ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと18年目を迎えました。ヤングパワー炸裂!

現状を打開するためには…

2014-05-12 | Weblog
前節神戸に0対1で敗れて順位も降格圏内の16位に後退したヴァンフォーレ。現在チームは4試合勝ち星に見放されており、得点も4戦無得点状態が続いています。しかしながら守備面では人数をかけて守備の意識を高める戦術が上位クラブ相手でも通用しており、今のスタイルをできるだけ維持しながら攻撃力を高めるやり方を探ってみたいと思います。


ヴァンフォーレのフォーメーションは3-6-1(3-4-2-1)。3バックと両ウイングバックが守備に参加することにより、相手の攻撃時には5バックで待ち構えます。そして相手が後方でボールを保持しているときには、1トップと2シャドーが精力的に前線にプレスをかけにいき、ロングフィードなどの精度を落として次のプレーへと繋げていきます。ピッチにいる選手全員が守備の気持ちを持つことで、チームの意思を統一して緊張感を高めて集中するのがヴァンフォーレの現在のスタイルだと思います。

しかし守りは比較的安心して見られるのですが、やはり課題は攻撃面。前線の選手も守備の意識が高いため、いざ攻めようとしたときに攻撃に100%の力を発揮できないのが他のクラブとは違うところ。これまでは前線のプレスに動き回り前線のいてほしい場所に選手がいないケースが多かったので、細かいパスを回しながら複数人でゆっくり進んでいく方法をとったり(遅攻)、スペースが空いているサイドにロングパスを送ったりと、相手の守備が整ってから崩しにかかることが多かったと思います。しかしそれではシュートの場面でも相手が残って対応していることが多々あり、シュート精度が落ちたり相手にシュートがブロックされたりとシュート数が多くても得点に結びつくことが難しい状況になってしまいます。これからの得点へのキーポイントは、ボールを奪ってからゴールまでいかに速くたどり着くことができるかにかかってくると思いますね。相手の守備が整わない間に攻めこむカウンタースタイルをより研ぎ澄ますことがヴァンフォーレ躍進のポイントで、次の柏戦でもこの意識が重要になると思います。

具体的には守備から攻撃へ展開が変化した際に、ボールを奪って保持している選手(守備陣)とゴールへ向かって走る選手(クリスティアーノ&ジウシーニョ選手など)の間に縦パス一本で決定的チャンスに結びつける‘繋ぎ役’がシャドーのポジションに欲しいところ。そう考えると現在のメンバーでパスセンスを備えている存在は、井澤選手&下田選手&金子選手&水野選手など。個人的には下田選手のさらなる活躍に期待したいですね。これまではなにか窮屈なプレーをしている印象があるので、今までの殻を破るような思い切ったプレーでそのような役割をこなせるととても嬉しいですね。そしてジウシーニョ選手。前回の記事にも書きましたが、チームに貢献するチェイジングや前線での守備意識は素晴らしいのですが、やはり純粋な攻撃面で彼の高い技術をみたいですね。ゴールからなるべく近い位置でクリスティアーノ選手と良い連携でゴールに襲いかかるプレーを望みます。


W杯中断期間前の最後の試合となる17日の柏レイソル戦。この試合でサポーターが求めるのは勝ち星が遠ざかっている停滞感ではなく、J1残留&上位進出に繋がるチームの積極性だと思うので、思い切ったプレーで良いプレーをホームのサポーターに見せてほしいですね。勝利で中断期間を迎えたいですね!




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