ささやんの天邪鬼 座右の迷言

世にはばかる名言をまな板にのせて、迷言を吐くエッセイ風のブログです。

北の寸止めミサイル

2017-04-18 14:47:04 | 日記
ネットを見ていたら、「トランプは悪性の人格障害!? 米で精神科医らが
解任求める」との記事(ダイヤモンド・オンライン4月17日配信)が目
についた。この見出しの文言を見て、私は「やっぱりなあ」と、妙に納
得した。

本文に目を移すと、アメリカでは、複数の精神科の医師が、トランプ大
統領は「自己愛性人格障害」(NPD=Narcissistic Personality
Disorder)ではないかと疑っているという。記事によれば、「NPD」
とは、「誇大妄想症、過剰な賞賛欲求、共感性の欠如などによって特徴
づけられる人格障害」のことだという。ここまで読んで、私は、自分が
かつて本ブログで、トランプ大統領はサイコパスだという話題を取り上
げたこと(「サイコパスのトランプ」2月16日付)を思い出した。サイ
コパスとは、反社会的な人格を持った一種の病的異常性格者を意味して
いる。それが、今回はただの性格診断にとどまらず、さらに、性格異常
を理由に大統領の解任を求めるとなれば、事は重大である。「これは政
敵・民主党が仕掛た政治的なキャンペーンではないか」と私は疑った。

しかし、医師らの指摘はいちいち具体的で、「なるほどなあ」と納得さ
せられる点が多い。たとえばある医師はこう指摘している。

「就任式の参加者数のことでメディアを批判したのは、どれだけ多くの
人が自分を賞賛しているかを示す意味で重要だからです。一方、自分を
批判する人に対して激しく攻撃するのは、批判を受け入れられないから
です。褒めてほしい欲求が強すぎて批判に耐えられない、これもNPD
の兆候です。」

この医師は、さらに次のように述べて、NPDを疑われる人物が核のボ
タンを握ることについて、次のように警告している。

「最も注意しなければならないのは、結果をよく考えずに行動してしま
う衝動性です。外国の指導者から否定的なことを言われたり、批判され
たりした時に激しい怒りを抑えられず、行動に移す可能性があります。
このような人物が核のボタンを握っているのは米国にとっても世界に
とっても非常に危険だと思います。」

これを読みながら、トランプ大統領が深夜独りでウイスキーのグラス
を傾け、怒りに身を震わせている姿を想像して、私は「たしかに、こ
れはヤバいかも知れない」と考えた。

そう考えると同時に頭に浮かんだのが、きのう報じられた、北朝鮮によ
るミサイル発射の失敗の話である。このミサイル発射は、空手でいえば
寸止め、犬でいえば甘噛みのようなもので、これは「マジじゃないから
ね、本気にならないでね」という意思の表明である。北朝鮮は、アメリ
カが本気で反撃してくることを恐れ、これを避けようとしたので、失敗
と紙一重の無様な打ち上げをすることになってしまったのだろう。北朝
鮮の金正恩は、トランプ米大統領をそれほど恐れていたということであ
る。

では、金正恩はなぜトランプ米大統領をそれほど恐れたのか。――それ
は、この人物がカッとなると何をしでかすか分からない、直情径行型の
性格の持ち主だと見なしたからである。アメリカの精神科医の用語を使
えば、トランプ米大統領が「自己愛性人格障害」(NPD)だというこ
とを、金正恩は見抜いていた。

金正恩がなぜそれを見抜くことができたのかといえば、それは、金正恩
自身がトランプと同類の性格、つまりNPDだからである。彼が党委員
長の座に座ってから、次々と周りの党幹部を粛清し抹殺したのも、やは
りNPDのなせる業である。

さて、NPD同士の対決は、寸止めの組手、甘噛みのじゃれ合いに始
まって、どこに行きつくのか。キ●●●に刃物、どちらのNPDも、冷
静な側近の諌止がなければ、とんでもないことをしでかしそうな気がす
る。
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 北のミサイル 失敗か、成功か | トップ | 諫早湾 干拓事業のアポリア »

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。