中野みどりの紬きもの塾

染織家中野みどりが「紬きもの塾」を開講しました。このブログはその記録を中心に着物、工芸、自然を綴ります。

真っ直ぐな布を織る

2017年02月21日 | 制作工程
今年に入ってから二反分の着尺の設計、糸巻き、整経、経巻、織付け、柄決めと集中して進めてきました。間もなく織り上がります。
染織のどの工程も熟練を要し、またどれも手の抜けないものですが、特に整経と経巻が真っ直ぐな布を織るうえで最も重要で、最も難しい作業です。

   
整経をしているところ。少し足を開いて身体を固定、安定させて座ります。静電気が起きにくいよう冬は鍋の湯で保湿します。

整経ムラを出さないように整経をすることはもちろん大事で様々な注意を払いますが、手延整経でムラをゼロにすることはできません。


ムラは経糸を千切に巻き取る経巻の段階でほぼ完璧に修正します。緩めに巻くことで僅かなムラがわかりやすくなりますので、一回巻き取るごとに手のひらでテンションを確認し、緩んでいる場合は人手があれば手で引っ張ってもらいながら巻ます。一人でする場合はゴム紐で括ったり、軽く自分の手で引っ張りながら丁寧に巻き取ります。

経糸がきちっと整っていると織るのもスムーズで、織り上がった布も耳がワカメのようになったり、逆につれたりせず平になります。


節糸、真綿紬糸を使っていますので、巻き込みながら糸に捌きを入れます。不要に触らずに捌きます。

経糸は人生に例えると宿命などと言われ、自由に変えられない例えにされたりしますが、整経は建物で言えば柱を立てるようなものでしょう。長さが違ったり、斜めに建てられた柱で真っ直ぐな強固な家を建てることは出来ないように、織り方でなんとかしようと思っても不可能です。

織の基本を身につけるには、経と緯が直角に交わらなければならないという意識をもっていなければ何年やっても身につくものでもなく、ただ織るだけになってしまいます。テキトーでもなんとなく布にはなりますが、その良し悪しは一目瞭然です。

アシスタントにも絶えず織り前が真っ直ぐになっているか、機の中心に経糸がかかっているのかなどチェックをするように指導しています。チェックというとすぐにメジャーなど使いたがりますが、そうではなくまず自分の感覚で僅かな違いも「変だ‥」ということに気づけるようになることが大切です。

先日の五感のワークショップでもそうなのですが、染織の仕事でも視覚、聴覚、触覚は日々使います。
紬糸の複雑な形や撚糸の状態を見つめることは言うまでもありませんが、草木の生木で染められた色の複雑さの微妙な違いを見極め、機の音を自分で聴きながらテンションを決め打ち込みの加減をする。ルーペで糸の密度を数えなくてもいい状態で織り進んでいるかを感じ取る。
糸の糊付けの濃度を手で確認する。計量器で測るのではなく濃度の感触を身体で覚える。
機に糸をセッティンぐする際に先に尺指で測るのではなくまずは自分の目でまっすぐに左右の幅を見ながら掛ける。
確認のためにメジャーも必要ですが、目盛りを見間違えていても全体を自分の目で見ていなければ、「変だ‥」ということに気付けないでしょう。
大事なことは自分の身体にメジャーを持つことです。
意識し五感を通して糸や色や織ることと向き合うことが美しい善い織物につながるのです。

次世代に真っ直ぐな布を手織りすることを伝えるのは言葉よりも手本を示す姿を見せることです。
そしてそれをよく見て真似事でもいいので身体で覚えることが何よりも大切です。
師の、先輩の姿を見ておけることは幸せなことですね。

※次期紬塾の詳細は3月1日にUpの予定です。

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「音」を体験するワークショップ[Ⅱ]報告――五感を開く

2017年02月11日 | かたち塾、アート鑑賞いろは塾

                                竹のスリットドラムで演奏する永井さん

先日のかたち塾「音のワークショップ」の報告です。
紬塾からも3名の方が参加してくださいました。
動画も撮ったり、音の録音もしたり映像とみんなの演奏を重ねたものも作ったりしているのですが、結構いい感じですが、また機会があればUpします。

五感を開くシリーズとして今回は「聴覚」。音を探すところから始め、物理的な音の出し方(奏法)を自分なりに探しました。今回は2回目でしたので音楽としても成立するように・・との思いもありました(1回目も音楽になっていると評価していただいたのですが・・)。

講師の永井朋生さんの提案で今回は映像と合わせたり(永井さんが旅先などで撮影した自然や雪の降った街の中を行き交う人の足跡などのシンプルな映像など)、また持ち寄った楽器を他の人と交換したり(奏法が人により違うので全く別の音になります)、一人10秒ずつずらしながら演奏をしたり(デュエットで)、自分の世界観だけではなく他の人の音を聴いたり、急にレベルアップでとても内容が濃いものとなりました。

