ささやんの天邪鬼 座右の迷言

世にはばかる名言をまな板にのせて、迷言を吐くエッセイ風のブログです。

今治市 大学誘致の実態は

2017-07-12 15:06:50 | 日記
う〜ん、どうにも理解できない。愛媛県の今治市は、衰退の著しいこの地
方を盛り立て活性化するために、大学の誘致を計画していた。なるべく多
くの大学法人に手をあげてもらうべく、市有地を無償で提供するなど、大
学側に有利な破格の条件を付けて。

にもかかわらず、である。結局、手をあげたのは加計学園だけだった。今
治市は大学誘致の広報活動を、一体どんなふうに行っていたのか。

先日行われた加計学園をめぐる閉会中審査で、ネット上の注目を集めたの
は、加戸守行・前愛媛県知事の発言だった。加戸前知事はこんなふうに発
言している。

「たまたま、今治選出の議員と加計学園の事務局長がお友達だったからこ
の話が繋がってきて、飛びついた。これもダメなんでしょうか。お友達で
あれば、全てがダメなのか」

市の将来がかかった、市をあげての誘致事業を、「お友達」筋の頼りない
細いコネに託すしかなかったとは。当時の今治市の情けない有り様に、私
は驚きを禁じ得ない。

・・・・・・でも、ちょっと待てよ。これはあまりにも不自然な話だ。あるいは、
戦略特区の書類審査のときと同様、今治市の誘致話は、加計学園だけが手
をあげられるように、あらかじめ巧妙に仕組まれていたのではないか。そ
う考えれば、次の情報とも話のつじつまが合ってくる。

獣医学部を誘致した今治市は学園側に市有地約17ヘクタール(36億7
500万円相当)を無償譲渡。さらに総事業費(計192億円)の補助と
して愛媛県と市で96億円を支出する。
                     (朝日新聞 6月1日)

これでは加計学園側は丸儲けである。96億円云々が政府筋か、加計学園
側の要求によるものだとしたら、今治市は完全に足元を見られている。

要するに、こういうことではないだろうか。今治市にある涸れた池を、あ
ま〜い蜜で満たすようにと、政府筋の「だれか」が市長に助言した。「だ
れか」の話を聞いた政府側の(内閣府の)関係者は、加計学園と手をとり
あい、固い岩盤を掘り進めた。掘り進んで行った先には、あま〜い蜜で満
たされた池があることを、政府関係者も加計学園もよく知っている。ゴー
ルにはあま〜い蜜が待っているのだ。そのことを知っているから、岩盤を
掘り進めるドリルにも、おのずと力が入ろうというものだ。

さて、行政をゆがめたのは岩盤なのか、それともあま〜い蜜なのか。特定
の人物だけがあま〜い蜜にありつけたのは、固い岩盤があったからなの
か、それともあま〜い蜜があったからなのか。両者の共犯関係が、この儲
け話を作り出しているように私には思える。
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