試合結果【ベガルタ仙台戦】

31日にホーム中銀スタジアムで行われたJ1第18節ベガルタ仙台戦ですが、試合結果は0対1でヴァンフォーレは敗れてしまいました。これで連敗は‘8’に伸び、順位もついに降格圏内の16位に転落してしまいました。

しかし試合には負けてしまったのですが、個人的に見た印象だとそんなに落胆する内容ではなかった気がします。もちろん課題も何個も見つかりましたが、仙台の戦い方がアウェー戦のお手本と呼べるような巧妙さが勝っていましたね。前半のうちに少ないチャンスを活かして先制点を奪い、守備を固めて我慢しつつカウンターを虎視眈々と狙う。ヴァンフォーレはボールを持たせてもらいますが、そこから決定機に結びつくまでのチャレンジが相手守備陣の前にあまりできず、相手にヒヤッとさせるような鋭い攻撃ができませんでしたね。前半MFマルキーニョス・パラナ選手がみせた近くの選手にボールを預けた瞬間に一気に加速してゴール前に入っていくプレー。それはパスミスもあって最終的にシュートに結びつきませんでしたが可能性を感じさせてくれました。このようなプレーがパトリック選手を起点として、柏選手や金子選手などシャドーに入る選手が頻繁に見せられるようになれば、ゴールの匂いがしてくると思います。ヴァンフォーレは相手陣地でボールを持ち、前を向いた状態でもその選手を追い越してゴール前に入っていく存在がほとんどおらず、攻撃にスピード感がありません。積極的に行けないのは連敗中のチーム状態が影響しているかもしれませんが、今後は緩急つけたメリハリのある展開が今のチームには必要だと思います。

ヴァンフォーレはやられっぱなしではなく、FW平本選手の抜け出しから左足シュートなど惜しい場面も作れています。決定機は作れていたので、あとはそれを決めきるのみ。大型の連敗で気が滅入る頃ですが、今はそれを考えずに一戦一戦全力が出せられるように次の試合の対戦相手の情報をリサーチし、一勝に最善の努力をしてほしいです。


【勝ち点45への道】
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8試合変化なし。次こそは…！




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