眠っている感覚を開いたという実感が家に帰ってから早速ありました。
テレビの番組の背景にある効果音に気付きやすくなったり、何気ない日常の物音にも急に耳が反応するようになりました。

人の野性として本来的に聴覚は備わっていて危険や必要な情報を得るためにあるはずですが、日々の暮らしは雑音も多くなり耳を閉ざしているようなところもあります。

永井さんの演奏では、新作楽器で、一本の竹から節ごとに切り離して作ったスリットドラムの自然な心地よい響き、紀州の備長炭を長さの順に並べた楽器の不思議な旋律、おりんやガスボンベから作ったドラムの共振音の広がり、ドレミの音程にはない既存の楽器とは違う永井さんが耳を澄まし探りあてた“ものの音”を愉しませてもらいました。

竹の節は根元に近いほど厚く、節の長さは上へ行くほど長くなりますが、音程は上の節ほど低くなります。まだ青い竹でしたが、乾燥したら音も違ってきますね。思わず身体が動き出すような気持ちのよい演奏でした。

今の時代は音楽というとすぐにドレミの西洋音楽を思い浮かべます。またスマホで一人で音楽を楽しむ人も多いわけですが、原始から人々は生きるために音から情報を得、感情を音に表し他の人々と共有してきました。
自然界と自分を繋ぐ音、人と関わる音――。
無音も含めた様々なもの音に耳を澄ましていたいと思います。

五感は「気」を澄ませた状態の中で磨かれます。
気を澄ませた状態というのは偏りや思い込みのない素の状態でなければなりません。
聴覚も日々の中で磨くべき、人に備わっている大切な機能だと改めて思いました。
塩香のワークショップで栃木美保さんは五感を磨くことは六感を開くことに繋がる
という趣旨の発言をされていましたが、六感は五感を日々磨いた先にあるアンテナとも言えるかもしれません。
かたち塾、紬塾はそこを抑えていきます。


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自然光の中で木々に囲まれ紬を織る

2017年02月06日 | 着姿・作品
立春を迎えて寒さの中にも木々の新芽の膨らみや春の光を感じます。
制作をする際に一番大事にしているのは自然と共にイメージを膨らませていくことです。
20年ほど前、作家の立松和平さんの取材を受けた時にも「自然とともに織っていきたい」と話したことをよく覚えています。
草木で染めた色や立体的な紬糸は光で見え方が大きく違ってきます。
織物の設計をするときは必ず午前中にします。もちろん午後も仕事は進めていますが、決めるときは午前中の光の中で判断します。
また季節による庭の木々の色合いも、空の明るさ、暗さ、彩度も感じながら無理なく生まれてくるものを大切にしています。
都内で庭や空間のある所に工房を構えることは結構大変なことではありますが、、微妙な自然の色を扱うには光と木は欠かせない条件です。
織りながら窓から差し込む光に乱反射する糸のかたちや色の発色、響き合いに「わ~きれい・・」と思わずつぶやいてしまうことがよくあります。

上の画像は少し前に納品を済ませた吉野格子帯「待春」です。自然な色の美しさを味わいながら柄を決め織り進めたものです(写真ではどうしても自然の色の力を再現できませんが・・)。

ただ、出来上がった織物は季節を限定するものでもなく、身につけてくださる方が四季を通して取り合わせを変えながら着こなしていただくものだとも思います。春に限らずいろいろな場面でお使いいただきたいと思います。

この織はアシスタントにしてもらいました。吉野の太い格子も和裁のヘラを使い筬とは別に打ち込まないと平らになりませんので手間がかかります。交差した部分が波立たずきれいに織れています。
青緑に見える太い縞は藍と緑を一本交互に混ぜることで生まれてきた色です。
細い黄色の縞も黄色とベージュを混ぜています。混ぜればよいというものではありませんが、うまくできれば柔らかさと奥行きが生まれます。

自己主張が前面に出るのではなく、安心して自然体で身にまとえるような紬織りを心がけています。
現在は早春の光の中で5月初旬の「紬の会」に向けて単衣にしても袷にしても良いタイプの着尺2点が進行中です。
いつどんなふうに着てもらえるかを想像しながら自然とともに創っています。




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第8期「紬きもの塾」終了しました

2017年01月27日 | 紬きもの塾’16
第8期の紬きもの塾が終了しました。
みなさん熱心に通ってくださいました。遠方からの参加の方も休まずに来てくださいました。お一人病気を抱えている方が1回お休みされましたが最終回には元気に顔を見せてくれました。


