月一回のペースでJ1に所属している松本山雅を応援する企画の第47弾。2015年最初の更新となる今回は、初のJ1の舞台に挑む2015年シーズンに向けての戦力動向や開幕までの日程などを紹介したいと思います。
昨シーズンJ2で2位に入り、J1昇格を決めた松本山雅。チームもJ1に合わせた戦力にしようと選手の入れ替えを大幅に行っています。
【松本山雅戦力動向】
入団
GK鈴木（栃木）、GKキローラン菜入（東京V）
DF後藤（岡山）、DF那須川（徳島）、酒井（京都）、坂井（鳥栖）、谷奥（順天堂大学）
MFドリバ（トンベルセ）、石原（岡山）、柴田（拓殖大学）、前田（東京V）
FW阿部吉（磐田）、オビナ（アメリカ・ミネイロ）、荒田（岡山）、池元（北九州）
退団
GK野澤（→新潟シンガポール）、永井（→富山）
DF飯尾（引退）、玉林（→愛媛）、多々良（→仙台）、犬飼（→清水）
MFユン・ソンヨル（→ソウル・イーランドFC）
FWサビア（未定）、船山（→川崎）、イ・ジュンヒョブ（未定）、山本（→仙台）
昨シーズン抜群の決定力でチームのJ1昇格に貢献したFW船山選手が川崎に移籍を決断し、期限付き契約でチームにやってきて存在感を発揮したDF犬飼選手とFW山本選手は相次いで古巣に復帰。DF多々良選手も仙台へのチャレンジを求めるなど、昨シーズンチームの‘核’になっていた存在が多数いなくなったのは大きな痛手となりそう。エースの船山選手はもちろんですが、多くの試合に出ていた多々良＆犬飼＆玉林選手の松本魂を持ったディフェンダー3人の退団は、堅守を武器にJ2の激戦を乗り越えてきたチームにとって最大の不安要素と言えるでしょう。もちろんJ1を戦っていく上でアギーレジャパン初陣に招集された坂井選手や京都＆岡山で守備の要だった酒井選手と後藤選手という実力者を獲得したのですが、松本山雅らしい粘り強いディフェンスの習得まで慣れるのに時間がかかるかもしれません。一戦一戦の勝ち点の積み重ねが大切となるJ1の舞台で、チームの武器が序盤戦から表現できるかが今シーズン躍進の鍵を握りそうですね。
前線の複数の選手を獲得して強化を図ったのはチームにプラスに働きそうです。ゴール前で強いフィジカルを発揮できるオビナ選手を軸に、サボらず精力的に攻撃的な仕事をこなす池元選手や短時間で自身の持ち味を発揮できる阿部吉選手＆荒田選手など対戦相手や試合状況に応じてメンバーを変えていけるほどのバリエーションを手に入れました。また‘左足の魔術師’前田選手もいるのでチャンスメーカー的な役にも困らなそうですね。昨シーズンロングボール主体の船山選手頼りだった攻撃の良質化への変化が見られそうです。
補強状況をみた限りだと今シーズンの松本山雅の課題は、DF陣がほぼ一新されることと中盤の‘核’となる絶対的な存在となる選手の不在だと個人的には思います。特に中盤の構成力をより高めないとJ1では相手に試合の主導権が移っていくので、やはりシーズン序盤で試合の主導権を握るきっかけを模索してほしいですね。松本山雅がJ1で成功していくためには、早くリーグの特徴を掴んで慣れることだと思います。
（勝利の街）松本山雅新体制発表会 20150125
※動画再生時は通信料にご注意ください。
1月25日に行われた新体制発表。サポーター参加型の発表会には大勢の人が集まり、大いに盛り上がったみたいですね。ヴァンフォーレもたまにはこんな新体制発表もしてほしいと思います。前向きにご検討をお願いします。
25日に新体制発表を終えたチームは27日から御殿場で1次キャンプがスタート（2月1日まで）。2月4日からは静岡で2次キャンプが始まり（13日まで）、16日から鹿児島で3次キャンプがスタートします。3回のキャンプで反町監督は、大幅に入れ替わった選手たちに松本山雅の‘魂’の植えつけを狙っていきます。そして2月21日に日産スタジアムで行われる横浜F・マリノスとのプレシーズンマッチを経て、3月7日のJ1開幕戦アウェー名古屋グランパス戦に照準を合わせていきます。開幕戦までに万全の準備ができるか注目ですね。
