あしたの夕方

なんてことない日々のなんてことないこと

絵を描く人になりたかった

2017-04-19 | 心象の風景
私は生きようとする命に囲まれた
生きようとする一つの命である
Schweitzer





「絵を描く人になりたかった…」
そんな打ち明け話を聞いて

それから過ぎた日の
少し遅くれてのぼる十六夜の月の夜でした。
ちいさな窓から差し込んできた光に
思い出したのは『絵のない絵本』
貧しい絵描きの青年に
窓辺の月が語りかける三十三夜の物語です。

月が語る物語は
どれも気に留める人もなく過ぎてゆく
忙しく生きる社会にとってはささいな
本当にささいな片隅の出来事です…
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