ささやんの天邪鬼 座右の迷言

世にはばかる名言をまな板にのせて、迷言を吐くエッセイ風のブログです。

安倍首相 憲法改正と北朝鮮問題

2017-05-05 14:18:35 | 日記
産経新聞の社説《北朝鮮をめぐる情勢は、日本にとって戦後最大の危機と
なりつつある 日本国民を守る視点を欠く憲法は一日も早く正そう》
(5月3日付)が、このタイトルそのままに、次のように主張しているこ
とは、きのうの本ブログで紹介した。

「核・弾道ミサイル戦力の強化に突き進む北朝鮮の脅威を前にして、明白
になったことがある。それは、憲法9条と前文が、日本の平和を保つ上で
役立たないという現実である。(中略)国民を守る視点を欠く憲法は一日
も早く正すべきだ。」

この件(くだり)を読み返していて、ふと思った。ここで言われている
「北朝鮮の脅威」は、安倍首相に代表される改憲派が(自らの主張にリア
リティーを与えるために)創り出したフィクションではないのか――。

一つ気になっていたことがある。これはアンチ安倍色の強いサイト「リテ
ラ」も強調していたことだが、トランプ米大統領が北朝鮮との対話路線へ
転換する柔軟な態度を示し始めているにもかかわらず、安倍首相が相変わ
らず「北朝鮮の脅威」にこだわり、これを声高に喧伝し続けていることで
ある。
たしかに、キ●●●染みたチキンレースは、今も繰り広げられている。ロ
シアのプーチンも、中国の習近平も、フィリピンのドゥテルテも「頭を冷
やせ!馬鹿なことは止めるべきだ」とアメリカに自制を求めている。その
なかで安倍首相だけが「行け、行け!もっとやれ!」と煽り立てている恰
好なのだ。これでは北朝鮮が日本を目の敵にして、「日本に核ミサイルを
ぶっ放すぞ」と言いたくなるのも当然である。

そこで、はたと思い当たった。「北朝鮮の脅威に、対抗措置を!」と喧伝
する安倍首相の強硬な姿勢は、自らの改憲の主張に説得力を持たせるため
の方便なのではないか、と。
憲法記念日の5月3日、安倍首相は憲法改正を求める集会にビデオメッセー
ジを寄せ、「2020年を新しい憲法が施行される年にしたい」と表明したと
いう。

米朝間の外交交渉が失敗に終わり、武力衝突が始まることを望んでいるの
は、実は安倍首相ではないか。そんな気がするこの頃である。
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2 コメント

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平和への道 (k)
2017-05-05 18:00:30
心配性なので、最近の北朝鮮に関するニュースには、本当に不安になります。平和に解決して欲しいと願うばかりです。

武力を持っていることが平和につながるのか、あるいは持たないことが平和につながるのか。たとえば、ある国でおそろしく戦争好きの独裁者が誕生して、いきなり侵略をしかけようとするときには、武力を持っているに越したことはないと思います。ただ、武力を持っていると、話し合いとある程度の妥協で解決できるような事案について、武力を持って制するという選択肢を採りかねない、という心配もあると思います。

結局は、どうなるか分からないというのが結論になってしまいます。ですが、上のような考えをもつ私には、北朝鮮の脅威を訴えられるほどに、武力の必要性を感じてしまいますね。私もうまく踊らされてしまっているのでしょうか。
コメントありがとうございました (ささやん)
2017-05-05 21:21:12
kさま

コメントありがとうございました。「戦争好きの独裁者」ということで、北の豚魔大王のことをお考えなのかと思いますが、「戦争好きの独裁者」が長い間国家のトップの座に座り続けることはできないと思います。「戦争好きの独裁者」に支配された国家も、長続きはしないと思います。「戦争好きの独裁者」が正気を失ってミサイルの乱射のようなことを始めたとしても、長い歴史の目で眺めれば、自分の首を絞めるだけです。たとえ乱射のとばっちりを受けるようなことがあったとしても、歴史がこの男を裁いてくれるでしょう。近視眼に陥らないことです。
なんて、悟りきったことを言ってみたいものですね。

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