老後の安心のために知っておきたいこととは? (西山行政書士事務所 042-372-8022)多摩市

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個人年金について

2010-11-03 07:16:08 | 老後の資金運用、年金、保険など
 老後の所得保障をになう制度として、公的年金(国民年金や厚生年金など)と企業年金(厚生年金基金、適格退職年金、確定給付年金、確定拠出年金など)に並んで、個人年金があります。

 大きく分けて、生命保険会社などよる「保険型」個人年金(保険数理に基づいた保険料を払い込みこれと運用益から形成された年金原資を年金の形で受け取るもの。)と、銀行などによる「貯蓄型」個人年金(加入者が積み立てた元金と利息を年金の形で分割して受け取るもの。)があります。

 「保険型」には、確定年金(一定の年金支払い期間を定めて、生存している間は年金額を支払いますが、期間の途中で死亡した場合は将来の年金額に相当する金額を死亡一時金として支払われるもの)、終身年金(生存している間は所定の年金が支払われますが、死亡した時点で年金は打ち切られるもの)、保障期間付終身年金(保障期間においては確定年金と同様に扱われる終身年金)、有期年金(年金支払い期間中であり、かつ、被保険者が生存している場合にだけ所定の年金額が支払われるもの)などがあります。

 「貯蓄型」には、銀行の年金型預金(定期預金の形で積立金を預け入れてその元利金を年金形式で分割支払いするもの)、個人年金信託(元金を金銭信託や貸付信託で運用して、その元利金を年金形式で分割支払いするもの)、証券型年金(元金を国債や公社債投信で運用して、元金を年金形式で分割運用するもの)などがあります。

 その他に、運用しだいで将来受け取る年金額が増減する、個人変額年金保険というものもあります。

 これら年金には一長一短があります。自分の老後設計にあわせたのプランを慎重に選ぶことが大切です。

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