大門正克さん(横浜国立大学教授)が企画された朝日カルチャーセンター講座の告知です。大門さんは、ずっと「生存」「生きる」というテーマを歴史の中に探り続けておられますが。今回、以下のような講座を始められています。すでに終わっている講座もありますが、8月には宮城県気仙沼で現地講座も開かれるそうです。ぜひ、皆さんご参加下さい。
シリーズ・「生存」の歴史を掘り起こす 東北から問う近代120年
3・11以降、歴史学者の間で「生存」という言葉が静かな決意を込めて語られている。人びとが生きてきた、その場所に立脚する。生きていくための人の営みと人の生き方を規定するさまざまな要素に目をこらし、歴史を編み直す――。「生存」に軸足を置いて東北の近現代史を掘り起こし、歴史が照らし出すものを読み取る。3・11後をどう生きるか。歴史学の新たな挑戦がいま始まる。
(講師と日程)
岡田 知弘(京都大教授) 災害と開発からみた東北史
4月25日(水)午後6時半~午後8時
5月2日(水)午後6時半~午後8時
川内 淳史(関西学院大大学院研究員) 総力戦と東北人
5月9日(水)午後6時半~午後8時
5月16日(水)午後6時半~午後8時
高岡 裕之(関西学院大教授) 東北の地域医療と「福祉国家」
5月21日(月)午後6時半~午後8時
5月28日(月)午後6時半~午後8時
河西 英通(広島大教授) 近代日本と東北・東北人論
6月6日(水)午後6時半~午後8時
6月13日(水)午後6時半~午後8時
大門 正克(横浜国大教授) 生活を改善し、記録した時代
6月20日(水)午後6時半~午後8時
6月27日(水)午後6時半~午後8時
場所:新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル (電話03-3344-1945)
受講料:2回セット 会員・一般 4,200円
学生(院生) 1,000円(河西さん、大門さんがそれぞれ2回話す分が1000円です。 受講時に7階受付で大門さんの紹介の学生であることを申し出て学生証を提示してください。不明のときは、担当の磯野さんという方を呼んでくださいとのこと。入会金2625円が不要になります)
関連現地講座
8月25日(土)~26日(日) 気仙沼で開催の予定