最終回も盛りだくさんの内容で、衿芯に半衿を先に付けておくやり方や半幅帯の角出し風の実習もしました。着物の寸法の確認やまた紬塾が目指すものについて復習しました。
茶話会(打ち上げ^^*)も楽しくてあっという間に時間が過ぎました。

紬塾のベースにあるのは「自然」です。自分の生き方や環境に照らし合わせて命ある着物をどう着ていくか、自分らしい自然な着姿を探り、高めいく。
ただ、本質を見極めながらもあまりタイトに難しく考えすぎずに一歩づつ自分の歩みで進めばよいのです。

この一年、気持ちよく10回の講座を開くことができました。みなさんの思いやり、ご協力のおかげです。
終わって寂しいと言ってくださる方もありますが、またいつでもご連絡下さい。
時々は当ブログも覗いて下さい。展示会なども気軽にいらして下さい。
本当にありがとうございました。\(^o^)/

以下は16年度の紬塾に参加してくださった方々のレポートです。
「紬塾」を振り返り、自分と向き合いそれぞれの言葉で綴って下さいました。
かなり長いですが、お時間ある時にゆっくり読んで頂ければと思います。

次期紬塾受講を検討されている方は参考にお読み下さい。
17年度の紬塾詳細は3月初旬にお知らせ予定です。

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美しいって?という疑問からスタートした私の「紬きもの塾」。たくさん大切なことに気づかせて頂きました。
今は新たなスタート地点に立ち、晴れ晴れとした思いと同時に引き締まる思いが交差しています。
先生が「○○な人もいますが・・」と話される○○な人がいつも私にあてはまり、「草木で染めて紬を織っています」というのは名ばかりで表面的な色やデザインや技法を追いかけ回していたから「美しい」にたどり着けなかったし、蚕がくれた糸、草木の色・・その命を頂くということにきちんと向き合えていなかったから命を生かすという視点に欠け自分本位な染織だったことを強く思います。
更に道理に敵ってこそ堅牢で確かな力のある布が生まれることも染織実習で実感できました。
自然への畏敬と感謝、衣食住、全ての生活に心を砕き、立ち止まり、丁寧に暮らすことが織ること、着ること、人との関わり、全てに通じるということにも気づかせて頂きました。その先に「美しい」が見えてくるように思い始めています。
まだまだ中身が追い付かない私ですが、先生の美しい着物や帯は私にとって大きな指針となってくれそうな気がしています。
先生がおっしゃるように紬の着物を着尽くし、更にたくさんのことを感じ学んでいこうと思います。ありがとうございました。 N.T

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「着物が好きで、着物について何でも知りたくて、布を織らせてもらえる・・と応募した紬塾でした。
しかし、そこはただ糸を引いて、紡いで、染めて、織るだけの場所ではありませんでした。
幸田文さんの『きもの』を読んで感じたことを話し合い、着物を通してモノとのかかわりを考え直す場。
上質とは何かを考え、上質なものを長く、大事に着ることを学ぶ場。
自然に感謝して、糸から布を作る営みを知る場。
着物を着ることは一律ではなく、それぞれだけれども、自分はどう着たいのかを考える場。
着物が好きな仲間と出会える場。
私は24歳で母を亡くし、着物好きだった母なのに着物については何も教わらず・・でした。
すでに母と共に生きた時間より、いない時間の方が長くなり、いざ着物が着たくなった時教えてくれる人はいない状態でした。
紬塾は母が生きていたら、きっとこうして教えてくれたに違いないと思うことも多く、とても懐かしく、濃密な時間でした。
子どもの頃の風景を思い出していくような時間。
着物を通じてこのような時間や学びの場を持てたことがただただうれしく、紬塾を開いてくださった中野先生には心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。 K.A

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「吉野格子 帯」のキーワードで画像検索をかけて、素敵な帯の画像を見つけ、その作者である中野みどり先生のブログに辿りついたことが、私がこの紬塾を知るきっかけでした。

2,3年前より「丁寧な生活をしたい」と思って、生活の中の優先順位を組み変えつつあった私は、ブログから窺える中野先生の暮らしに対する考え方に共感し、実践しているということにとても感銘を受けました。着物は好きで4,5年ほど前から祖母の着物などを自己流の着付けで着ていましたが、食べることは命をいただくことだという意識は持っていても、着るものに関しては自然素材の方が良いとは思うものの、自然とのつながりについてそれほど強い意識は持っていませんでした。

「糸を見ることが大切。自然界の植物で染めた色(上手に引き出せた場合)には似合わない色は存在しない。自然な色は健康的で美しく気品がある。」等など、作り手である中野先生から語られる「着物」は、材料となる糸(繭)や、桜、柿など染めの原料となる植物の言葉を代弁しているようで、着物を着るということは命をまとうことなのだと、理解しました。

