任侠ヘルパー第五話、
今回は彦一の過去と母子の再会に重点が置かれていて、
老老介護という問題提起がちょっと薄れてしまった感はありますが、
内容としてはとても良かったです。
老老介護、
高齢化社会の日本では今大きな問題なのだと思います。
高齢の妻が夫を、夫が妻を、介護している状況はとても多いと感じるし、
その介護疲れによる悲しいニュースがよく聞かれます。
老老介護に疲れて自殺未遂をした母親と28年ぶりに再会する彦一。
一目で母親と認めた彦一は、
自分と父親を捨てた母親に憎しみを露わにしていました。
「親子なのに」
「親子だからだろ」
離れ離れで生きてきた母と子の、それぞれの28年という人生がある。
その母を奪った男小沢に「何年連れ添ってきた?」と尋ねる彦一、
その答えは30年。
拳を震わせる彦一の心には母の30年と自分の28年があったことだろう。
彦一が目の前で見た母親は、
自分には何も言わず、自分から母親を奪っていった男を介護し尽くす女性の姿。
それも横暴なほどに命令口調の男に黙って従っている姿。
彦一にとっては悲しく、腹立たしく映っていたことだろう。
それでも、母親のことは気になって気になって仕方なかったはず。
母を激しくなじる言葉の裏に、
彦一の寂しさや母を慕う本当の気持ちが感じられました。
倒れた母親を背負って病院に走る彦一、
背負ってあれだけ走るのはそうとう体力がなければ無理ですよね。
鍛えているからこそですね、剛君。
それに、あれだけ叫べば声も枯れるでしょう。
母の話を涙をためて聞いていた彦一、
「ありがとう」と言われて、彦一の心は納得できたのですね。
施設に戻ると、小沢に母親を支えてくれてありがとうとお礼を言うだけでなく、
介護されているはずの小沢に母親をお願いしますと託すところに、
一人の女性としての母の幸せを認めている、大人の彦一がいました。
ここはやっぱり一番感情移入してしまいました。
これから一つ気になるのが、晶さん。
病気ではないかと不安を話す涼太の言葉を、
今回は自分のことでいっぱいで突き放してしまう彦一アニキでしたけど、
来週はそれがわかるみたいですね。
晶さんと彦一はお互い相容れないようで、一番わかりあえる存在になるのかも。
あれこれ詰め込まれていたのに、すごくいい内容になっていて、
脚本の力はすごいと改めて思った第五話でした。
エンドタイトルにあの妄想シーンが出てくるなんて素敵です。
彦一、最高にカッコイイ。
結局まとめられないままになってしまいましたね^^;
連日のテレビ報道を、とても悲しい気持ちで見ています。
今回は彦一の過去と母子の再会に重点が置かれていて、
老老介護という問題提起がちょっと薄れてしまった感はありますが、
内容としてはとても良かったです。
老老介護、
高齢化社会の日本では今大きな問題なのだと思います。
高齢の妻が夫を、夫が妻を、介護している状況はとても多いと感じるし、
その介護疲れによる悲しいニュースがよく聞かれます。
老老介護に疲れて自殺未遂をした母親と28年ぶりに再会する彦一。
一目で母親と認めた彦一は、
自分と父親を捨てた母親に憎しみを露わにしていました。
「親子なのに」
「親子だからだろ」
離れ離れで生きてきた母と子の、それぞれの28年という人生がある。
その母を奪った男小沢に「何年連れ添ってきた?」と尋ねる彦一、
その答えは30年。
拳を震わせる彦一の心には母の30年と自分の28年があったことだろう。
彦一が目の前で見た母親は、
自分には何も言わず、自分から母親を奪っていった男を介護し尽くす女性の姿。
それも横暴なほどに命令口調の男に黙って従っている姿。
彦一にとっては悲しく、腹立たしく映っていたことだろう。
それでも、母親のことは気になって気になって仕方なかったはず。
母を激しくなじる言葉の裏に、
彦一の寂しさや母を慕う本当の気持ちが感じられました。
倒れた母親を背負って病院に走る彦一、
背負ってあれだけ走るのはそうとう体力がなければ無理ですよね。
鍛えているからこそですね、剛君。
それに、あれだけ叫べば声も枯れるでしょう。
母の話を涙をためて聞いていた彦一、
「ありがとう」と言われて、彦一の心は納得できたのですね。
施設に戻ると、小沢に母親を支えてくれてありがとうとお礼を言うだけでなく、
介護されているはずの小沢に母親をお願いしますと託すところに、
一人の女性としての母の幸せを認めている、大人の彦一がいました。
ここはやっぱり一番感情移入してしまいました。
これから一つ気になるのが、晶さん。
病気ではないかと不安を話す涼太の言葉を、
今回は自分のことでいっぱいで突き放してしまう彦一アニキでしたけど、
来週はそれがわかるみたいですね。
晶さんと彦一はお互い相容れないようで、一番わかりあえる存在になるのかも。
あれこれ詰め込まれていたのに、すごくいい内容になっていて、
脚本の力はすごいと改めて思った第五話でした。
エンドタイトルにあの妄想シーンが出てくるなんて素敵です。
彦一、最高にカッコイイ。
結局まとめられないままになってしまいましたね^^;
連日のテレビ報道を、とても悲しい気持ちで見ています。