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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

2014年4月の惑星 火星・木星・土星がみえま~す

2014-03-31 21:23:08 | 惑星・天体ニュース

   3月は朝は水星と金星、夕方以降に木星、火星、土星と惑星が結構賑やかに見られましたが、ご覧になれましたか?私は、残念ながら朝の惑星は見逃しました。「春眠暁を覚えず」なんて言って、実は春以外でも早起きできない私です(笑)

   そんな中、少なくとも水星は朝から夕方に移動をはじめてくれます。さて、4月はどんな惑星が楽しめるか、いつものように順に見ていきましょう。

   水星:4月始めはまだ朝の東空低くにいますが、春になって低い空では見にくいので諦めましょう。5月下旬になると夕空で見やすくなります。待ちましょう。

   金星:9月までは朝の東空に頑張っています。朝起きの方が日の出前の東空に明るい星をみつけたら、それは金星でキマリです!

   火星:春の大曲線の南端の星・スピカのそばで赤い顔で目立っているのが火星です。肉眼で見つけられます。4月14日、地球に最接近なので、今が1番明るいで~す。火星は2年2か月に1回地球に近づきますよ。

   木星:冬の大三角の上に位置するふたご座の中に明るく輝いています。でも、春の訪れで夜8時過ぎるともう西空に横倒しになって高度を下げて沈んで行くので、見るなら今の内です。それにしても、木星は火星に比べ大きさが俄然大きいので、近くなった火星と比べても明るさが半端なく明るいです!
      まだまだ、しっかり楽しめますよ。冬の星座であるオリオン座や冬の大三角をまず見つけてみましょう。その中で、ひと際明るいのが木星です!
というより、木星が見つかって、そのあたりを見たらオリオン座や冬の大三角がみつかるという順序の方が正しいかもしれません。

   土星:どんどん見えやすくなってきています。火星が春の大曲線のスピカのそばで見つけられたら、スピカを挟んで、火星の反対側を探すとみつかります。ただ、時間によって、星の位置の印象が変わるので、場所は国立天文台の「今日のほしぞら」サイトなどを参考にして調べて下さいね。

   さて、惑星は金星が朝、火星・木星・土星が夜見られる今月ですが、もうひとつ見るべきものが4月15日の月食です(東日本のみ)。ただし、「月出帯食」と言って、上が少し欠けた状態で満月が出てきて、まだ低い位置にいる間に満月に戻ります。月の出が18時14分。18時33分ころには満月になってしまうので、東に開けた場所をみつけておかないとみられません。

   ハワイ付近では皆既月食となるそうなので、ハワイに行きますか?
   実は、ハワイに行かなくても今年は10月8日に日本全国で皆既月食が楽しめそうなので、待ちましょうね~(笑)



   

  
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