また、「糸について」のお話の中で、絹糸の断面は三角でプリズムとなって光を乱反射することにより光沢が現れるとのことでしたが、このことは私にとって新鮮な知識でした。

「染めについて」も、同じ植物でも季節によって色が違ってくること、
媒染によっても染め上がる色が全く違ってくることを、実際に染めた糸を見せていただきながらお聞きするお話は、とても興味深かったです。私は着物を選ぶ時は、着た時の着心地と色柄(そして値段)で選んでいましたが、着物になる前の布、染料、糸、繭と遡っていろいろな知識を教えていただき、着物に対する距離感がぐっと近づいたように感じました。

更に、手で紬ぎ、草木で染めた、手織りの布の力が、人に生きるエネルギーを与えてくれるのだということを、参加者のおひとりの経験からリアルに感じ、自然の包容力の大きさ、強さを教えられたように思います。

着方については、「こうでなければいけないというルールはない」と先生にはっきりおっしゃっていただいて、とても気が楽になった一方、お仕着せの着付けの型ではなく、自分らしくあること、内面が反映されること、自分自身を磨き続ける必要があること、とおっしゃる言葉に、それはまさに生きざまが反映されるということで、感性を研ぎ澄まし、心配りを怠るな、ということと受け止めました。

私にとって紬塾は糸や着物の知識を教えていただくだけではなく、生きていく上での精神性、人生への向き合い方を考える場所で、まさに小説「きもの」の中に入ったような10カ月でした。

仕事場でもあるご自宅で、制作の手を止めて紬塾を開催してくださり、実際に糸や着物を見て、手で触れて、お話を聞くというとても貴重な機会を提供してくださった中野先生に心から感謝申し上げます。
また、一緒に学んだ皆さんおひとりおひとりが、その方らしい着物との関わり方をお持ちのように見受けられ、とても刺激を受けました。ご一緒した皆さんにもお礼を申し上げたいです。ありがとうございます。

素敵な吉野格子の帯は手に入りませんでしたが、きっと自分が内面的に成長し、その品格が備わった時に、私の手元にやってきてくれるのだろうと思い、その時を楽しみに待つことにします。 O.M

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私は草木染や機織りに興味があり紬きもの塾に申し込みました。
実際の内容は、染織にとどまらず着物を実際に着る上での取り合わせや着付け方法、糸や素材についてと実践的な内容でした。
同時に自分の考え方や生活スタイルを見直すことが出来た学びとなりました。

印象に残っている先生の言葉は「次の世代も使えるものをもつ」です。
毎回感想を発表した「きもの」(幸田文)の形見分けの場面の話では「形見で分けたくなるようなものをもつ」との先生の説明がありました。ちょうど一昨年に他界した祖母の残した服やバックなどの膨大なもののを整理していたこともあり、「次の世代も使える形見分けの出来るものをもつ」という言葉は私にとても響きました。着物に限らず日常生活のすべてにおいてものを選ぶことに慎重になりました。安いから買うのではなく多少高くとも素材が良く長く使えるものを選ぶようになりました。

着物をとことん着る事例を通して、着物は染め直したり仕立て直したりすることが出来ることや昔では布一枚も大切に最後まで使ったことを学びました。「とことん使う事例」を各自の生活のなかで探してくるという課題があり、自分の生活になかなかその事例がないことに驚いたことを覚えています。それ以来ものを捨てる前に最後まで使い切ったかどうか、何かに再利用できるかどうかと問うようになりました。結果として以前よりも毎日の生活が丁寧になりました。

紬きもの塾を通し、紬の着物の製作工程や手仕事の現状、着る側の現状を垣間見ることが出来ました。最後の先生のまとめのなかで「自分は着物をどう着たいのか」という言葉がありました。この大きな問いについて、私はこれから考えていこうと思います。
貴重な学びの機会を与えてくださった中野先生、共に学んだ参加者の皆さま、ありがとうございました。 H.Y

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昨年4月からの紬塾が終わってしまって、今は大変淋しい気持ちでいます。
紬塾に行くことが、仕事でも遊びでもない生活のアクセントになっていたようにも思います。

4月に紬塾が始まる直前、中野先生が体調を崩されました。日程はそのままで始まったのですが、先生は過労で入院されていたとうかがって、びっくりしました。
そんなに忙しい体で紬塾をなさっていることがわかって、自分が先生からどれだけのものを受け取れるのか心配でした。
先生の教えてくださったことの何分の一かわかりませんが、以下に私の紬塾でのレポートを記載します。

私は今回の紬塾では実習は参加しませんでしたので、全部で6回の講座を受講しました。
レポートを書くにあたりノートを見直したところ、先生のお話は色についてのことが多く、
あらためて先生は織る人であり、染める人なのだったということに気づきました。何を今さらですが、私には糸を染めるということの大切さがよくわかっていなかったようです、こちらは来期に実習に参加を希望しているので、宿題にします。

