ゆりの木歯科医院通信

東京都文京区千駄木のゆりの木歯科医院での取り組み
「元気」「きれい」になるためにやっていることなど

神経のない変色歯の漂白

2016年11月25日 | 白い歯・審美歯科
歯髄(歯の内部にある神経)を失った歯は、徐々に茶系色に変色してゆくことが多いです。




中央2本の歯が変色していますね。

このような場合、色調を元に戻す方法がいくつかあります。

1 表面をわずかに削り、ラミネートベニアを接着する。(自費)
  
   ラミネートベニアは、つけ爪のようなものですが、歯をあまり削らずに色調変更ができます。
   強度が弱く、割れやすい欠点があります。

2 歯全体を削り、セラミッククラウン等を被せる。(自費・保険の場合はレジン前装冠等)

   全体を被覆すれば、強度もあり色調も容易に変更ができます。
   しかし、歯を多く削る必要が出てきますし、接着面からの虫歯の心配もあります。

3 歯の内部に漂白剤を入れ、色調を戻す。(自費)

  過去に神経を取る際に削った部分を利用して、内部に漂白剤を挿入して色調を変えてゆきます。
  歯をほとんど削らないという大きなメリットがありますが、2週間~1か月ほどかかります。
  また数年後に後戻りすることもあります。


今回、この歯の患者様が選択したのは、 3の漂白(ブリーチ)でした。

「歯を削りたくない。」からです。


施術後。(1か月後)





中央2本の変色歯は、自然な色調に戻っています。



今後は、全体のホワイトニングをご希望されていたので、ホームホワイトニングをされることになりました。

これは、漂白した歯の後戻り防止にも有効です。


歯を白くする場合、上記以外にも複数の方法があります。

患者様の求めている事、口腔内の条件、費用、時間、などを考慮して

長期的に(重要!その場だけではだめ~)ご本人にとって、歯にとって最善の方法で施術するようにしています。


ご相談はお気軽にどうぞ(*^▽^*)


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