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昨シーズンJ2で2位に入り、J1昇格を決めた松本山雅。チームもJ1に合わせた戦力にしようと選手の入れ替えを大幅に行っています。
【松本山雅戦力動向】
入団
GK鈴木（栃木）、GKキローラン菜入（東京V）
DF後藤（岡山）、DF那須川（徳島）、酒井（京都）、坂井（鳥栖）、谷奥（順天堂大学）
MFドリバ（トンベルセ）、石原（岡山）、柴田（拓殖大学）、前田（東京V）
FW阿部吉（磐田）、オビナ（アメリカ・ミネイロ）、荒田（岡山）、池元（北九州）
退団
GK野澤（→新潟シンガポール）、永井（→富山）
DF飯尾（引退）、玉林（→愛媛）、多々良（→仙台）、犬飼（→清水）
MFユン・ソンヨル（→ソウル・イーランドFC）
FWサビア（未定）、船山（→川崎）、イ・ジュンヒョブ（未定）、山本（→仙台）
昨シーズン抜群の決定力でチームのJ1昇格に貢献したFW船山選手が川崎に移籍を決断し、期限付き契約でチームにやってきて存在感を発揮したDF犬飼選手とFW山本選手は相次いで古巣に復帰。DF多々良選手も仙台へのチャレンジを求めるなど、昨シーズンチームの‘核’になっていた存在が多数いなくなったのは大きな痛手となりそう。エースの船山選手はもちろんですが、多くの試合に出ていた多々良＆犬飼＆玉林選手の松本魂を持ったディフェンダー3人の退団は、堅守を武器にJ2の激戦を乗り越えてきたチームにとって最大の不安要素と言えるでしょう。もちろんJ1を戦っていく上でアギーレジャパン初陣に招集された坂井選手や京都＆岡山で守備の要だった酒井選手と後藤選手という実力者を獲得したのですが、松本山雅らしい粘り強いディフェンスの習得まで慣れるのに時間がかかるかもしれません。一戦一戦の勝ち点の積み重ねが大切となるJ1の舞台で、チームの武器が序盤戦から表現できるかが今シーズン躍進の鍵を握りそうですね。
前線の複数の選手を獲得して強化を図ったのはチームにプラスに働きそうです。ゴール前で強いフィジカルを発揮できるオビナ選手を軸に、サボらず精力的に攻撃的な仕事をこなす池元選手や短時間で自身の持ち味を発揮できる阿部吉選手＆荒田選手など対戦相手や試合状況に応じてメンバーを変えていけるほどのバリエーションを手に入れました。また‘左足の魔術師’前田選手もいるのでチャンスメーカー的な役にも困らなそうですね。昨シーズンロングボール主体の船山選手頼りだった攻撃の良質化への変化が見られそうです。
補強状況をみた限りだと今シーズンの松本山雅の課題は、DF陣がほぼ一新されることと中盤の‘核’となる絶対的な存在となる選手の不在だと個人的には思います。特に中盤の構成力をより高めないとJ1では相手に試合の主導権が移っていくので、やはりシーズン序盤で試合の主導権を握るきっかけを模索してほしいですね。松本山雅がJ1で成功していくためには、早くリーグの特徴を掴んで慣れることだと思います。
（勝利の街）松本山雅新体制発表会 20150125
※動画再生時は通信料にご注意ください。
1月25日に行われた新体制発表。サポーター参加型の発表会には大勢の人が集まり、大いに盛り上がったみたいですね。ヴァンフォーレもたまにはこんな新体制発表もしてほしいと思います。前向きにご検討をお願いします。
25日に新体制発表を終えたチームは27日から御殿場で1次キャンプがスタート（2月1日まで）。2月4日からは静岡で2次キャンプが始まり（13日まで）、16日から鹿児島で3次キャンプがスタートします。3回のキャンプで反町監督は、大幅に入れ替わった選手たちに松本山雅の‘魂’の植えつけを狙っていきます。そして2月21日に日産スタジアムで行われる横浜F・マリノスとのプレシーズンマッチを経て、3月7日のJ1開幕戦アウェー名古屋グランパス戦に照準を合わせていきます。開幕戦までに万全の準備ができるか注目ですね。
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