初回に先生から「紬塾では、本当に美しいものは何かを一年かけて探す」とお話がありました。
美しいものをなぜ美しいと思うのか -その理由、それを見る力、選択する力を養う。
そしてそれを大切にし、とことん無駄なく使って次に伝える。それを各回のテーマの中で学びました。

毎回課題図書として、幸田文の「きもの」を読みました。
4月から何度となく目を通しているうちに、この本にはまさに物をよく見て、選ぶ。そして選んだものを大切にしながら使い切ることが当たり前だった時代のことが着物というものを通して書かれているように思いました。
その時代の人なら誰にもできたわけではないとも思いました。それができたのは、やはりるつ子のおばあさんのように「美しいものを見分けて選べる力」があった人だったのではないでしょうか。
いつかそのような智恵を身に着けられたらと思います。
この先も読み返せる本と再会する機会が得られて、とてもうれしいです。

それから麻の伊達締めを縫ったり、半衿を三河芯につけて長襦袢に縫うやり方を教えていただきました。この麻の伊達締めの回では、本当の運針を初めて教わりました。先生はそのことに驚いていらっしゃいましたが、今まであのような運針を教わったことはなかったので、とてもありがたかったです。ときどき晒に運針をしてみています。全然きれいな針目にならないのですが、練習をしていきたいです。

着物の仕立て方、自分で洗える長襦袢の作り方、小物の合わせ方など、具体的に教えていただいたことも、とても有益でした。

その中で私が何より心に残っているのは、繭から糸を引いたことです。お湯に浸かった繭から、目に見えないかと思うくらいの細い糸が1本出てきて、それを手繰っていくことに夢中になりました。
繭から引いた糸はきらきらして、とても美しかった。ずっと続けていたかったです。
それにつけてもその細い糸を何本かでまとめて、糸にすること。その糸で布を織ること。いったい誰が考えたのかと思わずにいられませんでした。
先生は蚕の糸には蚕が糸を吐いた時にできるウェーブがある、それを残しておくことが着心地につながる、とおっしゃいました。先生は糸をよくご覧になっているからこそ、そのことに気づかれたのだと思いますが、誰でもがわかることではないと思います。
先生の織った布はきらきらと美しく、体に当てるとドレープができてまた光沢があり、影になったところとコントラストができていくら見ても見飽きることがないものですが、それは蚕の作った糸を生かして織っているからなのだということがわかりました。
美しいものは美しくある理由がある、のだということを忘れずにいようと思います。ただきれいだなぁ、で終わらせずに、どうしてこんなにきれいなんだろう?と考えることが、これからの私にとって大事なことのように思います。

この紬塾を受講したのも、中野先生の展示会にうかがって布を見せていただいているうちに、何か惹きつけられるものがあったからですが、こんなに深く教えていただいて感謝の気持ちでいっぱいです。少しづつでも、実践していきたいと思います。
それから、一緒に学んだ方たちにも恵まれて、大変に楽しかったです。ありがとうございました。
着物が好き、ということがこんなに人を繋ぐのだなぁと感じています。これからもどうぞお付き合いください。

最後にもう一つ忘れられない先生から教えていただいた「炭酸塩はたんぱく質の汚れを落とす」ということ。なぜ忘れられないかは書きませんが、大変に実際的なお話だということを記して、私のレポートを終わりにいたします。 U.E

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[かたち塾―「音」を体験するワークショップⅡ]お知らせ

2017年01月22日 | かたち塾、アート鑑賞いろは塾

高尾のアトリエで演奏する永井朋生さん

「かたち塾」のお知らせです。
今週末28日(土)に「音」を体験するワークショップⅡとして、パーカッショニストの永井朋生さんを講師にお迎えして行います。

永井さんの演奏との出会いは2014年に行われたチャリティーコンサートでした。
永井さんの演奏に私は心の底から震えるような興奮を覚えました。
ステージにはいわゆる既存の打楽器ではないものがいくつも並べられていて、色彩的にはほぼモノトーンの世界でした。
そこへ黒のシャツ、黒のパンツで右手に赤い蛇腹のホースを持ってステージに現れたのです。
その姿を見た時「この人はやるな!!」と確信したのです。
ホースの演奏もとてもかっこよかったのですが、金属の長いネジ棒にワッシャー(穴の空いた薄い金具)を上から入れてコトコト落ちていく小さな音、貝殻の風鈴のサラサラした音、金属造形で出る端材を叩く音、備長炭を並べた高い響きのある音、ガスボンベにスリットを入れたものを叩く不思議な音、まだまだ並んでいたのですが、そこに仏具の「おりん」もあったのです。
そのおりんについてのエピソードはこちらの永井さん制作のビデオ『旅するおりん』を是非ご覧ください。2011年3月11日午前中に岩手県大槌町から永井さんの元へ届いたおりんです。

私はこの演奏会の帰り道は音を探すことで頭が一杯でした。
帰って永井さんのHPから問合せをしたのですが、かたち21の笹山さんともつながりのある知り合いが何人もいたりで翌月には高尾のアトリエを尋ねさせていただくことになったのです。アトリエも家族で作ったそうで素晴らしいのです!

