時間が長くなっていきます。そして第26節の鳥栖戦を最後に結局最後まで出番は訪れず。チームのJ2降格の瞬間をベンチで迎えることになりました。昨シーズンはリーグ戦23試合出場とそれなりの成績を残しましたが、やはりシーズン途中でポジションを奪われ、最後までポジションを奪回できなかった印象が強いと思います。
今年の5月で36歳となる兵働選手は新シーズンJ1清水エスパルスへの移籍が決まっています。古巣清水には8年ぶりの復帰となるので、長年慣れ親しんだ地でもう一花咲かせることができるかが注目ポイントだと思います。昨シーズンヴァンフォーレでの彼のプレーを見ていると志高く持っていることが感じ取れたので、清水に移ってもその気持ちがあればまだまだ十分やっていけると思います。若い選手の模範となれるようにベテランの味を存分に出して兵働選手にはこれから頑張ってほしいですね。清水に行っても応援していますよ。
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