ほたる

2017-05-20 | 日々のこと


エアコンなどないころの記憶は
蚊取り線香とうちわをあおぐ影が
縁側のまどろみにゆらいでいました。
けれどその後の記憶の一編にも姿を現すことなく
ほんとうに長く、忘れていた夏です。


一つひとつ欠けてゆく夏がすぎて今
四季の設えとは遥か遠くに暮らしています。
なんてことないオールシーズンOKですという
優れもののカーテンを洗濯機に放り込んで
少し気だるい午後の日差に
くすんだ日々も、一緒に放り込みながら。

けれども君が傍にあるころは
季節を暮らしていたような…
今日のような午後の日差しが数日続いた
わずかに汗ばむ夜の
そう、近くの水路に蛍が飛ぶ季節。

きっと、もうじき ^^


ジャンル:
その他
コメント   この記事についてブログを書く
« おくりもの | トップ | 募る想い »