そして一昨年12月にかたち塾として1回目のワークショップを開催したのですが、それがあまりに楽しく2回めもお願いしました。

ワークショップはちょっと・・という方は演奏だけでもぜひお聴きいただきたいと思います。私は3回ほど演奏を聴きましたが、毎回心洗われます。

永井さんは「画家が絵の具で絵を描くように、私は音を使って空間に音の絵を描いています。音楽のアイデアはいつも様々な素材や空間との出会いから生まれます。木、金属、石、土、水などの自然物や様々な素材の中にはとても豊かで未知の響きがあって、それを丁寧に聴くことを大切にしています。」とおっしゃられています。
素材や空間との出会いから生まれる――、紬織りにも同じことが言えますが無限の広がりがあります。

身近なモノに摩擦、振動が加わると発する音に耳を傾けてみませんか?
いい音、響きのある音、優しい音、力強い音、面白い音、未知の音、探してみましょう。
またとない機会ですので是非お出かけ下さい。
詳細、お申込みはかたち21のブログをご覧ください。


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新春の紬の装い

2017年01月05日 | 着姿・作品
初春のお喜びを申し上げます。
今年もよろしくお願い致します。

東京は天気に恵まれ穏やかなお正月三が日でした。
日常とは違うのんびりとした時間を過ごさせてもらいました。





さて、昨年末のブログでも触れましたが、今年は着物を着ることの精度を高めたいと思い、着物の寸法、着方、取り合わせもチェックしようと思います。
お正月の外出の際に早速自作の紬で出掛けました。

今まで自分の着ることに関しては二の次三の次のところがありましたが、残りの人生のことを考えますと、そろそろあわてなければ・・(^^ゞ
また、そのことがいろいろな意味で創作の上にも重要だと思うからです。

画像は桜染のすくい織り着物ですが、この紬は帯の取り合わせ次第でドレッシーな装いにもなります。紬といっても様々です。現代感覚に合う、いろいろな感じの紬をこれからも創っていきたいと思います。 画像詳細はこちらで。

何着かある紬の寸法も様々であったことを確認しました。
採寸からしてもらえば大丈夫とも言えなくて、仕立て屋さんや呉服屋さんの考え方も様々です。自分の中でどの寸法がベストなのかを自分で確認することが大事なのですね。

画像の着物は身丈が短めですが、案外おはしょりがすぐ決まり、着やすいです。
身長と身丈を同寸にする方が多いと思いますが、それよりも1寸短いです。
腰紐は腰骨のすぐ上で締めています。
もっと帯を下に締める場合は身丈ももう少しあったほうが良いかもしれませんが、着方と寸法はリンクするものですので、おまかせで仕立ててきた初心者の方は、着やすい寸法を着方とセットで考えて見直すのが良いと思います。

一般には今の時代はおまかせで仕立てますと大きめになりがちです。
身幅や抱幅も大きすぎると着にくかったり、着付けに余分な部分の処理などをしなければならず、時間もかかってしまいます。


この藍の着物の前後の抱幅は抱き詰め(裾巾より身八つ口にかけ狭くする)ではなくなぜか通しになっていて、胸のあたりのダブつきが大きいです。
ある仕立て屋さんは身体の寸法から割り出す場合は腰幅と胸囲の差をみて抱き巾を詰めるか通しにするかを決めますということでしたが、この辺も衿の合わせ方もありますし身体のサイズから判断するのも難しいところですね。

工房でも紬などの洒落着の着物、帯の仕立てを受けておりますので、お手持ちの寸法の細かなご相談事も承りますのでお問い合わせ下さい。

展示に関しましては今年は5月に「紬の会」を予定していますが、夏以降は展示会は控えめに、糸染めの仕事に特に力を入れ色糸の在庫を増やしたいと思っています。私はたくさんの糸の中からデザインを決めていくやり方ですので、染められた豊富な糸がなければ始まりません。展示会続きで染の時間がとれず、量的にも色数的にも少なくなってきました。
植物の時期を見ながら本当に紬の着物として深い好い色とは・・を見極めながらじっくり染めたいと思ってます。時間をかけ醸成させることも大事な仕事です。

今年も創ること、着ることを総合的に高めるとともに、未来へ伝えることもしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。




