ひとりの時間

忙しい毎日の中でポケットに落ちるような一瞬は
自分のための大切なひとりの時間です

お雛様との再会

2009-03-14 21:28:30 | 日記
先週の父の引越しで見つけた私のお雛様・・・

ところが組み立て方がわからずに ちょっと放置


それがなんと!
今日のお昼に行った橙橙の入り口に同じものが展示してあってビックリ

そこでジッと観察してきて早速組み立ててみました



残念ながら、細かい部品がなくなっているし
三人官女のうち二人は行方不明だけど
お内裏様とお雛様はちゃんと無事でした
(小物もなくなっていますけど


今ではあまり見ないタイプのものだと思います


橙橙では「昭和30年代のお雛様だと紹介してありました。
私は40年代生まれで、このお雛様はなんと50年以上も経っています
アンティーク??ていうの?


父の話では、四国の田舎の貧乏百姓の子として生まれた祖父は
中学校もちゃんと出れずに読み書きもあまり良くできなかったそうで
飯塚の炭鉱夫として働きながら祖母と父達6人の子どもを育てたそうです。
そして長男である父に生まれた長女のために
このお雛様を調達してきてくれたのだそうです

私が小学校のときに亡くなった祖父は
とっても穏やかで物静かで優しい人でした。
離婚した母も祖父のことは好きだったそうです。

祖父がどこでどんな思いでこのお雛様を手に入れたのか・・・

それを想うと、またこのお雛様に会えて良かった

お雛様の話になると、家でも職場でも
いつもこのお雛様のことを話題に出していたような気がします。
父の家の押入れの奥深くで20年ほど眠っていたお雛様・・・

今、我が家には祖父が孫の私に買ってくれたお雛様と
父が孫のムスメに買ってくれたお雛様の二代がいます。
 
大きさは全然違うけど想いの大きさや重さは一緒です


今年は初めて行った美容院で劇的な占いを読んで以来
いろんなことがあって、まさに占い通りに進んでいて気持ち悪いくらいでしたが
このお雛様に再会できて また勇気がわいてきました










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