ささやんの天邪鬼 座右の迷言

世にはばかる名言をまな板にのせて、迷言を吐くエッセイ風のブログです。

民進党 凋落の原因を問う

2017-07-14 10:57:42 | 日記
民進党の蓮舫代表が、自身の「二重国籍」問題に決着をつけるべく、台湾
籍を有していないことを証明する書類を、近々公表する予定だという。今
ごろになってなぜ、と疑問に思ったが、先の都議選で惨敗したことへの対
応としてだという。

たしかに、先の東京都議選で、民進党はわずか5議席しか獲得できず、惨
敗と言える結果だった。惨敗したのは安倍自民党だけではなかったのであ
る。安倍自民党への批判票はすべて小池都知事の「都民ファーストの会」
へと吸いとられ、結果を見れば、「都民ファースト」の一人勝ちである。

だが、都議選の敗因がもっぱら蓮舫代表の「二重国籍」問題にあると考え
るとしたら、それは誤りである。そういう勘違いしかできない民進党議員
の質の低下がそもそもの敗因だが、敗因はそれ以外にも2つあり、このこ
とははっきりしている。この2つの敗因、それは蓮舫代表の「二重国籍」
問題などよりもずっと大きく、また本質的である。この大きい本質的な問
題が見えないとしたら、民進党議員の質の劣化は相当なものだ、と繰り言
を繰り返すしかない。

では、敗因となったその問題とは何か。第1にそれは、自民党の対抗軸と
なる政策を、民進党が提示できなかったことである。それは国政レベルの
話で、今回の都議選には関係ない、という人もいるが、有権者は一都民と
してよりも一国民として、国政レベルの問題、とりわけ国家の安全保障に
関わる問題につよい関心を持っている。共闘を組む共産党に気を配ってか
どうかは知らないが、そこのところを曖昧にしたままの民進党に、都民も
国民も愛想をつかしている。

それに、「国政レベルの問題は、都議選の争点ではない」と言うのなら、
民進党は、都民の暮らしを良くする具体的な社会保障政策を、何か一つで
も提示できただろうか。「都政」レベルの関心は、「築地−豊洲」問題を
争点にした「小池劇場」にほぼ吸いとられてしまった感が否めない。こう
したことを考えるなら、都議選の帰趨は、マスコミを巻き込んだ「小池劇
場」の舞台装置に左右されたものであり、民進党の敗因は、演出力の差に
もあったと言えそうである。
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