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佳き、好き、善き手仕事で新年を迎える

2016年12月28日 | 工芸・アート
今年もあと僅かとなりました。
本日は仕事納めで昨日大掃除も済ませました~☆彡


工房内の棚のあるコーナーを床の間スペースに見立て、ささやかながら新年を迎える飾りとしました。


壁に飾られた作品は図書館などから廃棄される本の表紙を使った作品です。
✗印は寄贈者名などが記された箇所ですが、これはもともとあったものです。後は着色したり表面を蜜蝋でコーティングしてあります。国際的な美術家で本を使った作品を多く手がける西村陽平氏によるものです。この作品は今年スイスで行われた展覧会出品作品です。縁あって我が家にきてくれました。\(^o^)/


花は先日、造形作家の栃木美保さんから頂いた桂の落葉を使いました。
階段ワイングラス(大村俊一作)に塩とともに活けてみました。雪の下から芽を出し花咲かせる水仙をイメージしました。桂はとても香ばしい甘い美味しい香りです。(^ν^)
紬の卓布はショールを織った経糸を利用し、母が布団側を裂いてくれていたものを少しあしらったものです。ちなみにくるみの木の棚は斉藤衛作です。静かにそこに居てくれます。
立派な床の間がなくても自然物、自分の宝物や美しい手仕事を選び眺めるのは心楽しく気持ちが澄んできます。良い年が来るような気になります。

さて、一年を振り返ると、今年は3度も展示会があり染織の仕事としては肉体的にもかなり大変でした。でも新しいお客様との出会いもたくさんあり、手応えをいただきました。
紬塾も熱心な方々に引っ張られ、私もヒートアップして毎回時間オーバーで努めてきました。あと1回で今期は終了となります。

着物の世界も厳しいと言われて久しいですが、私の周りにはしっかりと着物関連の仕事に携わっている方、あるいはいいものをじっくり選んでとことん着ていこうとする方もいます。
手仕事系着物は作るのも着るのも手間もお金もかかりますが、額に汗しながらも心豊かに、充足して生きていく上で大切にしたいものです。

手仕事は片隅に追いやられ、人間をロボット化し、過剰な労働を強いたり、日々の暮らしも過剰な便利さに囲まれ、人が時間をかけ考え、工夫したり、研究したり、反復鍛錬し、時に失敗もし、悩み、苦しむ時間も与えないような流れがあります。
これでは上質な手仕事や文化が育つわけはありません。
しかし、一般の私達が諦め流されてはその動きを押しとどめることもできませんし、身近な小さなことから手を使ってものを作り、創意工夫し、ものを大事にしていくだけでもいいと思います。
また、プロの仕事も尊重し、いいものを選ぶ目も持ってほしいと思います。私も非力ながら紬織を通して、創ること、使うこと、未来に繋ぐ努力をしたいと思います。共感の善き輪が広がることを願っています。

今年もたくさんの方にお世話になりありがとうございました。
仕事始めは1月4日からです。

国内外、災害もあり大変な一年でしたが、ブログをお読みくださっているみなさまもどうぞそれぞれの良いお年をお迎え下さいませ。
来る年が良い年でありますように!!






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第9回紬きもの塾―― 自然で楽な着方とマイサイズ

2016年12月19日 | 紬きもの塾’16
紬塾はいつものように終盤に入ってから着物の着方についての学びになります。
今期の方は全員が自分で着ることが出来るので、仮紐を使わない帯結の話だけサクッとで良いかと思っていましたが、、、けっこう大変でした~。(^。^#;)
やはり補正具や紐やゴム付きの帯板など、なくても済むものを使っていて、体型的に補正の必要のある方はそれでもいいのですが、判で押したようなシワひとつない着方はかえって着姿を老けさせ、布や着姿を生き生きしたものにしないのです。

日常に着物姿を見かけることもなくなり、雑誌のモデルさんの撮影用の着付けが手本になってしまいましたが、補正下着でシワのない着方にこだわるより、自分にあった寸法で仕立てた着物をスッキリ着ることのほうが賢明かと思います。

ある和裁士さんは「着付けや所作を身につけ、短く作って長く使う」と言っておられます。名言ですね!
特に真綿系の紬の単衣などは身幅が大きめサイズですと、裾捌きも悪くなりますし、大島などのように滑る素材は腰紐をウエストで使うほうが着崩れしにくいですが、真綿系は腰骨で短めでもよいです。
また、単衣か袷かによっても若干の身幅などの違いも出てくると思います。

真綿系紬着物は紐やゴムベルト、補正下着などを使わずともその人なりの体型で楽に着るのが基本と思います。年代やその方が醸し出す雰囲気や、また時に応じてキリッとしたりゆったりしたり、それが出来るのが着物です。
また多少寸法の合わない着物も着方である程度はカバーできるのも着物の利点です。

裄の長さも今は妙に長くなっていますが、洋服の袖丈を図るように直線で捉えますと長すぎます。
袖の中で肘が曲がるわけですから腕に沿わせた筒状の洋服とは全く違います。
体は痩せているのに裄だけにこだわり長くすると肩幅や袖幅をギリギリ出すようなことになり、上身頃の、だぶつきが出て着る時にその処理に手間取ります。
上記の和裁士さんは衣紋を抜くことで背中から袖口までバイアスが生まれ、肩周りや袖を長使え、またバイアスが生じることで身に沿い体型もスッキリ見せるとおっしゃってます。
繰越を大きくするより衣紋を抜いた着方をするほうが背から袖にかけバイアスが生じ肩周りも布がなじむわけです。

呉服屋さんに仕立てを40代半ばで頼んだ時に「中年になったら繰越は大きい方がいい」と言われ、5分から7分にしてしまいました。肩の厚みもありませんし5分で良かったのだと今は思います。5分にこれから戻していこうと思っていますが、長襦袢の兼ね合いもありますので悩ましいです。。。

和裁は小幅(着尺巾)のバイアスをうまく利用して人の体に沿うような知恵も潜ませていたのですね。四角い風呂敷が四隅を結ぶだけでいろいろな形のものを包めるのはバイアス利用の知恵です。

布を織る立場から言いますと、私は太めの節の多い糸を使って織っていますが、タテ・ヨコ密度のバランスを考慮した地厚だけれど柔らかく、それでいてバイアスがきれいに出るようにしています。
紬は固くて突っ張リ肩がこる、という方もおられますが、たぶんバランスの悪い布なのだと思います。素材感を観ることも重要です。

せっかく着やすく織られた布が仕立ての寸法などで着にくいというのは残念なことです。
“着物を着る”ということは着方や和裁、小幅の特性を無視した寸法ではない、賢いマイサイズを知らないといけないということだと思います。
サイズだけにとどまらず、奥の深いことで二年や三年で到達できることではないですね。

新しく作る時や仕立直しの時にはサイズを見直すチャンスですので、自分の着やすい着物を着た着姿写真と寸法表を自分で測って作り、照らし合わせるのが良いと思います。
私も自分の着物の寸法を総点検したいと思っています。
一応マイサイズで作りながら、着にくい、胸や衿のあたりに大きなシワやたるみがでる、うまく畳めないのがあります。。(-_-;)

帯の長さもマイサイズがあります。
とても細身の方が既成の帯を持て余していたのですが、全通柄であれば単に長さを詰めることができますし、自分に合う帯の長さ、巾を知ることも大事です。

とことん着ていくことを考えている仕立てには布の命を生かす知恵、合理があります。
それを生かしつつ自分の着物サイズと着方を磨きたいと思います。
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次回年明け1月は紬塾最終回です。受講者のかたは今までのことを振り返り、わからないことなど質問や感想もまとめておいて下さい。
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「紬の会’16―冬の装い」終了いたしました

2016年12月15日 | 紬の会
「紬の会’16―冬の装い」櫻工房展示も終了いたしました。
ご来場、またお力添えをいただきましたみなさまありがとうございました。


工房内では午前中の冬の日差しが座敷の一番奥まで差し込んでいました。
そんな中で草木の色や節のある立体的な紬の風合いを視線や光線をさまざまな角度に変え、生き生きとしたものの命をご覧いただきました。

お手持ちの着物に帯や小物を取り合わせてご覧頂いたりもしました。
自然とものと自分とのせめぎあい・・・時間をかけ逡巡し、自分と真摯に向き合い出会いを確かなものにする。。。

創り手は本当にいいものとは何かを一生をかけ追求し、自然物がそこにあるように、そしてそれをも超えて自然体な創作物を提示する。ただそれだけに命をかける。

これからの制作に向け、ご来場のお客様から静かに、そして多くの力をいただきました。

また次の機会もご期待に添えるよう精進してまいります。ありがとうございました。

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「紬の会’16―冬の装い」工房展・・・着方ミニ塾

2016年12月12日 | 紬の会


「紬の会’16―冬の装い」工房展示に昨日ご来場くださった方の着姿をHPにUpしました。

着物初心者のかたでしたので、着方のミニ塾もいたしました。
画像はアドバイス後にご自分で着直した着姿です。
FBページでも紹介しています。アカウントなしでもご覧いただけます。ログイン画面が出てきますが、「後で」をクリックすると記事はご覧いただけます。

15日(木) まで櫻工房内(町田市・鶴川)で展示をしております。詳細はブログ前記事をご覧ください。

早めの時間帯は障子越しの光も差して草木染の色もきれいです。初めての方もお気軽にご来場下さい。お待ちしております。(*^^*)
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